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スペイン旅行最大の敵は気候!スペインで快適に過ごすための必需品たち

こんにちは、しえです!いつもご覧いただきありがとうございます!

毎日暑い日が続きますね。先日、大阪で開催されたレアル・ソシエダ対ガンバ大阪の親善試合を観に行って来ましたが、暑くて死にそうでした。

日本の夏でやっかいなのは湿気ですね。ソシエダのマスコットキャラクターの中に入っている人の身の安全を心配してしまいましたが、元気にスタジアムの外でも中でも動き回っていました。お給料を倍にしてあげてほしい。

対してスペインの夏。暑いことは暑いですが、気温より乾燥がひどい。スペイン旅行や留学に出かけると、お肌や髪の毛へのダメージをひしひしと感じます。あの土地で日本と同じようなケアをしていると、お肌が、体がズタボロになります。

そこで今回は、スペイン旅行の際に体へのダメージを減らすべく私が必ず持っていくものをご紹介します!バモス!

スペインの気候

これは9月。空は真っ青の快晴です

気候の良い国として知られるスペイン。地方にもよりますが全体的に緩やかに四季があり、冬はしっかり寒く夏は暑い国です。

春と秋は短く、あっという間に終わります。日本も春、秋が消滅しかけているなと感じることがありますがスペインはもっと短い。

・春は3月から4月上旬
・夏は4月下旬から9月末
・秋は10月
・冬11月から2月

といった感じ。朝晩と昼間太陽が出ている時間の気温差が激しく、真夏であっても夜になるとほんのり肌寒さを感じることも多いです。さすが太陽の国。

特にアンダルシアの夏は、他の地方に比べて太陽が近いんじゃないか?と感じるほど。直射日光に当たると「肌が焦げている」と感じるのはスペインの夏の特徴です。

その昔、アンダルシア州のコルドバで街中にある温度計で49℃と表示されているのを目撃しました。20年近く前のことなので、多分今の方が暑い。

スペインは湿度の低い国

奥の方、乾燥してカラカラ

日差しはスペインの人々も警戒しているので街の中に日陰が多くあり、日陰に入りさえすれば結構涼しい。日本のように灼熱の中、さらに生暖かい風で苦しむことは少なく日陰のテラス席は爽やかに過ごせます。

スペインの夏が気温で見るよりも過ごしやすく感じるのは、湿度が低いため。

もちろん地域差があり、海に近い影響でバルセロナやマラガのように湿度が高めのエリアもありますが、日本よりは低めです。

湿度が低い夏は羨ましくも感じますが、乾燥した空気と強い日差しのせいで毎年スペインのどこかで山火事が起こるほど。2023年にはカナリヤ諸島やバレンシア州で乾燥と日差しが引き起こす大規模な山火事が発生しました。

雨の日がほとんどないスペインの夏は、干ばつも大きな問題となります。カタルーニャ州では今年の2月に既に水不足となり、水の使用に制限がかけられました。

日本ほど冬の間に雪も降らない、夏は雨も振らないスペインでは大地が乾燥するのは当然ですよね。

甘く見ると大変!スペインの空気

食べるものあるの?

スペイン旅行の際、夏も冬も関係なく警戒すべきは空気の乾燥です。これを甘く見ると、小さな不調が続き旅行をしっかりと楽しめなくなってしまいます。

スペインの乾燥が引き起こす小さな不調

乾燥からは逃れることができません。日本の湿気は辛いですが、それと真逆の乾燥しすぎもかなり辛い。スペインの気候で起こる小さな不調は以下の通り。

  • 唇が切れる

  • 喉が痛くなる

  • 鼻の皮がむける

  • 鼻の中が切れる

  • 目が乾く

  • 肌トラブルが起こる

  • 頭皮が荒れてくる

  • 髪の毛がパサパサになる

  • 手のひらが荒れる

  • ひじ、ひざが痒くなる

など。ひとつひとつは小さな事ですが、ケアをしないと不快感をずっと抱えたまま旅行をすることになってしまいます。

特に女性はお肌のケアを怠るとあっという間にカサカサに!こんな恐ろしいことある?日本でどれだけお肌のケアをしてしても、スペインに行ったらあっという間にガッサガサ。

私はお肌がかなり強い方なのですが、それでも通常より気を付けてケアをしていないと一気に肌トラブルが起こります。

水にも原因がある

バスクは水道代が高いらしい

乾燥とともにトラブルの原因となるのがスペインの水。スペインは世界でも数少ない水道水の飲める国で、日本の水道水と同じように使用できます。お茶を飲むのも、歯磨きをするのも普通に水道水で大丈夫。

しかし、スペインの多くの地域で水道から出てくる水は硬水、もしくは超硬水と呼ばれる種類のもの。特に南のアンダルシア地方の水道水は超硬水のエリアが多く、この硬水が肌に悪影響を及ぼすとされています。

飲むのには問題はない硬水ですが、肌や髪へのダメージを与える可能性は大。スペインの女性も硬水が肌に良くないということを気にして、拭き取り型のメイク落としを使う人が多いんだそうです。硬水を使い続けると毛穴が詰まるうえ、髪の毛がパサパサになるらしい。ひぇ。

スペインの気候から体を守る必需品

緑は手入れがされています

スペインでお風呂に入ると髪の毛がキシキシになると思っていましたが、乾燥でだけでなく水にも原因がありました。

空気と水、これはもう避けられません。それでも私はスペインに行く。けれど、可能な限りのケアはしたい。快適に滞在を楽しむためにも小さな不調も起こしたくない。そこで私が必ず持っていく必需品をご紹介します。

リップクリーム

これを忘れると悲惨なことになります。スペインにももちろん売っていますが、日本で購入するほうが安いし高品質。特に保湿に特化したものと、切れてしまった時にケアする薬用のものを2つ持って行きます。

加湿器

季節が春だろうが夏だろうが、必ず小さい加湿器を持参します。ホテルに滞在する時は四六時中つけっぱなし。

最初はタオルを濡らして加湿しようとしていましたが、次の日起きたらタオルがカッピカピに乾いていたので恐ろしくなって加湿器に切り替えました。

マスク

街中では付けませんが、夜はマスクを推奨します。特にぬれマスク系。これがないと、次の日の朝喉がガラガラです。耳が痛くなりにくい就寝用がおすすめです。

ワセリン

ワセリンも絶対に持っていきます。万が一忘れたら現地調達か、空港で購入します。ワセリンは鼻周りや鼻の中の保湿に使います。これがないと鼻の中が切れたり、皮がむけたりする。男女問わず必需品です。

シートマスク

夜、寝る前にはシートマスクで保湿を。日本にいる時は気が向いた時に使うくらいですが、スペイン滞在中は2日に1回、乾燥がひどい!と感じる時は毎晩使います。

高保湿の基礎化粧品

基礎化粧品類は普段のものより保湿に特化したものを持ち込みます。値段どうこうではなく、とにかく保湿力が高く、肌に合うものを。さっぱり系の化粧水なんか使っていてはスペインの乾燥に太刀打ちできません。

化粧水、乳液のあとは必ずこってり系のクリームで蓋をします。ベタベタするのは嫌ですが、そうでもしないとほっぺたの皮がむけるからです。

ボディクリーム

種類は何でもいいですが、「うるおい」「保湿」と書かれたボディクリームも欠かせません。現地でシャワーを浴びたらすぐに、全身に使います。特に肘、膝裏など放っておくと乾燥によりカサカサ、痒くなることも。

ヘアトリートメント

ヘアトリートメントも持っていくことを強くおすすめします。スペインに行くと必ず髪の毛がキシキシになる。シャンプーやリンスが悪いのか?と思っていましたが、犯人は水です。

水に触れることは避けられませんので、せめてケアをしなければあっという間に頭が鳥の巣です。

ヘアオイル

洗い流さないタイプのヘアオイルも持参します。私は普段からパサパサになりやすい髪質なのですが、スペインに行くと段違いにパサパサになるのでオイルでなんとかしのぎます。

ヘアキャップ

ダメ押しでヘアキャップも持っていきます。スペインの空気から髪の毛と頭皮を守りたい。夜、ホテルにいる間は被ります。スペインへ行くのは止められませんが、スペインの乾燥した空気は大嫌いです。

コンタクトレンズ用の目薬

これはコンタクトをしている人に限りますが、レンズをしたままでも使える目薬はぜひ持って行ってください。いつもより早くコンタクトがゴロゴロしてくる気がする。これもおそらく乾燥のせい。

スペイン旅行最大の敵は乾燥

水を運ぶためにこんなのも作る

お肌や体を攻撃してくるスペインの乾燥した空気。

対策を取っておけばなんとか日本と同じように過ごせますが、丸腰で訪れてしまうと必ず不調が訪れます。あの国の空気に耐えるためには、外側からのケアをするしかありません。

夏、お休みを取ってスペイン旅行をされる幸運な方が増える時期かと思いますが、ぜひ乾燥対策を!¡Buen viaje!

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