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営業という仕事から教わった、人として大事なこと

僕は社会人から一貫して営業という仕事に関わってきました。
学生の頃から「営業」という仕事は成長するためには経験しなければいけない道だと感じていたし、実際に営業を通じてたくさんのことを学ばせて頂きました。

ただ、この職種に対して誇りを持っているが故に、営業という仕事に対してプロ意識を持っていない人や、そもそも営業に対してのイメージを良いと思っていない人がいると残念に感じます。

そこで実際に、僕は営業として当たり前の意識でやっていたことを、できていない人に対して気づきを与えられればと思って、今回記事を書こうと思いました。

時間・約束を守ることは信頼関係を築く上でもっとも基本的なこと

プライベートで付き合っている友人の中には、時間にいつも遅れる、約束を守らない、という人が意外と多くて、正直びっくりすることがあります

今はLINEとかの通信手段があるので、「電車遅れたから5分遅刻する」とかっていうメッセージを平気で送ってOKという感じになります。

正直、数分程度遅れることに自体に対しては影響ないかもしれませんが、そのスタンスは大きな問題だと感じています。

人を待たせるということは「相手の時間よりも自分の時間の方が価値が高い」ということを明示している行為だと思います。
約束を破ることについてはなおさらです。よほどのことがない限りリスケやキャンセルはやめた方がいいです。

また経営者クラスの人はスピードにも敏感で、送ったメールに対しての返信は即日対応、が当たり前だったりします。

この点についてもLINEで来た返信を3日後に返す。ということに
僕は、「なんで??」と思ってしまいます。

1日もLINEを見ない日って普通ないよなあ〜。ってことは来ていることには気づいているけど、あえて既読しないようにしているんだろうな。。っていう風に判断されますね。

それなのでこの点についても、スタンプでもなんでもアクションを取った方がいいと思っています(もしそれでも優先度が低ければそもそもメッセージしない方がいいです)

人は見た目が9割。初対面は相手の外見で判断する

また初対面の人と接する機会が多い以上、相手が不快に思う服装や状態は避けることが大事です。

相手が不快に思う服装とはPTOに合っていない服装や奇抜な服装です。
本人がおしゃれ、と思っていたとしても相手はそう思っていないケースもあります。

服装についてさらに追求すると、ブランドや値段よりもその人にフィットしたサイズか、上下の服装の色のバランスに違和感がないか?そういうことを意識することが大事です。

服装以外にも体型や肌の状態など、その人の普段の生活習慣がわかってしまうようなところも整えていくことも、営業をプロとしてやっていくのであれば基本になります。めっちゃ太っているモデルとか、肌が荒れまくっているビューティアドバイザーが売れるか?って考えるといいと思います。

相手が「この人信用できそうだな」と思ってもらうことが営業にとっては一番大事なことなので、そう思えるような見た目を意識したいところです。

アフターフォロー・お礼、ちょっとした手間をするだけで全然違う

訪問した後に商談のお礼の連絡をする、商談してから1週間後に検討の状況を聞く、そういうマメなフォローが大事です。

逆にそれをしないと、あなたという存在を忘れ去られます。

これは営業に限らず、例えば好きな人とご飯に行った後も、その日のお礼の連絡が来たら受けた側は嫌な気はしないと思います。

自分の印象を相手に残す、好意を持ってもらうためには相手にそれが伝わる自分作りをすることが大事です。相手がOOしたらっていう受け身のスタンスは仕掛けられる側の発言です。ぜひ、自分から仕掛けていきましょう!笑

(番外編)飲み会についての振る舞い

また幹事をする際にも営業力が活きてきます。OOができていると、仕事ができるな〜〜と思ってもらえます。例えばこんな感じです。

・飲み会のリマインドを2回送る(予約確定時、前日の夜)
:場所、お店の名前、URL、どんなお店?、グーグルマップの地図    
・予約人数は10人超えるようだったら1~2名少なめで予約する(ドタキャンある可能性が高いので)  
・2次会のお店の候補を抑えておく(すでに予約するケースもあり)
・精算は事前徴収もしくは、次の日に送ること

また、これは女性との食事の際ですが、僕は基本的に食事は男性が全て支払うものだと思っていますが、その前提で、化粧室に入っている時に精算をしておくと、スマートです。相手に気を遣わせない気配りは結構大事だと思います。

共通している点は相手に対する思いやり

今まで述べて来たことを一つに集約すると相手の立場に立てるか?ということです。相手に不快を与えない、気遣いする、というのは相手がこれをやったらどう思うだろう?という起点から書いています。

つまり営業の本質はいかに相手を思いやれるか?だと感じています。

それができないとゴリ押しで営業したり、相手に刺さらない話ばっかりしてしまい、売れない人間になってしまいます。

僕自身も営業をしている中で先輩に色々と指摘されたり、振る舞いを見て学んで来たことがあります。

特に幹事がめちゃくちゃ苦手で、新卒から3年目くらいまでは毎回幹事をやるたびに説教されていました。

とはいえやっていくと慣れるし、大事なポイントも掴めてきます。

30代でこれらを知らないでいると怒られるというより、もはやスルーされるレベルになってきます。ので、20代で色々と失敗しながら学んでいくことが大事だと思っています。








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