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合気道

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#相手

三つ目の段階

三つ目の段階

「武術」「武道」と聞くと

「身体能力に関係ない」
「男女関係ない」 

というのはある意味お決まりで言われることですよね。

私は大学時代にそこに魅力を感じで合気道部に入りましたし。

とはいえ

「身体能力に関係ない」
「男女関係ない」 

とは何を根拠にそう言っているのか、という具体的な話をしようとするとちょっと難しい。

格闘技だって運動が苦手な人も練習を積み重ねていけば強くなっていくし、

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合気道で“突き“を練習する理由

合気道で“突き“を練習する理由

合気道の技をする時に私が重要だと思うのは

“いかに相手にエネルギーを伝えるのか“

ということ。

合気道の技を見ると、

・相手の腕を掴み崩す技(一ヶ条〜四ヶ条、四方投げ、小手返し、肘絞め)
・直接体幹を崩す技(入身投げ)
・掴まれた腕を利用して投げる技(天地投げ)

に分かれます。

こう見ると相手の腕を掴んで投げる技の比率が多いですね。

武器を持った相手と対峙することを前提としているから

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なぜ関節を極めるのか

なぜ関節を極めるのか

「関節技」

という言葉を聞くと「腕十字ひしぎ」などを思い浮かべる方は多いかもしれません。

「関節の可動域の限界を超えるまで力を加えて破壊する」

これが一般的な「関節技」のイメージではないでしょうか。

この文脈から考える「関節技」とは足首、膝、肩、肘、手首の関節を破壊する技、ということになります。

では「合気道」における「関節技」で「相手の関節を破壊する」というイメージは繋がらないかと思い

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