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発売直後から話題沸騰‼ 結城真一郎『難問の多い料理店』の魅力をまとめてご紹介(7/23最終更新)

前作『#真相をお話しします』が大ヒットとなった結城真一郎さんによる待望の新刊『難問の多い料理店』。6月26日に発売となった今作を、皆様すでにお買い求めいただけましたでしょうか。

今年3月に発売決定の告知を行った直後から、書店員さんの読みたいという声が殺到。全国各地の書店員さんから、異例の50件を超えるアツい感想をいただきました。

そんな今作の魅力を、もっと多くの方に知っていただきたい! ということでこのnoteでは、『難問の多い料理店』にまつわる関連情報を一挙にまとめてご紹介いたします。インタビューなどが公開され次第、このnoteに随時追加していきますので、どうぞ最後までお見逃しなく。

装丁:川谷康久 装画:ハチナナ



あらすじ

ビーバーイーツ配達員として日銭を稼ぐ大学生の僕は、注文を受けて向かった怪しげなレストランで、オーナーシェフと出会う。彼は虚空のような暗い瞳で、「お願いがあるんだけど。報酬は一万円」と、噓みたいな儲け話を提案し、あろうことか僕はそれに乗ってしまった。そして気づいた。

どうやらこの店は「ある手法」で探偵業も担っているらしいと。

空室に届き続ける置き配、火災現場に突入した謎の人物、なぜか指のない轢死体……。オーナーはどんな難問も華麗に解いてしまう。そして、配達員にこう伝えるのだ。

――「もし口外したら、命はない」

デザイン/川谷康久


目次

第一話「転んでもただでは起きないふわ玉豆苗スープ事件」
第二話「おしどり夫婦のガリバタチキンスープ事件」
第三話「ままならぬ世のオニオントマトスープ事件」
第四話「異常値レベルの具だくさんユッケジャンスープ事件」
第五話「悪霊退散手羽元サムゲタン風スープ事件」
第六話「知らぬが仏のワンタンコチュジャンスープ事件」

第一話は『本格王2023』、第五話は『本格王2024』に選出された、本格ミステリ界隈でもお墨付きの一冊です!

デザイン/川谷康久


第一話試し読み

『本格王2023』にも選出された、ミステリ愛好家もお墨付きの第一話「転んでもただでは起きないふわ玉豆苗スープ事件」をnoteとKindleなどの電子書籍で丸ごと公開中!!

あなたは、住宅街の一角にあるアパートの火災現場からあらわれた、謎の焼死体の正体を見破ることができるか。30分で読める王道本格ミステリに、皆様ぜひ挑戦してみてください。


紹介動画

小説紹介系Tiktokerの第一線を走るけんごさんに、『難問の多い料理店』をご紹介いただきました。動画中にも登場する「指無しの轢死体の謎」は作中の第二話「おしどり夫婦のガリバタチキンスープ事件」でどうぞお楽しみ下さい。

@kengo_book

#PR あまりにも不可解なこの事件。真相はまさかのところに繋がっていてーー。 『難問の多い料理店』の紹介です📚 #小説 #小説紹介 #本の紹介 #おすすめの本

♬ オリジナル楽曲 - けんご📚小説紹介 - けんご📚小説紹介


俳優・南沢奈央さんとのネタバレトークイベント

『難問の多い料理店』の刊行を記念して、『#真相をお話しします』で帯文をお寄せいただいた小説好きの俳優・南沢奈央さんとのトークイベントが決定! ミステリの組み立て方について、『難問の多い料理店』のネタバレを挟みつつ、とことん語り合っていただきます。

開催日時は 2024年7月31日(水)19:30~20:40(19:00開場)、場所は東京・神保町にある集英社アネックスビルの予定です。集英社の社内に入れるのは案外貴重な体験なので、この機会にぜひお気軽にお申し込みください。

さらに、会場で参加いただいた方から抽選で10名に、結城さんと南沢さんのサインが入った激レアな『難問の多い料理店』のプルーフが当たります。「小説は好きだけれど作家のイベントへは行ったことがなくて……」という方にもオススメできる内容です!

・対面参加の申し込み

・オンライン参加の申し込み


推薦コメント

発売前に『難問の多い料理店』をお読みくださった書店員さんから、アツい感想が殺到!! その一部を抜粋して、皆様にお届けします!


目の付け所が結城真一郎。まさかこんな安楽椅子探偵が誕生するだなんて!
「#真相をお話しします」でもリアリティのある『今この時代だからこそ』のミステリを楽しませてもらいましたが、今作も本当にどれも「うわーーーー!そーきたかー!」と唸るものばかりで大変美味しく、ミステリ腹が満たされました。こちらおかわりは。続編はあるでしょうか。
満たされたところですが続編があると嬉しいです。
――田村書店 吹田さんくす店 村上望美さん


この今だかつてない終わり方にただただ、何とかして!と叫びたい。オーナーシェフの魔力にどんどん吸い込まれていく。今まで味わったことがない感覚にデリバリー配達員とともに、翻弄されて、なすすべがない。そうだったのかと思ったのもつかの間、自分の中での難問はどこまでも続く。それでもこの罪作りな料理店の営業を心待ちにしてしまう。
――ジュンク堂書店 滋賀草津店 山中真理さん


配達員が出てくる時点で、今どきの設定だなあ、と思ったら、謎解きの型がユニーク過ぎて最高でした。それぞれの短編の意外性もさることながら、最終話の真相にまたびっくり。ところどころ感じていた違和感を見事回収しています。安楽椅子探偵の新手だと思っていたら、それだけでは終わらないところが上手いですね。
――啓文社 岡山本店 三島政幸さん


「犯人がわかった!謎が解けた! と思った時、騙されていた」
 
オードブルからメインディッシュまで十分堪能させていただきました。読者の心をくすぐるミスリードの数々と伏線の回収は、今回も結城先生独特の味付けでした。最後の最後まで騙され続ける快感も一緒に味わって欲しい傑作です。
――谷島屋 パルシェ店 小川誠一さん


めちゃめちゃ面白い!ここ最近読んだミステリの中で最高に面白かった!
でも何がどう面白いかを説明するのがすごく難しく、もどかしい…とにかく読んでみて!としか言えない。 1冊の本を読むのに、こんなにワクワクしたりドキドキしたりハラハラしたりビックリしたりキョトンとしたり…と、感情の変化が忙しい本はいまだかつてあったのだろうか…と。ひとつ言えるのは、令和の時代の探偵ものの定型がひとつここに誕生したんじゃないかということです。
――紀伊國屋書店 加古川店 吉田奈津子さん


結城真一郎×TAIGA スペシャル対談

6月28日掲載 集英社文芸ステーション
構成:円堂都司昭さん


インタビュー

6月20日掲載 「青春と読書」7月号
インタビュアー:吉田大助さん

6月26日掲載 好書好日
インタビュアー:清繭子さん

6月27日発売 「小説幻冬」7月号
インタビュアー:瀧井朝世さん

6月28日発売 「週刊ポスト」7月12日号

6月28日掲載 「週プレNEWS」

7月7日掲載 「リアルサウンド ブック」
インタビュアー:杉江松恋さん

7月9日発売 「女性自身」7月23日・30日合併号


レビュー

6月25日掲載 本の雑誌WEB「高坂浩一の新刊番台」

6月26日掲載 ダ・ヴィンチWEB
レビュアー:宿木雪樹さん

7月10日掲載 本の雑誌WEB「今週はこれを読め! ミステリー編」
レビュアー:杉江松恋さん

7月18日掲載 リアルサウンド「道玄坂上ミステリ監視塔 2024年6月」
レビュアー:酒井貞道さん

7月18日発売 週刊文春「文春図書館」
レビュアー:千街晶之さん

7月21日発売 産経新聞
レビュアー:河原潤子さん


本書のために作成した広告類

・B2サイズ縦ポスター

・A4サイズ店頭用パネル

・書店店頭用POP

・しおり(一部書店の店頭で配布しております)


書誌情報/著者略歴

『難問の多い料理店』
著者:結城真一郎
2024年6月26日発売/1,870円(税込)
352ページ/四六判仮フランス装
装画:ハチナナ 装丁:川谷康久
ISBN:978-4-08-771870-6

◉著者略歴
結城真一郎(ゆうき・しんいちろう)
1991年、神奈川県生まれ。東京大学法学部卒業。2018年『名もなき星の哀歌』で第5回新潮ミステリー大賞を受賞してデビュー。2021年「#拡散希望」で日本推理作家協会賞(短編部門)を受賞。「#拡散希望」を収録した『#真相をお話しします』で、2023年本屋大賞ノミネート。その他の著書に『プロジェクト・インソムニア』『救国ゲーム』がある。

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