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治川しう
2022年9月5日 22:42
黒い服着て街を歩いて 影に隠れて光を覗いた眩しすぎる此の先の道は 白く染まって何も見えない石につまずき心は散った ひらりひらりと彷徨う体取り戻したく手を伸ばすけれど 嘲笑いながら飛んでったひゅるる ひゅる ひゅるりらひゅるる ひゅる ひゅるりら白いシャツ着てビルを見上げて 時計眺めて其の刻を待った流
2022年9月4日 22:06
どれが本当の私か なんて分からぬまま 大人になってこれが本当の私だなんて言い切れぬまま 今に至るずっと考えてきたことなんていつかは解決するなんて悩んできたもんバカみたいにわかったもんなんかありゃしません深夜一時 街は寝静まって夜更けと夜明けの狭間 何かに怯えて 空を睨むどれが本当の姿かなんて分からぬまま 大人になってこれが本当の姿だなんて言い切れぬまま この先も
2022年8月23日 18:24
どうでもいいことばっかこだわって肝心なことには知らん顔傷つくことが怖いから ちょっとの勇気も捨てました寂しがり屋のフリをして 他人の気を引いてみるけど 誰1人とも釣れず泣く鳴く無く明日の今頃はこの体を脱ぎ捨ててマトモな夢をみる目玉が欲しいのです見た目ばかりにこだわって肝心な中身はもぬけの殻愛し方を知らないので ちょっとの希望も捨てました思い切って踏み出した足は空を切っ
2021年8月30日 22:09
どうしようもない夜に思い浮かんだのは君だった過ぎた時間は戻らないのに僕の手元には何もない今まで生きた印が今までやってきた印が何一つ見えてこない絶望と 焦燥と 諦念のそんな夜に思い浮かんだのは君だった君のことはよく知らない君が誰なのか思い出せないずっとそばにいたようなそんな気がする たった一人の君を忘れてしまいたいと思った消してしまいたいと思ったでも、
2021年8月29日 20:29
今日の晩御飯は栗ご飯ほくほく あつあつの 栗ご飯まだまだ都会は暑いけどツクツクボウシの鳴く声が夏の終わりを告げている今日の晩御飯は栗ご飯ほくほく あつあつの 栗ご飯白いお米を染め上げて黄色の宝石で飾り付けすぐに街中も染めていきまた季節が変わるでしょう今日の晩御飯は栗ご飯ほくほく あつあつの 栗ご飯次はいつ食べれるかな
2021年8月28日 21:15
手の中に飴玉が一つ昨日の帰りに買ったもの電車の中で女の子がお母さんにねだっていたもの手の中に飴玉が一つ私には簡単に手に入るもの昨日出会った女の子は嬉しそうに食べていた手の中に飴玉が一つ口に放って食べてみるあの子が食べた飴玉はもっと甘い香りがしていたのにあの子が食べた飴玉といったい何が違うんだろう口に広がるレモンの飴はどこか懐かしい味がした
2021年8月26日 23:24
何をやってるんだろう 何がしたいんだろうわからない わからない わからない意味を捜し求めたいつだって不公平で 終われは単純ででもまた忘れた頃にひょっこりと 憎いあいつが頭を出す自分ってなんだろう 他人ってなんだろう埋まらない 埋まらない 埋まらない距離を測り続けたいつだって傲慢で傷つくって分かってるのに寂しい悲しい独りぼっちは繋がりを求めて手を伸ばすだから
2021年8月25日 21:53
春夏秋冬行先 暗い未来産まれた木曜雨が降る 潔めよ左右 北 西 東太陽 月が昇る夢醒め よく似た景色嫌い 嫌い 嫌いな顔遠くへ たったったったったら君はもういないのかい?遠くへ たったったったったら僕はまだ此処にいるよ冬秋夏春花枯れ 夕暮れふかした煙がゆら ゆら 消えていく遠くへ たったったったったら君はもういったのかい?遠くへ たったったったったら僕
2021年8月25日 19:25
足元に在ったのはやさしくて暖かい眩しすぎるほどの燈。ボストンバック片手の今の私では到底叶わない焦がれるほどの燈。他人を裏切り自分を信じれず一体これから何処へ行こう足元に在ったのはやさしくて暖かい眩しすぎるほどの燈。いつか私も あの燈の一つになれたらいいなとボストンバックを持ち直し別れを告げた燈。
2021年8月24日 15:45
使い残した夜が明けてもきっとあの日は戻らないわ使い古した時計の針が今宵もチクタク鳴り響いてる使い残した命を賭してもきっとあなたは還らないわ使い古した時計の鐘が嘲笑うように鳴り響いている
2021年8月22日 11:11
塗り絵を1枚渡されて 色を塗っていた枠からはみ出すクレヨンは 汚いと嫌われる綺麗な色をしていても それはダメみたいだ枠の中で生きていくなんてそんな器用なこと出来ないよひとりは寂しいなんて誰が言ったのこんなに素敵な事は無いのにだからもっと言ってよ 僕の陰口それさえあれば生きてゆけるからちょっとだけ だけど 僕を見ててね認められなくたっていいのさまた色を塗ろう 今度は慎重に