田淵章仁

京都の御所南でレストランLUDENSの オーナーシェフをしております。 どうぞ宜しくお…

田淵章仁

京都の御所南でレストランLUDENSの オーナーシェフをしております。 どうぞ宜しくお願い致します。

最近の記事

料理に対する自身の考え方や創作の哲学2号

兎に角、僕は中々一つの事を続ける事が出来ない 性質なのか、コンプレックスの塊を抱きつつ青春時代を過ごした事もあり、一つ料理との出会に幸せを噛み締めて日々過ごしてました。 ◾️この頃サーフィンに出会い、忙しい合間を縫って海に通ってました。 海に行くついでに生産者さんに会いに行ったり 鰻の養殖場見学に行ったりしてましたねー。 当時は先輩からの当たりも強く、心が折れそうな時もありましたが、基本的な料理の技術とイタリア料理の文化や歴史的背景等を勉強し、賄い等でテストを繰り返してま

    • 料理に対する自身の考え方や創作の哲学1号

      --料理の基礎と怪我の復帰から間も無く働き始めたので最初の一年は本当に大変でしたが、 料理を学ぶ楽しさと、私の作った料理やDolceの評価を、お客様から直接頂ける事にやりがいを感じてました。(ダメ出しも沢山頂きましたが😭)  修行時代はとにかく必死で技術の習得と 営業に追われる日々を過ごしていたので、 深く自身の料理の哲学等深く掘り下げる 機会もありませんでしたが、今振り返ると ジォルナータの加藤シェフのその日に出来立てを定期するという信念と、地元で取れた新鮮な食材をふんだ

      • 料理人を志し、この道を歩もうと心に誓ったきっかけ

        高校卒業後インテリアデザイナーを目指し、 挫折し、料理人になろうと決め、骨折した足の治療が終わってから飛び込みで修行先を探し、京阪神間で受け入れ先を探しましたが、 調理師免許が無く、調理師専門学校卒業もしていない私を受け入れてくれる所はありませんでした。 2000年の5月 正直焦りましたが、滋賀県草津市、草津駅近くのショッピングモールAスクエアにあったトラットリア【ジオルナータ】にアルバイトとして受け入れてくれました。 【ジオルナータ】は当時の関西では珍しい、ローマスタイルの

        • 自分の経験を振り返り、LUDENSブランドへと昇華させる。

          ◾️これまでの経歴について 学生時代から書道や油絵、等、デザインや アートが好きで積極的に取り組んでいましたが、花粉症やアレルギーに悩み、捻挫もしやすく、スポーツ等には縁がありませんでした。 高校生の時に弓道に出会い、3年間続けられたのはかなり励みになりました。 その頃近くの蕎麦屋でアルバイトをしてましたが、他の方より料理工程等を覚えるのが早く、 調理も楽しかったのですが、この頃は料理人になるとは考えてませんでした。  高校卒業後、インテリアデザイナーを目指して結局京都イン

        料理に対する自身の考え方や創作の哲学2号

          田淵章仁という人物を再発見する。

          皆様こんにちは、改めまして株式会社LUDENS KYOTOの代表取締役田淵章仁と申します。 私は30歳で無謀にも修行経験が無い京都で レストランClementiaを開業し、現在は移転しLUDENSというレストランのオーナーシェフと株式会社LUDENS KYOTOの代表取締役社長を兼任しております。 クリエイションと経営の両輪を回し、仲間と共に遊び、育ちながら未来へ進む為に自信を再発見する旅に出ようと思います。 ■田淵章仁 1979/04/03生まれ44歳  未年  牡羊座

          田淵章仁という人物を再発見する。

          今日の天気1

          こんにちは! 私は御所南で身体が喜ぶイタリアンという コンセプトでレストランLUDENSの オーナーシェフ田淵章仁と申します! 体調管理の為に毎日トレーニングをし、 今日の天気と気温を記しております! 宜しくお願い致します! 2月6日火曜日 気温 9℃〜3℃ 降水確率50% ☀️/☁️ 24節気 東風解氷 ニゴロブナの日(高島) 毎日のルーティンは欠かさず。 Buongiorno a tutti !! Martedì 6 febbraio. Temperatura 9

          今日の天気1

          ■LUDENS no.8 (改装するにあたり店創りの骨子を再構築する.5)

          (改装するにあたり店創りの骨子を再構築する.5) ただ、レストラン、新たなブランド、 両方を1人では管理出来ない、プロダクト立ち上げをサポートしてくれるメンバーが必要なので 先ずはデザイナーを探すところから始めた。 (改装するにあたり店創りの骨子を再構築する.4) でご紹介させて頂いた橋本 崇秀を西沢 勝仁 さんにご紹介して頂き、先ず商品の開発から 始めたのですが、ここで大切なのは (僕の料理感をいかに落とし込めるか) というのが全てのプロダクトの骨子になる と思うので、

          ■LUDENS no.8 (改装するにあたり店創りの骨子を再構築する.5)

          ■LUDENS no.7(改装するにあたり店創りの骨子を再構築する.4)

          (改装するにあたり店創りの骨子を再構築する.4) ただ、レストラン、新たなブランド、 両方を1人では管理出来ない、プロダクト立ち上げをサポートしてくれるメンバーが必要なので 先ずはデザイナーを探すところから始めた。 2020.12月頃Tsuyako Kokabuさんが 滋賀県高島にある老舗の和菓子屋 とも栄さんの新しいプロダクト NANASANの記事をアップされていたのを 見て、店主の西沢 勝仁さんを紹介して 頂きました。 2021年1月、以前畑下シェフに高島で めちゃ

          ■LUDENS no.7(改装するにあたり店創りの骨子を再構築する.4)

          ■LUDENS no.6(改装するにあたり店創りの骨子を再構築する.3)

          2階を任せるシェフが決まったが、 I、2階でただ2店舗のレストランが 有るだけでは大打撃を食らっているこの状況 を打開できない。 僕達だけでは無く、生産者さん達、 他の業種の方々も多くの損害を抱えて いる中で、諦めず振り絞り良い案を 出さなければとこの頃足掻いてました。 2階を稼働させ、事業を進めて行く事を 決めはしたが、コロナ禍が治っても ただ2店舗を運営するだけではこのマイナスは 取り返せないし、新たに雇用も確保出来そうに ない、 そんな中の内田俊大シェフが新たな企画

          ■LUDENS no.6(改装するにあたり店創りの骨子を再構築する.3)

          ■LUDENS no.5(改装するにあたり店創りの骨子を再構築する.2

          2階を任せるシェフが決まったが、 I、2階でただ2店舗のレストランが 有るだけでは大打撃を食らっているこの状況 を打開できない。 僕達だけでは無く、生産者さん達、 他の業種の方々も多くの損害を抱えて いる中で、諦めず振り絞り良い案を 出さなければとこの頃足掻いてました。 2階を稼働させ、事業を進めて行く事を 決めはしたが、コロナ禍が治っても ただ2店舗を運営するだけではこのマイナスは 取り返せないし、新たに雇用も確保出来そうに ない、 ■素晴らしい生産者に継続して食材を継続

          ■LUDENS no.5(改装するにあたり店創りの骨子を再構築する.2

          ■LUDENS no.4 (改装するにあたり店創りの骨子を再構築する.1)

          2階を任せるシェフが決まったが、 I、2階でただ2店舗のレストランが有るだけでは大打撃を食らっているこの状況を打開できない。             僕達だけでは無く、生産者さん達、他の業種の方々も多くの損害を抱えている中で、諦めず振り絞り良い案を出さなければとこの頃足掻いてました。レストラン業務以外に大量の申請書類を用意し、各助成金等を的所に当てがい新商品の開発に残った体力を注ぐ。 そんな傍、この状況でも予約が取れないレストランは存在する、今迄の自分達の考えが間違っていた

          ■LUDENS no.4 (改装するにあたり店創りの骨子を再構築する.1)

          ■LUDENS no.3 (改装する事は心に決めていた)

          (改装する事は心に決めていた) 新装開店に至るまでを記して 行こうと思います。 昨日も御観覧頂きありがとうございます! 改装計画を進めるには一緒に事業を 作り上げていくパートナーが必要でした、 畑下シェフが適任だと2020年の冬に 気持ちが固まっていたのですが、 資金の工面と事業全体の構想が具体化 出来ておらず、正直かなり悩んでいました。 畑下シェフも去年の8月頃まで 修行先だったスペイン🇪🇸マラガに 帰る希望を残してましたが、 彼方の状況も良くならず、今後の 方向性を

          ■LUDENS no.3 (改装する事は心に決めていた)

          ■LUDENS no.2改装に至るまで   (畑下シェフとの出会いは?)

          新装開店に至るまでを記して 行こうと思います。 昨日も御観覧頂きありがとうございます! 改装計画を進めるには一緒に事業を 作り上げていくパートナーが必要でした、 去年の5月頃、長野 浩丈シェフ 2階を活用出来ないか?と相談したところ 小倉寛之さんに店舗デザインをお願い すると決め、一旦仮デザイン案を依頼し ましたが資金面、コロナ禍の中での改装 のタイミングが僕の中で決断し切れず、 計画は時期を見て実行に移す事を約束し、 一旦前金を納め小倉さんに工期を延長 してもらう様にお

          ■LUDENS no.2改装に至るまで   (畑下シェフとの出会いは?)

          ■LUDENS no.1改装に至るまで

          Clementia(クレメンティア) を30歳で開店してから8年後移転して コンセプトを改めてLUDENSとして 活動してきました。 今回の改装計画を考え始めたのは 2020年の4月頃から、 改装と言っても開店してから3年 のLUDENSを再構築するのは あまりにもリスキーである事は間違い無く、 死ぬ程悩みましたが人とのご縁で 前に進める事を決意しました。 それにしてもLUDENS開店当初 この町屋のポテンシャルを最大化出来なかった 事は経営者として未熟だったと思います。

          ■LUDENS no.1改装に至るまで

          ■ClementiaからLUDENSへ

          はじめましての方も僕達の活動をご存知の方も 改めて宜しくお願い致します。  僕は京都の御所南のレストランLUDENSの オーナーシェフ田淵章仁と申します。 僕達の活動、今までの事、これからの事を 日記の様に綴っていきたいと思います。 どうぞ宜しくお願い致します。 先ずは僕の自己紹介から、僕は滋賀県草津市 北山田町の兼業農家の家庭に生まれ、 琵琶湖湖畔近いこの地で育ちました。 実家は親父方で、おばあちゃんと 僕の両親、弟の5人暮らし。 おばあちゃんはじいちゃんを36歳の時に

          ■ClementiaからLUDENSへ