「美味しそう〜！」の効果は絶大

こちらの記事とは別の良いことがあったのでご報告。

近所に行きつけの定食屋さんがある。
個人経営で店主の女性はいつもにこやかで元気。
いつも頼む定食セットには、3種の小鉢、メイン肉、ごはん、サラダ、ドリンクが付いてくる。

メインの料理も美味しいのだけど、毎回変わる3種の小鉢も楽しみにしている。

きゅうりとツナ、ナスの煮浸し、ごぼうのマヨネーズ和えなどなど、季節の野菜を使った小鉢がもうなんとも……。

著書「口にするほどきらめくときめく美しい言葉」で紹介されてた言葉を試してみることにする。

小鉢が運ばれてきた時に、顔の前で手を軽くパチパチさせながら「わ〜〜！！美味しそう〜〜。ありがとうございます！」。

本の中で紹介されてたのは皿を下げるときに「美味しくいただきました」っていうことなんだけど、自分なりにアレンジを加えた。

そしたら店主の女性は少し照れたように見えた。
すこしだけ困ったように、はにかんだリアクション。

その日は「ごちそうさまでした〜」と言って会計して終了。

今日、久しぶりにその定食屋さんに行ってみた。

そしたら、いつもより店主が気さくなような……。

「定食セット、３つで悩んでます」と言ったら「結構候補多いですね〜！」。

りんごジュースを持ってきてくれた時にいつもはストロー無しなんだけど「ストローお持ちしますか？」。

他のお客さんにも同じような感じで接していて機嫌が良さそうだった。

私にだけ態度が変わったわけじゃないから、私が言ったあの「美味しそう〜！」が影響してるのかは分からない。

でも、少しだけその「美味しそう〜！」のおかげで店主が明るい気持ちになってくれていたら嬉しいなと思った。

特に個人経営の飲食店で、店主が作った料理だから、リアクションが大きくて嬉しかったのかもしれない。

今までも「美味しそう」とか「美味しかったです」って伝えてるつもりだったけど、伝わっていなかったのかも。

言葉は「はっきりと意思を持って伝える」か「伝わっているだろうと思ってむにゃむにゃ言う」か。
この違いはきっと大きい。

（うやむやにするべきこともあるだろうけど）
これからは恥ずかしがらずに、ちゃんと相手を褒めたり、ポジティブな言葉を伝えていこうと思える出来事だった。