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貴綱 みか
2020年11月14日 20:47
むかし映画の「バベル」を見た時に自分では気づくことのできない自分の一番大事なものに気づかせてくれるこれが神様の愛というものなのか?と思った一番大事なものに気づけずにないがしろにしていたりあるいは気づいていてもそこから逃げ続けているとある日突然それはとんでもないことになって目の前につきつけられるそう思ったのは自分が体験したからだ母が精神状態を崩し叫んで暴れて
2020年11月25日 19:50
何度目の母の入院の時か忘れたがお見舞いの帰りに病室で明日もくるからねと母に告げたその翌日に大雪が降ったさすがに雪が降るとは全く思っていなかったのでお見舞いに行くのを止めようかとも思ったが母は私が来ることをもしかして楽しみにしていたら個室でひとりの母をがっかりさせるのは可哀そうだし行くと約束もしたから行かなくてはと思い会社帰りにいつもの電車とバスを乗り継いで母の入
2020年11月23日 08:04
病室に母の食事を運んできてさあ食べさせようと食器の蓋を取ると何の手違いかきざみ食ではなかった母は入院する際にあぶないからと入れ歯を外されてからその後もずっと入れ歯をしないでいたので食物が小さく刻まれていないと食べることができないそうなってから初めて聞いた「きざみ食」とはその名の通り細かく刻んである食事のことだがその日はきざみ食でなかった事に苛立ちを感じたがわ
2020年11月24日 08:07
診察室で母がいつから躁状態に戻ったのかと母の担当の先生に聞かれて私はちょっとぶっきらぼうに退院した日からだと答えると先生はえーっ?と少し余裕のあるそんな馬鹿なと言いたげな様子だったが診察を受けるとすぐに母の再入院は決まったこの再入院の前母の退院が決まったのは長い入院の末にやっと母の精神状態も落ち着いてきて病院の先生方も家に帰っても大丈夫と判断したからだろうし私
2020年11月20日 07:08
死んでしまうのではないか決して命にかかわるようなそんな病気ではなかったが母の初めての入院は心配で入院してからほぼ毎日病院に会いに行ったが病室に置かれる医療機器や母の体につながれる管が日に日に多くなり意識もはっきりせず薬で朦朧としていて起きているのか寝ているのかわからないような状態が続いていたので本気でこのまま母が死んでしまうのではないかと思ってしまうほど心
2020年11月19日 07:58
躁状態になってしまった母は病院で処方された薬を飲んでそれが効いてくると殺気立った状態が一転してパタッと倒れるように眠ってしまう大人しくなって助かったと思うが一時的に落ち着いただけでまた元に戻るのは分かっていたそれに不自然によく効く薬はあまりいい方法ではないのだろうと思っていたがそれでも他にできる事もなかったので仕方がないと思っていたでもそれは本人にも不快だった