マガジンのカバー画像

生きもの

49
虫やメダカ、飼育生物についての記事をまとめました。
運営しているクリエイター

2023年10月の記事一覧

【エッセイ】メチレンブルー治療薬を使う時に思うこと

【エッセイ】メチレンブルー治療薬を使う時に思うこと

メチレンブルー治療薬
魚毒性の低い
安心して使える魚病薬
(個人の感覚)

これを使う時は、メダカの病気が見つかったとき
そして、メダカの卵をカビから守るとき

メチレンブルー治療薬を使う時に、ふと思う。

「自然界であれば淘汰された命」

それを、薬で治そうとしている
私は、不自然なことをしているのかもしれない

でも、それを言ってしまうと
この世の医者がやっていることは
自然のままにしておけば

もっとみる
ビックリ

ビックリ

しているわけではない。

こういう顔なのである。

みゆきメダカと白メダカの血を引くメダカであるが

親に似ず、独特な進化を遂げた。

餌を食べようとしても口に入らず、

ジタバタしている。

、、、、神様、

何のイタズラですか❓

【エッセイ】メダカの生きる力

【エッセイ】メダカの生きる力

水換えの日は
弱ったメダカを見つける日

また見つけてしまった

大水槽のひメダカが
痩せ細って紙のようにペラペラで
尾も閉じてしまいそうだった

餌取り合戦に負けてしまった

初めは隔離して
水草を入れて、ブクブク酸素を入れて
飼育水にバクテリア入りの水を足して
様子を見ていた

メダカは床にお腹をつけて
ただ、じっとしている
ただここで
もう寿命かもしれないと思って
誤って判断してしまうといけ

もっとみる
【エッセイ】悲しいのは愛しいから

【エッセイ】悲しいのは愛しいから

奇形のメダカが水槽から卒業した。

今は、不自由な身体を抜けて、悠々と
そこら辺を泳いでいるのかもしれない。

自由に。

メダカは100匹以上飼っている。
その中で、こんなに悲しいと感じるのは
この奇形メダカくらいだろう。

何でこんなに悲しいのか。

奇形で生まれて、生存競争に負けて
一匹だけずっと小さくて
それでも食い気だけは一丁前で

食べられなくなった身体で
食べようとする意志だけは

もっとみる
【エッセイ】怪我の功名

【エッセイ】怪我の功名

水換えをしようとして
床置きの20L水槽の上に置いてあった
6L水槽に手をかけて
ちょっと体勢を崩して
重心が水槽の方に入った
次の瞬間

バキバキ!!!!!!!

床置きの20L水槽から
すごい音がしたと思ったら
あっという間に床が水浸し

20l水槽の水が亀裂から
どしゃーーーっと
勢いよく溢れ出していった
メダカもろとも

フローリングに流された
メダカと目が合う

まず初めにやったのは

もっとみる
【エッセイ】水草にくっ付いてきた貝の卵が生まれて育って癒しをくれる存在になるまで

【エッセイ】水草にくっ付いてきた貝の卵が生まれて育って癒しをくれる存在になるまで

「貝を育てている人、初めてみました」

と、ペットショップの店員さんに言われた。

「貝の寿命が割と早く、死んで悲しい」
という話をした時のリアクションである。

お客様には「貝は取っちゃってください」と
言っているらしく、寿命まで育てるという
発想はなかったようだ。

貝を取る商品が売られているのを見て、
そういう存在なんだなーとは思っていたが、
普通に可愛いので育てていた。

バックでそよそよ

もっとみる
【エッセイ】メダカ飼育歴に思う

【エッセイ】メダカ飼育歴に思う

メダカ飼育を始めて2年3ヶ月が経過した

最初は13匹だった
それが順調に繁殖を重ねて
常時100匹いるようになった今
ふと過去を振り返る

2年3ヶ月前、私の日常に
メダカの生存確認という日課が加わった

2年3ヶ月を経た今も、それは変わらない

変わったのは、心模様である

飼い始めの時は
「朝、死んでいたらどうしよう」
と、毎朝考えて、起きるのが怖かった

のであるが、

現在は、「どうしよ

もっとみる