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『逃げるは恥だが役に立つ』で考えるわたしたち夫婦のこと

こんばんは。

1月2日に放送された『逃げるは恥だが役に立つガンバレ人類!新春スペシャル!!』を見て思ったことをすこし。

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4年前に放送された連続ドラマのときから「逃げ恥」はコミカルさのなかに社会問題を織り交ぜて、楽しみながら世の中のことについて考えるきっかけをもたらしてくれるドラマだなぁと思っていました。

出演者の方々も素敵な方ばかりで、今回のスペシャルもとても楽しみにしていました。

当日は録画もしつつ、新垣結衣さんが大好きな夫とふたりでリアルタイムで視聴しました。

新垣結衣さん演じるみくりが妊娠・出産することを主軸に扱っていたので、わたしたち夫婦もいろいろと考えさせられました。

わたしが特に印象的だと思ったのは子どもの名前を考えるシーンで

みくりの男女どちらでも通用する名前にしようという提案に対して、星野源さん演じる平匡が

生きていくなかで性別が変わる場合もありますしね。」と返すところ。

その発想はなかったね…!と夫とふたりで驚きました。

身体の性別と心の性別が必ずしも一致するわけではないし、成長と共に変わっていくこともあるのかぁ、と。

みずき、ゆうき、まこと なんかがどちらでも違和感のない名前かしら…なんて思ったり。

平匡が辛さを抱え込んで「もうどうすれば…」となるシーンでは、あまり弱音を吐くことがない夫と重なり、心にくるものがありました。

どのような環境であっても、自分だけがつらいと思わずお互いが助け合える関係を築いていかなくてはなぁと思いました。

妊娠すると眠くなる、マクドナルドのポテトが食べたくなる、ホルモンバランスの影響で気持ちが不安定になる、などを見て「これ聞いたことある!有名なやつ!!」と言いながら見ているわたしに対して夫が「え、そうなの…?俺は何も知らない…ユキちゃんが妊娠するまでに知っておかなきゃいけないことや勉強することがたくさんある…」と言ってくれる夫で本当によかったです。

わたしも人から聞き齧った程度なので、正しい知識を蓄えて勉強しなくては、と思いました。

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全体的にとてもよかったなぁと思ったのですが、個人的には2時間半のあいだにいろいろな問題を少々詰め込みすぎでは…?とも感じてしまいました。連続ドラマのようにたっぷり時間がある中で逃げ恥の登場人物それぞれの考え方により深く触れたいなぁと思う問題ばかりだったので…。

兎にも角にも、このタイミングで見ることができてよかったドラマだったなぁと思いました。

きっと誰もが生きづらさを抱えていて、社会全体の問題を解決することなんてわたしにはできないけれど、目の前の人を、自分の手の届く範囲の人をすこしでも笑顔にできる自分でありたいと強く思いました。


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