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「美」×「楽」というコトバ

10年以上前、東京下町にある商店街のまちづくり活動の一環で、

通りの一区画を通行止めにして、

路上イベントを立ち上げました。

その名も「深川美楽市」。「ふかがわびらくいち」と読みます。

「美しいもの 楽しいもの なんでも市」という

なんともざっくりした枠組みの、1日限りのイベントです。

コロナの影響でご苦労も多いでしょうが、

若い方々が、今でも続けてくださっているようです。

ありがたいですね。


この「美楽」というコトバには、裏の意図があって、

当時コミュニティスペース「深川いっぷく」を、

パティシエHさんと、足つぼマッサージKさんと、私と、

3人がメインでシェアしていました。

よって、このイベントには、お菓子も足つぼも仲間に入ってほしい!

目の前の焼き鳥屋さんにも出店してほしい!

などなど、思惑が私のなかで、

ギラギラと渦巻いていました。


ある日、ピンっときたのが、この「美楽」。

「美」は、美術、美容、美食、美観など、ジャンルを超えることができ、

「楽」に関しては、楽しむって主観的なものなので、

実際のところ、あってないような枠組み(笑)。

ここに、大道芸の方々が参加してくださるようになり、

おかげさまで一気に盛り上がりました。


そして、つい先日。

この「美楽」というコトバは、

私の造語なのですが、

私が常に追い求めている世界をあらわすものなのだと、

近所の美しい風景を愛でながら、

ふと気がつきました。

「美×楽」な世界が、私にとっての理想郷なのかもしれない、、、と。

果てしないけど、、、、、ね(笑)。


私自身が生み出してきた、こうしたコトバは、

無意識のうちに、

私の本質と密接につながっていたようです。


なんともおもしろいですね。

その頃はアーティストという肩書きはなかったけど、

さまざまな形で、生み出していたものはいろいろあったのだと気づくと、

胸のあたりがほっこり、あったかくなるのでした。


私、よくがんばってきたなぁ。よしよし。


今日も、愛と祈りと感謝をこめて♡

大道芸および美楽市の中心人物であるジャグラー、ハードパンチャーしんのすけさんのサイト。少し前ですが、美楽市への想いを綴っていらっしゃいます。


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