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ひとつと わたしと すべて

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この世界のことを 教えてくださった 素敵なクリエイターさんたちの記事を あつめています。 ふと立ちどまるときに 読みかえしたい記事を このマガジンに 素敵に 並べてゆきたいです✨…
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#食べられる森

ある思想とお互い様の世界

ある思想とお互い様の世界

<ある思想とお互い様の世界>

「ない」ということが「ある」ということ
「ある」思想は「ない」を無視するわけでも悪いこととするわけでもない。

たとえば、トマトは湿気が苦手だ。
日本の梅雨のように雨がたくさん降る環境ではよく病気になったり、弱った時に虫がついてしまう。

このとき、「ない」思想だとトマトのこの湿気が苦手な特徴は欠点だ。
だから、ビニールマルチを使うし、ビニールで屋根もつける。
さら

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言葉にならない知恵がある

言葉にならない知恵がある

<畑の哲学>言葉にならない知恵がある

自然農を教えている身として、いつも苦戦しているのがこの部分だ。

植物の知識や自然界の摂理は
今までたくさんの科学者や先人たちが残してくれた研究を
元に説明することができる。

これは言葉にできる知恵や知識といったところか。
言葉にすることができたおかげで私たち人類はこの文明を発展させることができた。

これは他の動物にはできなかった、とてもすごいこと。

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間を大切にする自然農 緑肥

間を大切にする自然農 緑肥

<間を大切にする自然農 緑肥>
「土を裸にしない」これは自然農を実践する上で重要な教えのひとつである。多くの人はこの教えの通りに、畝の上を草マルチやワラマルチで覆っていることだろう。
しかし実は、畝の上と同じように重要なのは通路の土を裸にしないことだ。それはなぜか。答えはシンプル。なぜなら野菜にとって畝の上も通路も同じ大地だから。そこに本来、境目はない。

実際に野菜の根は通路の方まで伸びてくる。

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