水の性質を生かした栽培方法
<水の性質を生かした栽培方法>
アンデス山脈で行われている伝統農業にチナンパスがある。
標高3000~4000mの山間地で行われる地域では赤道付近のため、昼間は暑く、夜は寒くなる寒暖差の激しい地域である。ここでは畑の間に溝を掘り、水を引いて蓄える。水は温めやすく冷めにくい性質を持つことから、昼間に太陽熱で温められると夜間に農家はその水を畑に撒くことで大地へ放熱をし、霜の発生を防ぐ。乾燥に強いジャガイモでも昼間の強い乾燥は強いストレスになる。しかし夜間の水撒きのおかげで過乾燥