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某芸能人がジュエリー職人と金銭トラブルに発展した件についてクリエイターとして思う事

246回目のNoteです。

今回は某芸能人がジュエリー職人と金銭トラブル
に発展した件についてクリエイターとして
思う事についてお話して行きます。

事の経緯をお話しますと
某芸能人が子どもの為に
オーダーメイドでジュエリーを依頼しよう
と言う話になり
最初は「予算はいくらでも良いから」
と言う話でしたが
最終的には「40万円以内に収めて欲しい」
との話で結果ブチ切れた職人が
「キャンセル料として66万円を頂きます」
とキャンセル料支払って貰い
この情報を文春にタレコミしたと言う話です。

冒頭から結論をお伝えしてしまうのですが
正直私自身クリエイターとして
活動初期の頃はこう言った失敗は多くありましたし、正直ジュエリー職人の方の
気持ちは痛い程理解出来るのですが、
確かに芸能人の方も悪いですが
これは「全面的にジュエリー職人に落ち度があり
金銭トラブルに発展してしまった」
と個人的に思います。
 (追記)
キャンセル料66万は高すぎると話題になって
おりましたがこの料金は妥当ではあるとは
思います。ただ、他の客を断り某芸能人の
対応を優先したのは
ジュエリー職人の見積もりの甘さの問題であり 
それをトラブルメーカーである顧客に
伝えるのはどうかなとは思います。

先ず最初のミスとして
「何故初期に" 契約書 "を交わさなかったのか」
「契約書を交わした後に入金が確認されて無い
状態で作業を開始したのか」
契約書はとにかく具体的な金額設定を
提示した方良いですし
「予算はいくらでも良いから」
と言っていてもやはり依頼者にも
限度はあるんですよ。
更にこう言う人程言い方があまり宜しくは
無いのですが「後々何かにつけて値切って来る」のでもうここは予算はいくらでも良いからを
真に受けずに本当に初期の作業を開始する前から
「こちらから予算を提示して
この額でしたらこのクオリティで仕上がりますがいかがでしょうか。」
と「口頭では無く契約書で契約を交わし
入金を確認され次第作業を開始する」
で良かったのでは無いでしょうか。


LINEの文面を見るにかなり親しげな様子でしたし
そこそこの交流があった事は理解は出来るのですが、
私自身も親しくなったクリエイターや
企業から仕事を依頼される事は多々あるのですが
やはり、作業に取り掛かる前に
「必ず契約書を制作しトラブル防止の為に
規約も確認事項として確認させます」
で、殆どが「依頼料の入金が確認出来たタイミング」で作業を開始するので
ハッキリ言ってしまえば
「前払いを極端に嫌がるクライアント」
の依頼を引き受ける事は滅多にありませんし
「全て契約書も無く口頭で後払い」
は漫画の連載でもそうなのですが
殆どが地雷なので
この時点で辞めておいた方が良いよと、
クリエイターとクライアント両者に
お伝えしておきます。

前払いの何が良いかと言いますと、
後から追加料金分を計上せずに
ある程度「この予算内で仕上げる事」
を前提に作業するので
お互い納得した上で取引が完了するので
あまりこう言う事は言いたくは無いのですが
「形式上ビジネス」
としてやっているのならば、
立場関係無しに最初の口約束は
特に信用しては行けません。

 「信頼出来るのは契約書にサインした時
と入金されたタイミング」
とクリエイターの方は是非覚えておいて
下さい。

 (追記)
 仮に契約書が交わされていて
契約外のオプションに答えていて予算オーバー   してしまい某芸能人が支払わなかったのなら
芸能人の方が悪いのですがどうもそう言った
様子では無いんですよね。

後払いですとやはり
トラブルになります。
なので、出来れば作業前に入金して頂く形が
1番理にかなっており
後々のトラブルに繋がりません。

これは全てのクリエイターに適応出来るので
覚えておいて下さい。
私たちのやっている活動はボランティアでは
無いビジネスです。

結論をまとめますと 

「クライアントの口約束は9割口から出まかせ
で言っている場合が殆どで
"契約書"に"実際にサイン"され入金が確認出来た"タイミング"でこの状態で
ようやく信頼が出来る。」
と言うシンプルな話です。

で、いくらブチギレても
クライアントの機密情報を文春にタレコミするとは如何なものかと思いますが。
ぶっちゃけこう言うクリエイターに限らずですが
クリエイターの機密情報を平気で流す
企業って結構あるんですよ。
と企業側の話にはなってしまうのでそれは
また別のNoteでお伝えします。

今回のNoteは以上です。

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クリエイターの皆様が少しでも楽になればと
思います。
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