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『病気の予防のために定期検診は危ない!?』について考える

こんにちは。

日本身体管理学協会の新美です。

本日は改めて『予防』について考えてみましたので、

もし宜しければ最後までお読みいただけたら嬉しいです。


この間、スタバにいた時、

40代中盤くらいの女性二人の会話が

何気なく耳に入ってきました。

おそらく話題が健康に関することだったからだと思うのですが、

その二人はどうやら、40代に入ってから明らかに身体の不調を感じやすくなったとのことです。

「だから定期的にお医者さんに身体(歯も)を診てもらって

『ちゃんと予防しなきゃね』」

というような会話をされていたと思います。

この話は、一般の方からすれば「なんの引っ掛かりのない」

普通の会話だった思います。

ただ、もしこれをお読みいただいている皆さまであれば、

この会話に多少なりとも引っ掛かりが生じたのではないでしょうか?

なぜ私が引っ掛かったのかを改めてお伝えすると

それは「検査=予防」という考えを、その二人の女性はされていたからです。

おそらくこれを言っても、

普通は「予防するために検査するのは当たり前だろ!」

と言われてしまうと思います。

実際、お医者さんも「予防のためには定期的に検診を受けましょう!」

っと仰ります。

しかし、検査というのは予防ではありません。

これは様々な観点からお伝えすることができますが、

例えば「原因と結果」という観点からお伝えすることもできます。

そもそも『予防』とはどのような意味かというと、

【予防】
病気や災害などが生じないように注意し、前もって防ぐこと。「火災を━する」「━措置」

となっております。

このことから『生じないように常日頃から注意して行動することが予防』だということがわかります。

つまり、予防というのは『原因』であるということが言えます。

ちょっと理屈っぽくなるのですが、大切なことなのであえてお伝えすると、

原因というのは『結果までの過程』のことを差しますから、

予防というのは過程であり、原因ということになります。

もう少し例えると、

予防するという原因(行動)が、より良い身体を作り、

予防しないという原因(行動)が、病気を作る

と言えます。

ですから、予防というのは原因だということが言えます。

そして、検査というのは何に当たるかと言えば『結果』に該当します。

何かの行動をした結果を見るのが検査です。

受験勉強をした結果を見るのが試験である、というのと全く同じです。

受験で考えれば、大切なのは受験勉強(原因・過程)であって、

試験の点数(結果)を確認してからでは、もう手遅れです。

そこで勉強しても試験の結果は変えられません。

もちろん、病気については全く同じであるとは言いません。

当然、発症のできるだけ初期で、病気を見つけることは非常に重要なことです。

ですから、検査が必要ないと言いたいわけでも、もちろんありません。

ただしここで言いたいのは、決して『検査=予防』ではないということです。

『予防=原因』

『検査=結果』

こう考えれば、最初にお伝えした私の引っ掛かりも

ご理解いただけるのではないかと思います。

『予防=検査』ではなく、『予防=日々の身体管理』と世の中の方々が

誰しも当たり前に頭の中で思い浮かべる社会を

私は皆さんと実現したいと思います。


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