shinsenkanoomachi

おおよそ「300人」の生産者が集まる、岩手県一関市にある産直。 街なか産直 新鮮館おおまちの公式noteです。 「主役は生産者」。生産者さんの紹介、そして新鮮館おおまちのある大町商店街のお店について投稿しています。

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おおよそ「300人」の生産者が集まる、岩手県一関市にある産直。 街なか産直 新鮮館おおまちの公式noteです。 「主役は生産者」。生産者さんの紹介、そして新鮮館おおまちのある大町商店街のお店について投稿しています。

最近の記事

大町商店街にぎわい再生プロジェクトVol.4 ラーメンは郷土食?ラーメン丸長

新鮮館おおまち広報チームの米谷です。今回は「ラーメン丸長」をご紹介。 旅行に行くと、必ずその土地にある人気のラーメン店を訪れるという丸長の店主。お店のあちこちに貼られている「ラーメンは郷土食」と太く大きい字で書かれた紙も、どうやらそのへんにヒントがありそうです。なぜ郷土食と貼り出しているのか、理由を聞いてみました。 「ラーメンの作り方というのはほとんど変わらないはずなのに、その地域特有の味の違いがあります。地域で生まれる味の変化こそ、郷土食だと思っているんです」と店主。

    • 受け継がれていく 一関の「曲がりねぎ」

      新鮮館おおまち広報チームの高田です。一関の「曲がりねぎ」を皆さんご存じですか?真っ直ぐ生えてきたねぎを掘り返し、曲線を付けた土壌にもう一度植え直す「さくりがえし」という作業を経て収穫されます。この曲がったねぎは、火を通すことで柔らかく、とろとろとした触感が絶品のねぎになるのです。 曲がりねぎの生産の他、様々な品種を栽培している「株式会社いやさか農園」。特産であるこの曲がりねぎの栽培は生産者にとって大変な重労働を伴います。法人でねぎの栽培を担う佐々木和さんは語ります。 「ねぎ

      • ネットを追い風に、新しい価値を創造

        新鮮館おおまち広報チームの菊地です。 今日は大東町・芦農園の芦謙二さんをご紹介します。芦さんはアントニオ・バンデラスを思わせるラテン風味のイケメン生産者。そして芦農園と新鮮館おおまちは相互に商品をやりとりするパートナー。目の前の畑だけではなく、先にある大きなマーケットを見据えています。「これからの農業」のヒントが芦さんの言葉の中にあると思います。ぜひご覧ください。 ○新鮮館おおまちと芦農園の関係ネットで農産物の販売もしているのですが、その際は自分で作った農産物だけでなく、新

        • 新鮮館おおまちを15年支えてくれた、石田菓子店が11月に閉店しました

          新鮮館おおまち広報チームの菊地です。 今日は石田菓子店のお話です。新鮮館おおまちでおまんじゅうなどを販売していただいていた石田菓子店・石田昌造さん(85)が11月末で廃業しました。今回は、新鮮館おおまちのお菓子コーナーを支え続けてくれた石田さんをご紹介させていただきます。 石田さんのふだんの一日。朝5時30分からお菓子作りが始まります。まんじゅう、みそまんじゅう、サイ焼き、ワッフル、4種類のお菓子は機械を使わずに一つひとつ手作り。手間がかかる作業をたった一人でこなしていきま

          親子で支える懐かしの洋食屋「ドルチェ」

          大町商店街にぎわい再生プロジェクトVol.3 新鮮館おおまち広報チームの高田です。今回は大町で30年、看板を守る洋食屋「ドルチェ」のご紹介です。 マスターのお母さん、お父さんも同じく飲食店を経営。両親の姿を見て育ったマスターが洋食屋さんを始めるのはごく自然のことだったのかもしれません。 「ドルチェはダイエー(現在の新鮮館おおまちの入っている建物)で10年、この場所で18年になります。メニューは開店当時とさほど変わらないですね」 今ではすっかりこの街に溶け込み、一関市内はもち

          親子で支える懐かしの洋食屋「ドルチェ」

          一関ともちの関わりを実感できる大福屋

          新鮮館おおまち広報チームの菊地です。一関に住んでいる方にとっては、ごく普通なことかもしれませんが、一関の「もち食文化」というのは非常に個性的です。例えば、今回ご紹介する大福屋さんもそうですが、「おもちの専門店」というのも県内の他市町村ではほとんどないと思います。一関のおもちの話をすると、他の地域の人は「おもちは正月くらいしか食べない」と言われることがほとんど。それに引き換え、僕が大福屋さんにいる間も、おもちを買いに来るお客さんが次々訪れて、おもちと一関の関係の深さを感じます。

          一関ともちの関わりを実感できる大福屋

          つい長居をしてしまう 一関の老舗喫茶「フレンド」

          大町商店街にぎわい再生プロジェクト Vol.1 新鮮館おおまち広報チームの菊地です。今日は大町商店街の「フレンド」を紹介します。 先日お店を訪問したときに、 「このお店が開店した時に、一番最初のお客さんに出したメニューをください」 とお願いしたところ 「どれだったかなあ、覚えてないなあ。でも、このメニューは開店当初からありますね」 とすすめてくれたのが焼き肉定食。今回は焼き肉定食にコーヒーが付いた「フレンドセット」を注文しました。フレンドセットは一つひとつが「こういうのを食べ

          つい長居をしてしまう 一関の老舗喫茶「フレンド」

          もう一度、商店街ににぎわいを

          今日はちょっと真面目な話。 写真は10月中旬の日曜日午後の大町商店街の写真です。天気のいい日にも関わらず、ほとんど人がいませんでした。シャッターが下りたままの店舗も少なくありません。かつての活気に満ちた商店街の姿を覚えているだけに、やはり寂しい気持ちになりますし、同時にこれが今現在の現実であることを突きつけられます。 新鮮館おおまちは、この大町商店街のど真ん中にあります。もちろん自分たちのお店にたくさんお客さんが来て欲しいという思いはありますが、それと同じようにこの商店街

          もう一度、商店街ににぎわいを

          今夜の食卓のメインは一関産しいたけ

          新鮮館おおまち広報チームの高田です。今夜の食卓に、一関のしいたけはいかがですか?夏はトマトを栽培する那須一樹さんは、今年からしいたけの栽培をスタートしました。従業員さんの冬の仕事に、との想いで始まったしいたけ栽培。その栽培方法は畑で育てる農産物とは180度異なります。涼しいところで育つしいたけは、25度以下に保たれたハウスの中で育ちます。成長に必要な水を適度に与え、菌床が乾かないように湿度の管理も大切です。10月になり、気温が下がると生えてくるしいたけは、ショックを与えること

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          一度食べたら虜になる 一関発完熟りんご

          今年のりんごは、ぜひ一関のりんごをご賞味ください。 新鮮館おおまち広報チームの高田です。今回は、「峠のりんご屋さん」にお邪魔し、こだわりのりんごの秘密を取材してきました。11月21日から始まる大宮駅のイベントでも販売予定のりんごは、生産者の小岩克宏さんもその味に太鼓判を押しています。「一度食べてもらえれば、美味しいと思っていただけると」。その美味しさの秘訣に迫ります! ○味をしっかりのせて それぞれの品種の良さを引き出す栽培 一般的にスーパーに並んでいるりんごは、棚持ちさせ

          一度食べたら虜になる 一関発完熟りんご

          \新鮮館の人気商品 知る人ぞ知る「まぼろしのたれ」/

          新鮮館おおまち広報チームの米谷です。 11月21日から行われる大宮のイベントに、新鮮館おおまちの人気商品「まぼろしのたれ」も並びます!新鮮館おおまちの店頭か、直売所、HP、限られた場所でしか買えなかったまぼろしの味が、ついに県外に住む方にも手に取っていただける機会ができました!今回は、花泉味噌醬油株式会社の専務・高橋一夫さん(左)、まぼろしのたれの生みの親・佐藤ふじ子さん(中央)、辻本志保さん(右)を取材させていただきました。 〇子供が好きな味は大人の好きな味、佐藤さんのた

          \新鮮館の人気商品 知る人ぞ知る「まぼろしのたれ」/

          「主役は生産者」新鮮館おおまちです!

          こんにちは。新鮮館おおまち広報チーム米谷です。 改めて、「新鮮館おおまち」について紹介させていただこうと思います! 新鮮館おおまち 新鮮館おおまちは、岩手県の県南・一関市にお店を構える「街なか産直」です。郊外型の産直施設とは違い、一関大町商店街のど真ん中にあり、この周辺に暮らすご家族、会社で働くビジネスパーソン、学生さんなど、年齢もプロフィールも様々な方がお店を訪れます。 主役は生産者 一関市では種類豊富な農産物が作られています。それらの中には全国的に高い評価を受けている

          「主役は生産者」新鮮館おおまちです!

          \ドイツの技術で 一関でしか生産できない商品を:後編/

          新鮮館おおまち広報チームの高田です。 前回の記事では有限会社一関ミート代表取締役の石川聖浩さんにお話を伺いました。後編の今回は、ハムソーセージの加工場にお邪魔し、ドイツ食肉加工マイスターの資格を持つ石川貴浩さんにこだわりの製法をお聞きしました! ○自社の豚肉で一から加工 1週間のサイクルで丁寧に製造します加工は1週間のサイクルで行います。月曜日に自社の豚肉を屠畜してもらい、火曜日にそのお肉の骨を抜いたり、使用用途ごとに仕分けします。水曜日はソーセージの作業。腸詰めされたもの

          \ドイツの技術で 一関でしか生産できない商品を:後編/

          ドイツの技術で 一関でしか生産できない商品を

          新鮮館おおまち広報チーム高田です。 11月21日に大宮駅で行われるイベントに出店予定の生産者さんを紹介する今月の企画。第二弾となる今回は、有限会社一関ミートの美味しいお肉の秘密に迫ります! 一関ミートさんの商品を皆さんは食べたことがありますか?以前「おおまち台所通信」でも紹介したハムやソーセージは、素材の味を存分に生かした、一関の嗜好の一品です。一関ミートの成り立ちやマイスター、こだわりの豚肉について、代表取締役の石川聖浩さんに伺いました。 ○地域に美味しい豚肉を届けた

          ドイツの技術で 一関でしか生産できない商品を

          \ピリリと辛いがくせになる!:後編/

          「私が野菜ソムリエになるずっと前の話。いつも種を買いに来てくれる常連さんでとても料理が上手なおばちゃんがいたの」 そう、口を開いた広子さん。 「おばちゃんが作る料理は全部上手なんだけど、1つだけ名前はわからないけどすごく美味しいものがあったの。それがね『ピーマン味噌』。レシピを聞けないまま、そのおばちゃんは突然亡くなってしまって。その時に、『こういう手作りの郷土の味をつないでいきたいな』って思ったんです」 最後まで何でできているかわからないまま月日はすぎ、思い出の味との再

          \ピリリと辛いがくせになる!:後編/

          \ピリリと辛いがくせになる!:前編/

          新鮮館おおまち広報チームの米谷です。 今月は、11月21日から大宮駅で行われるイベントに出店予定の生産者さんを紹介していきます。生産者をより近くに感じ、ぜひ大宮駅でもオンラインでも商品を手に取っていただける機会になればいいなと思っています。 本日紹介するのは、ピーマン美噌本舗の千田広子さん。 広子さんは、日本でも数少ない野菜ソムリエ上級プロの資格を持っています。紫色のスカーフはその証。種の販売店を営んでいる広子さんですが、種を購入しに来たお客様に育て方や食べ方、保存の仕方を

          \ピリリと辛いがくせになる!:前編/