見出し画像

\ドイツの技術で 一関でしか生産できない商品を:後編/

新鮮館おおまち広報チームの高田です。
前回の記事では有限会社一関ミート代表取締役の石川聖浩さんにお話を伺いました。後編の今回は、ハムソーセージの加工場にお邪魔し、ドイツ食肉加工マイスターの資格を持つ石川貴浩さんにこだわりの製法をお聞きしました!

○自社の豚肉で一から加工 1週間のサイクルで丁寧に製造します

加工は1週間のサイクルで行います。月曜日に自社の豚肉を屠畜してもらい、火曜日にそのお肉の骨を抜いたり、使用用途ごとに仕分けします。水曜日はソーセージの作業。腸詰めされたものをうちは手ひねりしています。木曜日はハムの作業で、前の週に漬け込んでいた豚肉を巻いていきます。金曜日にソーセージやハムの仕上げをし、パック詰め。一般の加工場では、材料の肉を好きなときに仕入れて行っているので、毎日でも製造できるのですが。うちは飼育した豚の屠畜から始まるので、このようなサイクルで回しています。屠畜した豚は1頭まるまる持ち帰ってくるので、色んな部位をまんべんなく使えるように加工の種類をできるだけ多くしています。

画像1

画像2

○その土地のものを使って その土地に馴染んだ味に

腸詰めしたソーセージは桜の原木とチップで乾燥、燻煙させます。燻煙材はその土地のものを使うことが多く、ドイツではブナやナラなどが自生しているのでそれらが使われています。桜は香りが良いのが特長で、食べた時の風味も広がります。燻製が終わったらボイルして火を通し、シャワーで冷ましたらパック詰めして完成になります。ドイツではハムやソーセージはパンに挟んで食べられることが多いですが、日本ではそのまま食べる人が多いですよね。なのでうちのハムソーセージはドイツのものよりしょっぱく作られています。ハムやソーセージは普段使いする食品でドイツでは当たり前のように食卓の定番です。日本の食卓にもなじんで、普段から食べてもらえるような加工をしています。

画像3

本場ドイツで修業を積んだ食肉加工マイスターが作るハム、ソーセージ。私たちの食卓に溶け込むための工夫が凝らされた一関ミートの商品は、11月21日から大宮駅のイベントでも販売されます。一関が生んだ本場の美味しさを、ぜひご賞味ください。

〇街なか産直新鮮館おおまち
岩手県一関市大町4-29
営業時間:8時30分~18時00分
定休日:1月1日
★一ノ関駅より徒歩5分
▼新鮮館おおまち オンラインショップ
https://ikiikishinsenkan.ocnk.net/
#主役は生産者 #おおまちの台所通信 #一関ミート #岩手 #一関 #一ノ関駅 #大町商店街 #一関銀座会 #いちのせき大町商品券 #なのはなプラザ #街なか産直新鮮館おおまち #新鮮館おおまち #産直 #直売所 #農家 #農業 #生産者 #地場野菜 #野菜 #畑 #贈り物 #通販 #商
店街 #ドイツ食肉加工マイスター #ハムソーセージ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?