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ドイツの技術で 一関でしか生産できない商品を

新鮮館おおまち広報チーム高田です。

11月21日に大宮駅で行われるイベントに出店予定の生産者さんを紹介する今月の企画。第二弾となる今回は、有限会社一関ミートの美味しいお肉の秘密に迫ります!

一関ミートさんの商品を皆さんは食べたことがありますか?以前「おおまち台所通信」でも紹介したハムやソーセージは、素材の味を存分に生かした、一関の嗜好の一品です。一関ミートの成り立ちやマイスター、こだわりの豚肉について、代表取締役の石川聖浩さんに伺いました。


○地域に美味しい豚肉を届けたい スタートした食肉加工


父親の代から養豚に参入し、それまでは生産した豚肉を東京の食肉市場に出荷していました。そんなとき、一関にアメリカから視察に来た方々に、父親が地元のスーパーを案内する機会がありまして。地元の食肉加工売り場に、自分たちの生産した肉が並んでいないということに、外からの視点で気づきました。自分たちで作った豚肉を、ハムやソーセージなど付加価値をつけて、地元で売りたいという思いから一関ミートはスタートしました。

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○本場の技術で地域の味を ドイツ食肉加工マイスター

1993年から7年間、弟(石川貴浩さん)が「ドイツ食肉加工マイスター」の資格習得を目指してドイツで学びました。これは、2000年当時、まだ日本では馴染みのなかったマイスターという技術を売りにするためです。自社農場の肉を使って、マイスターの資格を持った職人が、本場の技術で生産したハム、ソーセージを届けたい。日本でドイツ人マイスターを呼んで生産しているところもあるのですが、それはあくまでドイツの製法。消費者は日本人なので、ドイツの技術で作られた商品を、日本人の口に合うようにアレンジしていく必要があると考えていたので、日本人マイスターが作る、ということにこだわっています。うちに研修に来た人たちには製造のレシピもすべて公開していて。同じレシピでも、地域ごとに原料が異なり、うちと全く同じものはできないので、それぞれの独自性を出して、畜産や養豚、加工をやる仲間が増えてほしいなと思っています。

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○地元のお米を食べて育つ 「黄金こめ豚」


10年くらい前から「黄金こめ豚」を自社農場で肥育しています。地元産のお米が15%含まれた餌で育てた豚肉で、ハムやソーセージの原料になっています。それまで豚の飼料用の米は100%輸入されたお米だったのですが、地元のお米を食べた育てた豚肉のブランドとして売っています。旨みはもちろん、脂身のくちどけの良さも特徴の美味しい豚肉です。

次回、後編では、実際にハム、ソーセージの現場に!こだわりの製法を教えていただいたのでお楽しみに。

〇街なか産直新鮮館おおまち
岩手県一関市大町4-29
営業時間:8時30分~18時00分
定休日:1月1日
★一ノ関駅より徒歩5分
▼新鮮館おおまち オンラインショップ
https://ikiikishinsenkan.ocnk.net/
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