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一関ともちの関わりを実感できる大福屋

新鮮館おおまち広報チームの菊地です。一関に住んでいる方にとっては、ごく普通なことかもしれませんが、一関の「もち食文化」というのは非常に個性的です。例えば、今回ご紹介する大福屋さんもそうですが、「おもちの専門店」というのも県内の他市町村ではほとんどないと思います。一関のおもちの話をすると、他の地域の人は「おもちは正月くらいしか食べない」と言われることがほとんど。それに引き換え、僕が大福屋さんにいる間も、おもちを買いに来るお客さんが次々訪れて、おもちと一関の関係の深さを感じます。


今回ご紹介する大福屋さんが開店してから約100年経つそうです。100年の間、商売を続けることがどれだけ大変なことか。大福屋さんが一関の人に愛されてきた何よりの証拠だと思います。
お店を訪問した際に
「この店で、一番古くからあるメニューをください」
と聞いたところ、
「あんこもちは、昔からありますね」
とのお答え。つぶあんのあんこもちと中華そばを注文しました。

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おもちについては、僕のような素人が言うまでもありませんが本当に美味。柔らかいだけでなく、ほどよい噛みごたえがあって、「おもちを味わっている」という実感があるのがいいです。そして中華はあっさり醤油味。これも非常に好みの味でした。ちなみにうどん、そばなどもメニューにあるのですが、すべての麺におもちを入れてもらえるそうです。それも「おもちの専門店」ならではのサービスだと思います。

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メニュー表に目をやれば、どれもリーズナブルな価格設定。かしこまったものではなく、気軽に立ち寄ることができるのもこのお店の魅力だと思います。



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