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荷重位でのSHMの破綻が起こる理由2選!
今回は膝関節がテーマのコラムです。
膝関節の機能として欠かせない機能の1つとしてSHM(スクリューホームムーブメント)があります。
このSHMも非荷重位で機能することも大切ですが、それ以上に歩行や立ち上がりなど立位で機能することが1番求められる機能になってきます。
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荷重した状態で正常なSHMが入らない状態になってくると、下腿が外旋したり、下腿が外側傾斜したり、内反変形したりと変形性膝関節症で多いマルアライメントに近づいてきます。
今回のコラムでは、、
変形性膝関節症の荷重位におけるSHMの破綻する理由を紹介していきます。
破綻する理由も山のようにありますので、今回は2つだけ絞ってお伝えしていくつかに分けてお届けしていけたらと思います。
セラピストやトレーナーの方でも日頃から変形性膝関節症の方や膝関節疾患の方を診る機会もあると思うので、参考になるコラムになると思います。
荷重位での正常なSHM
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まずは破綻やエラーを知るためには、、正常を知っておく必要があります。
正常なSHMとしては、、
荷重した状態と非荷重の状態では少し異なります。
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《非荷重でのSHM》
非荷重としては、下腿がフリーになっている状態なので教科書に書いてある一般的なSHMになります。
膝関節を伸展していった時の最終伸展域において、下腿が外旋することで膝関節の最終伸展が可能という状態をつくることができるのが非荷重での正常なSHMになります。
《荷重位でのSHM》
荷重位でのSHMとしては、非荷重のSHMとは異なります。
荷重しているということは、床面に足底を接地した状態になっているわけなので、「脛骨は全く動かない状態になった上で、その上を膝関節が伸展する際に大腿骨が内旋することで膝関節が完全伸展することが可能です。」
これが正常な非荷重と荷重位でのSHMになるわけですが、正常なSHMを知っておくことも必要ですが、本当に大切なのは、実際に臨床でどの様なエラーが起きて、そのエラーはどうして起こるのかを知っておく必要性があると思うので、その点を解説していきます。
SHMが破綻する2つの理由とは?
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他にも理由は様々あると思いますが、、
臨床上多いSHMの破綻する理由を解説していきます。
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