肩関節疾患(肩こり含む)・不良姿勢の機能解剖学的運動療法!
セブンイレブンに売ってる蒸しサラダ豆に最近ハマっている薬師寺です。健康的な味がする気がするのでコンビニで何を買うか悩んでいる人は是非買ってみて下さい(*´ω`*)
というわけで…
今回は、肩関節疾患や肩こり&不良姿勢(FHP)を改善するための機能解剖学的な運動療法というテーマ。
肩関節疾患といえば…
前鋸筋を欠かさずに評価したり、運動療法などで鍛えたりする経験ってあると思うんですが、前鋸筋を鍛えれば良くなるわけではなく、不良姿勢に関しても、体幹や胸郭の前面筋を緩めて、背筋群を鍛えれば改善するという問題でもないです。
先日、実際に診たクライアントさんですが…
症状としては、左の肩関節にコリや痛みがある方です。実際に前方リーチ出来ている方としては、左上肢ということが分かると思います。何となくの一般的なイメージとしては、関節可動域が広く前方リーチも動けば動くだけ良いという印象を持ちがちですが、実際は全然そんなことはなく、なぜこの様な左右差が生まれていて、何で左肩関節の症状に繋がっているかを仮説して評価やアプローチをしていく必要があります。
この辺も含めて…
本編にて、肩関節疾患の評価やアプローチをする時に重要な考え方だったり、不良姿勢を改善するための運動療法の組み立て方を知って頂ければと思います。
肩甲骨は動けば良いわけではない
まずコレは常に頭に入れていく必要がありますが…
「肩甲骨は動けば良いわけではない」
「肩甲骨剥がし」というワードが昔から流行っていたり、一般の方の中でも聞き馴染みがある言葉になっていますが、肩甲骨の人体としての役割としては、可動性というより安定性の方が必要です。
ジョインド・バイ・ジョイント理論がありますが…
肩甲胸郭関節に関しては、安定関節とされています。
※You Tubeで確認してみて下さい。
確かに肩甲骨は、可動性がなければ、上肢の可動域制限や姿勢不良にも繋がることは事実ですが、可動域が動けばいいわけではなく、可動域が広いのであれば、その可動域を肩甲骨周囲筋などを使ってしっかりコントロール出来ることの方がどちからかといえば重要になってきます。
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