立位姿勢で腹筋群に収縮が入らない人への股関節アプローチ!
運動療法をする際に、臥位に寝た状態であれば腹筋群の上部も下部も収縮が入る様な状態を作ることができるけど、、
立位姿勢など体幹の接地面が無くなった状態になると、腰が反り返る様な姿勢になったりして腹筋群の収縮が抜けてしまう人多くないですか??
自分の臨床経験上は、、
そういうケースはとても感じていて、臥位でのエクササイズの際には腹筋群nを使う感覚が分かる様になっているけど、立位になった瞬間に全く体幹が入らずに抜けているケースを今まで経験してきました。
こういうケースを臨床でどのように考えてアプローチするかの考え方やアプローチする必要がある部位について解説をしていきます。
体幹は使う意識をする場所ではない
一般の方と色々と話をしていたら、、
「腹筋が弱いから腹筋に力を入れることを意識して立つ様にしています」と言われる方も結構います。
これに対してですが、、
実際に立位姿勢を取った際には、腹筋群は意識的に力を入れる様なものではなくて、勝手に腹筋群に収縮が入る様な状況になっていることが理想です。
自分も含めて皆さんも、、
普段の生活の中で常に腹筋群に収縮が入っているか。収縮が抜けているか。そういうことを意識して生活している人もまずいないですよね。
つまり、、
腹筋群へは意識する様なものではなく、自然に収縮が入るような状況を作る必要性があるということです。
腹筋群は上部&下部に分ける
腹筋群を考える時には、上部と下部に分けて考えると腹筋群の機能として合わせてアプローチが必要な部位が整理しやすくなります。
腹筋群の上部であれば肋骨のリブフレアの有無などで確認してもいいと思いますし、腹筋群の下部であれば骨盤後傾の動きが入った際に腹筋群の下部への収縮が入りやすいため、その様な動きができるかできないかを確認するのも評価方法の1つになります。
今回はその中でも、、
腹筋群の下部の力が立位姿勢で抜けてします人に対してのアプローチを考えていけるコラムにしようと思います。
腹筋群の下部が機能してない人(丹田といったりもする)としては、股関節が機能してない方が非常に多いです。
この辺を以下で少し詳しく解説をしていこうと思いますが、、
腹筋群が機能しない人の股関節
腹筋群の下部が立位になった際に機能してない人の股関節の特徴。
ざっくり以下にまとめてみました↓↓
ここから先は
臨床マガジン【現場で使える機能解剖学・運動療法・ピラティス】
業界最大規模の購読者数700名以上●「現場でしっかり結果を出したい」セラピスト・トレーナー・インストラクターのためのマガジン●"臨床で本当…
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?