徳山慎之介/Shinnosuke Tokuyama

こういった自己紹介欄に何を書くのかってとても難しい。とりあえず自分の構成要素を並べます…

徳山慎之介/Shinnosuke Tokuyama

こういった自己紹介欄に何を書くのかってとても難しい。とりあえず自分の構成要素を並べます。 日本人、2003、大学生、ベア、peace、ファッション、学生団体、元モデル、旅行、留学、世界一周、海外、英語、サッカー、温泉、インテリア、愛と平和etc

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  • モデルを辞めた

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モデルを辞めた 1

先程、約2年半お世話になった事務所「office briller」を退所した。オリエンタル東山と検索して、池尻大橋から徒歩10分、中目黒から徒歩20分のこの道を歩くこともだいぶ減るのかと思うと込み上げるものがなかったとは言い難い。半年前にはミラノに挑戦して、今年は絶対にコレクションを歩くと意気込んでいた自分が事務所を辞めるという選択をこの6月にするとは自分自身ですら予想だにしていなかった。だからどうしてこの結論に至ったのか、何を考え何をしてこの2年半過ごしていたのか、文字とし

    • 夏、始まる

      暑い。暑すぎる。地球温暖化という横文字ばかり先走っている言葉の意味をしばしば痛感する。先日の課題図書で読んだ「財政と民主主義」によると、環境問題などの現在の諸問題は「新自由主義」が原因らしい。つまるところ、市場に任せて、競争に任せた結果がこの破壊らしい。なるほどね、と思ったりした。 さてはて、自分の弱さを突きつけていただいています。自分の弱いところや、できないことを自分ではわかってるつもりでも全然わかっていなくて、そんで言われた時にひどく、いたく傷ついている。と言うと、自分

      • 平等と公平と資本主義

        どうしてもパスタ茹でたくなる時ってありませんか。僕は今朝、ありました。30分後に家出ようとしてるのにどうしても茹でたくなって家出る時間を20分遅らせました。パスタ以外の料理は作れません。 さて、今週末7月7日に都知事選があります。ふと気づいたけど人生初の都知事選かも。4年前は17歳だったので参政権なかったはずで、こんだけ注目されてる都知事選がはじめてだなんてありがたいなと思ったりした。 誰に投票しようとか誰がいいとか正直全然わからんし、みんなそれぞれの応援したい当事者とし

        • モデルを辞めた 6

          モデルを辞めた 5 から続く 1月末に帰国した。次のミラノは絶対に歩くという意志を待って、まずは目の前の3月の楽天ファッションウィークに向けて頑張ろうという気概だった。海外から帰ってきたばかりということもあってパッションに満ち溢れた中で展示会やイベントに出せるだけ顔を出した。積極的にデザイナーの方にも声をかけたりして、営業を繰り返したのが2月。 そしてこの時に初めて仕事をすることができた。実はミラノ滞在中にshota hiyamaというブランドのデザイナーのshotaさん

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        • モデルを辞めた
          6本

        記事

          モデルを辞めた 5

          モデルを辞めた 4 から続く マルタでの生活も本当に楽しかった。自分はやっぱり環境に恵まれていると思うし、運を持っているんだと思う。たくさんの友達ができたし、旅行にも行った。 モデルとしては、1月でのミラノの挑戦のために体型維持とウォーキングとポージングの練習は欠かさないよう意識した。同部屋の子が授業に行っている時に部屋でこっそり練習したり、2ヶ月分のジムを契約して朝4時に筋トレ行ったり(4時に行ったのは一度だけ、9時からの授業前には結構行っていたから6時起きとかでよく行

          モデルを辞めた 4

          モデルを辞めた 3 から続く まず、留学からの計画は以下の通りだった。9月の4週目から6週間、セブの語学学校に滞在する。そのあと、事務所を探すために1週間ミラノに滞在し、マルタへと向かう。マルタで6週間語学学校に滞在したあとに、ミラノでの事務所が決まっていればミラノへと戻るし、そうでなければそのまま年末には帰国。1月の予定は11月2週目のミラノでの事務所探し次第で大きく変わるというものだった。 まず、フィリピン留学に関して、一言で表せないぐらい充実して楽しい日々だった。本

          モデルを辞めた 3

          モデルを辞めた 2 から続く さて、世界一周は本当に楽しかった。ピースボートに乗船して世界を回ったわけだが、この話はここでするとキリがないのでまた気が向いた時に書きたいと思う。間違いなく一生忘れない日々だったし、人生の転機はここにあったと振り返れるような時間だったとだけ言っておきたい。 この中でモデルに関する話をすると、筋トレと食事は意識していた。最初だけ。だんだんと両者共に意識が疎かになっていき、明らかにプロフェッショナルではない態度だったと思う。ただ、そん中でもパリに

          モデルを辞めた 2

          モデルを辞めた 1 から続く 晴れて事務所に所属することができたわけだが、先にモデルの仕事までの流れを簡単に説明したいと思う。 一般的に事務所所属モデルは、事務所を通じて仕事が入ってくる。形としてはいくつかあるが、最もメジャーな形は以下のものだ。まず、クライアントからもしくはクライアントを通じたキャスティング会社から事務所に仕事の連絡が来る。そこから事務所の中で候補者を何人かピックアップして、仕事日、オーディション日が稼働可能かどうか連絡が来る。稼働可能の場合、資料出しを

          こひつじ

          長い間noteから離れてしまいました、お久しぶりです。長い期間離れてしまったのは紛れもなく心身ともに忙しいことによるものな気がしていますが、その環境を作っているのも紛れもなく自分であり、つまりところただの怠惰です。 さて、就活をしています。 悩むという言葉はとても好まないけれど、悩みに悩んでいます。子羊です。自分についても会社についても社会についても、わからないことがわかったという段階でわかろうとすることの重要性をわかってはいながらも存在しない何かに常に追われていっぱいいっ

          「成長」と「成功」

          復学して2週間が経ち、段々と大学生活にも慣れてきました。4年目ですが。 構内を歩いているとよく友達に会うものの、心の底からの「何してるの?」が聞けて嬉しい一方寂しさもあります。退学したと思ってたーとか日本いるんですかーとか毎日のように言われるんだけど、そこまで何してるかわからない人でいられたことに対しての嬉しさはあるものの、いないものとして扱われているというほんの少しの寂しさがあるような気がしてて。みなさん、私は今大学3年生として勉学に勤しんでいます。 良し悪しは置いておい

          魅力的な人

          4月3日22時10分発のフライトで台湾に向かっています。ちょうど今朝台湾付近が震源のマグニチュード7.5の地震が起こってしまったのだけれども、不幸中の幸いか飛行機は運行してるので、3時間半かけて台北へと飛んでいく。 さて、最近は楽しく過ごしています。旅行に行ったり友達と遊んだりいわゆる大学生らしいこともたくさんやらせてもらって、心から友人と環境に感謝です。 最近の個人的ホットなテーマとして「魅力的な人とは」というものがある。きっかけとしては就活を始めるにあたって、自分の将

          東京

           やけに暑い夜行バスの車内温度を調節しているのは誰なんだろうか。3月の雪が降ってしまうような日にタンクトップでも息苦しさを感じているのは自分だけじゃないはず。  「令和元年の人生ゲーム」を読んだ。信じられなぐらいにくらって落ち込んだ。ぜひ一度読んでみてほしい。全登場人物を容赦なく綿密にブッ刺してくだけじゃなく、自己投影してしまう部分があるのだから筆者「麻布競馬場」にはあっぱれとしか言いようがない。  結局のところ、何者にもなれない私(というか私たち?)は何者かになるために

          生き急ぎ人?

           なんか最近語りスイッチが今まで以上に入りやすい。なんでかわからんけどぐるぐると考えちゃったり語ったりしてる。楽しい。  自分は生き急いでるって言われるんです。頻繁に。自分でも大なり小なり自覚はあってそんなに予定を詰め込んで何かに追われてる感覚を持ち続けて、何をそんなに急いでるんだって。 この理由としては、漠然とした不安がすごい大きいのだと思う。俺は何かに頑張ってる自分のことしか愛せないし、根本的に自分を全肯定して生きていくことが苦手というかできていないのだと思う。つまり自

          帰国後3週間経ったよ

          大変長らく更新していなかったが東京に帰ってきてから早3週間。大変充実した毎日を送らせてもらってる。東京は忙しいっていう側面もあるけど、自分自身が東京という街を忙しくしているみたいな側面もあって、相互的なものなのかもと思ったりした。生まれてこのかたずっと東京を拠点に生きてきてほとんどの自分のコミュニティがこの場所に属しているからこそ充実しているのだろう。 ここで「充実」という言葉を意識的に使っているのは「忙しい」という言葉を使う大人になりたくないからで、現実には使ってしまうこ

          帰国後3週間経ったよ

          ミラノ日記②

           1月27日、ミラノからローマへと電車に揺られながらミラノ日記②を書いていこうと思う。 前回①と題をつけたにもかかわらす続きを一向に書かないままミラノを離れてしまった。実は公開用に書いていた②があったのだけれど、あまりにバッドに入ってたときに描いたものだったから世に出せるものじゃなくてそっと胸の内というかケータイのメモのうちにしまってある。とはいえ結局2話終わってしまうなら前編後編とかにしておけばよかった。 前回はファッションウィーク前の日々を書いていた気がするのでその後の

          脱•もったいないジャパニーズ

          だいぶ期間が空いてしまって週に一本ペースで書こうと思っていたのに残りミラノ生活も4日という所まで来てしまった1月23日です。最近はキャスティングもほとんどなくて、家で時間を過ごすことが多くてふと思いついたことを書いていきたい。 まず、どんな時に自分が日本人である、と自覚するのかということ。つまるところ日本人のアイデンティティってなんなんだろうかということだ。この答えが「もったいない」精神じゃないかなと思うわけなんだよね。「mottainai」が世界中で横文字として使われてい

          脱•もったいないジャパニーズ