生き急ぎ人?

 なんか最近語りスイッチが今まで以上に入りやすい。なんでかわからんけどぐるぐると考えちゃったり語ったりしてる。楽しい。

 自分は生き急いでるって言われるんです。頻繁に。自分でも大なり小なり自覚はあってそんなに予定を詰め込んで何かに追われてる感覚を持ち続けて、何をそんなに急いでるんだって。
この理由としては、漠然とした不安がすごい大きいのだと思う。俺は何かに頑張ってる自分のことしか愛せないし、根本的に自分を全肯定して生きていくことが苦手というかできていないのだと思う。つまり自己肯定感が低いということ。頑張って高そうに見せているというか高くなろうとしているけど、依然として何かをしているからとか自分に付属する何か(例えば勉強を頑張ることとかモデルで挑戦することとか)によってしか自分を愛せていない。無条件の愛を自分に注げていない。

この原体験ってなんなんだろうって考えた時に真っ先に思い浮かんだのは中学サッカーの頃の思い出で、あんまり話したくないから話してこなかったけど中学生のクラブチームでサッカーをやってた時に自分が下手だったから当時のチームメイトから強めのいじりみたいなのを受けてて、そんときはいじめのように感じていたし、人に勝らなきゃ俺には価値がないんだって思うようになった一つのきっかけであったように思う。でもさらに思い返しても小さい頃から頑張ってこそ人間には意味があるとずっと思っていた気がしていて、親から愛を受けていなかったわけでは全くないんだけど、勉強ができる方が偉いとかスポーツができた方が偉いみたいなそうゆう価値観って自分に根付いていると感じる。幸か不幸か小さい頃は勉強もできたしサッカーチームではキャプテンもやったりして、周りの親御さんたちから頑張っててすごいみたいなそうやって言われることで気持ちよくなれていたし、今も多分それって同じで「若いのにえらいね」とか言ってもらえることも多くてとても嬉しい、けどなんか違うなとも思ってしまう捻くれた自分がいる。

自分自身が何かを頑張っている自分自身しか愛していないからこそ、他人から同様に見られていると感じた時にほんの少し悲しい。この人は自分がモデルだから世界一周いったから早稲田生だから俺のことをすごいと思ってるんだろうなみたいな。全然ありがとうでいいのにそんなことばっか考えちゃって、今も昔も何者でもないけれど昔に比べて持つ肩書が増えれば増えるほど寂しい気持ちを覚えてしまう気がする。

そもそも自分という人間の薄さとか浅さを補填するかのように隠すかのように自己投資と称していろんな経験を体験をしようとしているのかもしれない。でもじゃあ逆に厚い人ってなんだろうとかは全然わかんないし、結局のところその経験の産物として人間って厚みが生まれてくるのかなとも思うけど、そもそも厚みとかって存在するのとかも思う。

この自己肯定感の低さゆえに承認欲求は確実に高くて、これは不特定多数からじゃなくて特定多数からの承認を求めているってとこまでは自己分析できている。インスタのフォロワーが100万人になりたいとかは心底思わないけど、友人たちから認められたいというか愛されたいみたいなのはとてもあってそれ故に自分が頑張ろうみたいなのもあるけど、その結果自分自身の表面だけこの人は見てるんだなと思うと寂しくなったりするからほんとうに面倒くさい人間なんだと再認識する笑

そしてこの承認欲求のベクトルが大学一年の末ぐらいから変わったと感じている。それまでの人生ではいわゆるいい大学にいって大企業に行ってお金を稼いで家庭を持つみたいな昭和的成功みたいな価値観のレール上で承認されたいみたいなのがあったのに対して、そのターニングポイント後は他人と違う体験をしていることによって承認されたいと思うようになった。だから世界一周もモデルもサークル作ったのも全部そこに起因していると思う。なぜそう変わっていったのかは明確にわからないけど、人と違う服を着て自分を表現することがファッションじゃんとか思い始めた時からだったような気もする。


でもって話を戻すが、この自己肯定感の低さと自己承認欲求の高さってあながち悪いことだけじゃないとも思っていて、今まで自分が頑張れてきたのはこいつらがあったからこそに違いない。それまでの感情とか原動力とかは置いといて結果として自分は欲しいものを手に入れられてきたのだし、本当に周りの環境のおかげだけれどこの面倒くさい自分のおかげでもまたあると思う。

この自己肯定感の低さとかは将来的に変わるのかなって甚だ疑問なんだけれど変わらなかったとしても迎合していくしかないんだろうこの面倒くさい自分を。じゃあ頑張るのとかやめてみなよって思ったりするけどそれをしている間に自分の心がもたないだろうなとか思う。(それもまた面白そうかもとかも思ったけど)


長々となってしまってまとまりがつかないけどまとまりのなさこそがnoteの良さだと思うからこのまま強引に終わらせちゃおう笑まあ一言でまとめると「生き急いでる自覚はあるし理由もわかるけど天命な気がしてる」みたいなことです。たぶん。

ではまた。

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