平等と公平と資本主義

どうしてもパスタ茹でたくなる時ってありませんか。僕は今朝、ありました。30分後に家出ようとしてるのにどうしても茹でたくなって家出る時間を20分遅らせました。パスタ以外の料理は作れません。

さて、今週末7月7日に都知事選があります。ふと気づいたけど人生初の都知事選かも。4年前は17歳だったので参政権なかったはずで、こんだけ注目されてる都知事選がはじめてだなんてありがたいなと思ったりした。

誰に投票しようとか誰がいいとか正直全然わからんし、みんなそれぞれの応援したい当事者としての主観を聞きたい。周りからどうこう言われていようが、本当はこう思うとかそう言った主観で最終的には意思決定するものだと思うので。ただ投票には行こう、と思う。というか絶対行くべきだと思う。別に誰かに投票しろというより、政治に関心を持つイベントに参加しようということで、この人がいいとか、全員この人たちはダメだとか、そういった社会に対する意思表示をすることができる数少ない機会だから。個人的には今回の選挙で誰が勝つかだけじゃなくて、投票率がどのぐらいで、特に若い世代の投票率がどのぐらい変化しているのかにもすごく注目したい。SNSを見てると政治的意思表示をしている若者が多いように錯覚してしまうけど、あくまでこれは一部の人の意見と行動であって、その人の一票も自分の一票も同じ重みしかないので。そこに民主主義があると思ったり。

そんで平等と公平とと資本主義ってことだけど、平等と公平の違い、自分もよく分からんくなるけど、同じだけの補助をするのが平等で、同じになるための補助をするのが公平って感じがする。ありがちなフェンスに対峙してる人たちの絵から察すると。
そんで、資本主義ってのは全ての人を平等として競わせて、不公平を産むシステムだと思う。良し悪しではなく。

公平っていうのは「何も努力せずに周りに愚痴ばっかこぼしてるかっこわるい人」を「死にものぐるいで社会のために生きている人」と同じだけ豊かにしようってことな気がしている。前者に対して当事者意識を持てるかどうかってこと。

もちろんこれって極端な考えだし、実際はそんなことないかもしれない、けど極論そういうことで、それでもなお同意できますかってことじゃないかな。資本主義ってのは前者みたいな人は淘汰される仕組みだと思う。そんでこれを救うために政治や社会保障があると思っている。
けど社会保障って不平等ではあるじゃん。だってこんだけ頑張って生きて、働いてくれてる尊敬してる大人たちのお金がそうじゃない人たちに流れるわけで。

でもその上で、その認識の上で自分の立ち位置をはっきりしたい。こと自分はというと、本当に環境に恵まれていると思う。不自由なく生まれてここまで生きてこられたと思っているし、これが当たり前じゃないと思う。でもだからこそ、そうじゃない人たちに対してアクションしなきゃと思ったり、やっぱり自分のために自分は生きてると思ったりもする。そんでどこに妥協点というか答えを見出すかなのかなーと思って、政治や社会に向き合っていきたいと思う。


いろんな政治活動をしてくれてる学生に特に聞きたい。なんでそんなに頑張れるのか、なんでそんなに人のために動けるのか、自分にはできてないから。その想いを突き動かすのは強烈な原体験なのか、それとも何なのか、知りたい。

そんな感じです。ひとまず、選挙に行こう。期日前投票もあるよ。

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