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#『シン・ニホン』感想文

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『シン・ニホン』アンバサダーの感想文
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#シンニホン読書会

一人一人が残したい未来に一歩踏み出せば、必ず良い日本になると信じている。

一人一人が残したい未来に一歩踏み出せば、必ず良い日本になると信じている。

どんな状況でも希望はある。苦しくなっても、夢や希望を諦めない。
夢や希望を持てる、持つ方々を応援できるニホンを創りたい。
それが我々大人の、未来を担う若者や子どもたちに対する責任ではないでしょうか?では、それを実現するにはどうすれば良いでしょうか?一緒に残すべき未来を考えていきませんか?

■なぜそう思うようになったか?

私は72年に生まれ、日本の高度成長期の成長と共に日本が豊かになる過程を過ご

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【読書録1】AI x データ時代も変わらない人間の本質とこれからの私~『シン・ニホン』私はこう読んだ~

【読書録1】AI x データ時代も変わらない人間の本質とこれからの私~『シン・ニホン』私はこう読んだ~

 読み終えた時の衝撃は今も忘れない。時代の全体観のとらえ方や、その中で、どのようにイシューを設定し、解を出し行動していくか、またAIxデータ時代の人間に求められる役割は何か?
 これまで何度も何度も読み返し影響を受けてきた大好きな本の一つ『イシューからはじめよ』の著者である安宅和人さんが書いた、『シン・ニホン』である。
 印象的な表紙のデザインにも惹かれ、新型コロナウイルスの影響が日本でも出始めた

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『シン・ニホン』を読んだ私と、迎えにいきたい未来のはなし

『シン・ニホン』を読んだ私と、迎えにいきたい未来のはなし

「神様はみてくれていた」
   昔、「私の将来の夢」という類の項目は苦手だった。
 レールに乗っていた私はあまり何も感じなかったし、何も思わなかったからだ。

 それさえ忘れていたある日、本当に小さなきっかけから『シン・ニホン』を手に取った。
 気づくと、ビジネス書のコーナーにあったはずのこれを、私は涙を流しながら読んでいた。
 うまく言葉にはできなかったが、私がこれまで辛かったことも、知りたかっ

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わたしはわたしのために、『シン・ニホン』の当事者でありたい

わたしはわたしのために、『シン・ニホン』の当事者でありたい

「普通の社会人2年目」と自分で自分にラベルを貼っていたわたしが、『シン・二ホン』と出会って、何を感じて、何を考えたのか。

改めて、『シン・ニホン』を読んだわたしの思いを残したいと思います。

わたしはいつも、「少し・不在」な気がしていた

主人公は器用で頭が良くて、人や世界を達観して見てしまう女子高生。
彼女は藤子先生の創るSFの世界=「少し・不思議」からとって、周りの人それぞれの個性にふさわし

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残すに値する未来のために生きる

残すに値する未来のために生きる

この夏、僕は知の巨人と出会った。
その人はとてもシャイで、誠実な方だった。

今年4月、新型コロナ感染拡大による自粛期間中に、僕は『シン・ニホン』という本に出あった。AI×データ時代に移行するただ中にあって、50代になった自分が獲得すべき技量は何かを知りたい。これがきっかけだったと思う。この分厚い書物にヒントがある予感がし、実際に読み進むととても明快に今の日本の現状と課題、これから必要とされる人物

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理と情のはざまから見えてきたものとは? 『シン・ニホン』を読んで

理と情のはざまから見えてきたものとは? 『シン・ニホン』を読んで

「運用益で研究開発支援 大学支援ファンド創設
最大10兆円規模 政府 民間機関に運用委託も(2020年7月15日 日本経済新聞より)」

この記事を覚えている方はいるだろうか?

 この政策は『シン・ニホン』でも提言されている通り、安宅和人さんが数年前から発案及び各所で提言されたことがきっかけとなっている(『シン・ニホン』P303「10兆円規模の基金を立ち上げようー国家百年の計」より)。

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