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接客サービスのスペシャリスト育成

「接客サービスのスペシャリスト育成」という目的で、いくつかのブランドやSC(商業施設)で研修やアドバイスの場をいただいております。

今月は研修というより、個人別の指導やアドバイスをさせてもらう機会が多かったので、そこで質問されたことやポイントを備忘録として載せます。

販売の現場で困っていることは、先々週のnoteにもUPしましたが、お声かけ(アプローチ)が最も多くありました。

このほかに、
身体的なウィークポイントとして、お客さまから発せられる言葉に対して例)試着の際「私、太っているので・・・」「ウエストがないので・・・」どのような反応・返答をすれば良いのかわからない。
・専門店でありながら、お客さまの方が知識があることや自社のことに詳しいときに、困惑する。
・商品にまつわる質問をされた際、店舗メンバーやネット検索をしても正確な返答ができないこと
話し方のクセや間違った尊敬語を使ってしてしまっている。という自覚はあるが、指導してもらう(教えてもらったり・気づかせてもらえる機会がない)=店舗メンバーが一同に間違えている。知識がない。
・初対面の方にも親しみやすく、プロらしさを感じてもらえるようにしたい。(若いイメージが強く、ベテランには見えないという容姿や振る舞い)
・長時間お客さまと会話はできるものの、購入に至らない。(明確なお勧めができない)=ロング接客という言い回しをする方もいますが、ネガティブな結果とみられることもある。
・自分は接客が好き!でも会社の方向性はそこを重視していない。(悩み)
・お客さまの気持ちを理解しているつもりだけれど、もう一歩距離感を縮めることが不得手だと自覚している。

印象深いものをピックアップしましたが、同業者の皆さまにとっては思い当たるものがありますでしょうか。
そして、管理者(指導・育成者)の方は、そんな質問をされたら、どのようにアドバイスをされますか。

私自身も接客や販売の経験を経て、現在とは異なるかもしれませんが類似した場面・境遇が容易に想像できます。
そして、会社や施設は異なれど、皆さん同じような悩みを持っているのも同様です。

「シンカするオトナの部活」(2020年4月スタート)は、オンライン上ではありますが、もともとは接客サービスのスペシャリストたちとはじめたオトナの学びの場です。
活動の幅は広がり、上記の質問やお悩みに返答するような研修の場に一緒に回ったり、自主的に店長をサポートする場を作ったり、様々なことにメンバーは取り組んでくれています。

来週(19日21:00~)は「シンカする店長たちの円居」も開催予定!

「シンカする店長たちの円居」スケジュール

普段とは少し違った場所で、違った仲間と共に仕事を振り返る機会も何かヒントが見つかることと良いなあ。と願っています。

企業や施設のオーダーは弊社ホームーページにて、お問い合わせいただけましたら幸いです。


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