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店舗運営での課題「歓迎の意思を伝えること」

店舗での接客サービス・販売という場面で、必ず課題として
入店時の挨拶やお声かけができない・できていないことが挙げられます。
わざわざリアル店舗に足を運んでくださっていても、スタッフから何ら歓迎の気持ちを伝えていない(あえてそうしている!?)ことがあります。

2つの視点
・スタッフは、いつ声をかけてよいかわからない。迷惑そうな態度を示すお客様も多い。
・店舗管理者(店長やマネージャーなど)は、スタッフに挨拶をするよう促しても「なんで挨拶しなければいけないのですか?」という返答や意思を持った部下指導に困惑している。
この数か月で2つの視点で質問や相談を受けてきました。

上記は、1つめの「スタッフ視点」での答えにもなるかと思いますが、はじめからお客様もココロをオープンにされているわけではないですし、初対面のスタッフに信頼を寄せることなど有り得ませんよね。
むしろ、お声かけして返答してくださったとしたら(特に新規のお客様)、相当お客さまが店舗やスタッフに対して、気を遣って反応してくれていることだと思って良いと思っています。

既に知っている・聞いたことのある話でも、話の腰を折っては申し訳ないので、軽く相づちを入れながら、聞いてあげているシーンは多くの方に経験があるのではないでしょうか。
そんなストレスのかかる店舗に通いたくなるのか・・・シビアに考えると、お客さまにとって居心地の良い店づくりとは??を再考すべき店舗・人がいますよね。

そして、お声かけについても同様です。挨拶やお声かけの反応がないのもお客さまの意思を汲み取るチャンスだからこそ、しっかり行い”一歩引くべき時は引いて”お手伝いが必要なときに素早く対応する準備を整えることも接客だと考えます。
よほど、行動分析を得意としている方は別として、言語コミュニケーションで意思確認をすることを忘れないようにするのはいかがでしょうか?

2つめの視点
店舗管理者(店長やマネージャー)の困惑されていること
挨拶って必要?
挨拶は不要だと思っているスタッフへの指導について

そもそも、「何で挨拶するの??」と問われたら、自分の言葉で伝えられますか。お客さまをお迎えしている意思を示す手段であることはもちろんですが、どんなお店にしたい(ブランドにしたい)から、こんな挨拶をして、できればお客さまにこんな気持ち(印象)を持ってもらいたい。
だから、このような挨拶をするのである!という背景を伴ってお話をしてみるのはいかがでしょうか?
更に、その考えについて、当人(部下)はどう思うか。
そんな意見を交わしてみることを試してみて欲しい。とお伝えしました。

自分の世代(若いとき)とは違うから・・・
はどのような時代でもあるのでしょうが、わかっているなら互いの理解をしようよ。というのを忘れてしまいがちですよね。

もちろん、一緒に働くスタッフの考えや経験が異なることを実感することの方が多いと思いますが、来店してくださっているお客さまもそれぞれです。
一人ひとりのお客さまにとって、よりよきお手伝いとは何かを考え、店舗に立ち寄ることの価値を大事にできると良いなあ。と願っております。

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