#日銀
消費者物価の基調は2%割れ
植田和男日銀が「金融政策の枠組みの見直し」を3月19日に行ってから、最初に公表される「消費者物価の基調的な変動」ということもあり、注目していました。
1.消費者物価の基調的な変動結果は、いずれも2%割れです。
2.利上好きな方々ESPフォーキャスト調査(2024年5月14日)によると、2024年の日銀の利上を1回~3回と予想するエコノミストがおられるようです。2024年1-3月期のGDP一次速
黒田日銀総裁会見での残念な質問
日本銀行の政策決定会合が2022年4月28日に行われました。
結果は、金融政策の方針・政策手段は現状維持、加えて、指値オペを毎営業日実施することを明確に示されました。同日、黒田日銀総裁の会見(*1)が行われましたが、その際の記者の方々のご質問が、余りにも残念でしたので、気になった点をコメントしたいと思います。
※黒田日銀総裁のコメントは、動画(*1)や後日公開されると思われる日銀HPの情報をご参照
「悪い円安」を言う「残念な人たち」
経済に詳しそうな新聞やニュース番組などで、「悪い円安」という言葉を最近よく耳にします。
この言葉を使う方には似通った点があります。経済に詳しそうな人が「悪い円安」と言ったとしても、鵜呑みにしないようご注意ください。
■ポイント
1. 金融政策は経済安定化に割当てるべきもの
2. 原油や食料品など個別価格高騰には財政政策(減税や補助金など)を割当てるべき
3. 「悪い円安」を主張するメディアや"