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40代にして、生まれて初めてヘアカラーしました|ヘアドネーション(31㎝以上の髪の毛の寄付)5回目

本日、人生で初めてヘアカラーしてきました。

ヘアカラーに非常に抵抗感があったのですが

新しい職場の経営者が「白髪を染めてきて欲しい」と言ってきたり、noteが切っ掛けで知ったカラーリストさんの美容室が検索したらすぐに分かって予約が運よくとれたり、コロナでストップしていたジャーダックのヘアドネーション(31㎝以上の髪の毛の寄付)の受付が3月1日から再開されたり、ちょうど31㎝以上髪の毛が伸びたりと、いろんなことが上手いこと重なったので、思いきって行動を起こしました。

お洒落な街のお洒落な美容室に行くのも生まれて初めてだったので、もちろん楽しみでもありましたが、わたしが行っていいのだろうか、場違いじゃないだろうかと、不安もありました。

しかも、その美容室に行く途中の電車内で、スマホのGoogleを使って経路検索したら

「⚫⚫ 芸能人」(注)⚫⚫は美容室名

がGoogle検索の上位に出てきたので、さらに緊張したくなかったので、それは見ないことにしました(笑)。

そんなことばかりに不安を抱いていて、ヘアカラーのなにがほんとうは大変なのか、このときはまだ全然気づいていませんでした。

美容室に入って、簡単な問診票みたいな用紙に記入するのですが

「今まで、ヘアカラーやパーマなどで頭皮がかぶれたことがありますか」

というような質問がありました。返答は「はい」でも「いいえ」でもありません。

それは「40代にもなるのに、一度もヘアカラーもパーマもなにもしたことがないから、まったく想像ができません」

だからなのです。心の片隅で

「あれっ? もしかしたら、これって実はマズイこと⁉ まさかね、そんなまさかね」

一瞬、そう思いましたが

「気のせい、気のせい」

と相変わらずの無計画とポジティブシンキングで乗りきろうとしましたが、そのときがきてしまいます。

カラーリストの川口さまが神妙な顔つきと口調で

「シイラさまは一度もヘアカラーやパーマをしたことがなくて、薬剤にアレルギーがあるかどうか分からないから、簡単なパッチテストをします。ほんとうにダメな人はすぐに赤くなったり、痒くなったりします。そうすると、ヘアカラーはできなくなります」

というような内容のことをおっしゃいました。

「ええっ⁉ 何日も前からヘアカラーすることやお洒落な美容室に行くことにドキドキしていたら、ここまできてヘアカラーそのものができませんでした、なんてあるの⁉」

無知ゆえに、初めてヘアカラーする意味を全然知らなかったのです。

同時に、家で自分一人でやらなくて良かったと思い、やっぱり、カラーリストの川口さまに頼んで良かったと思いました。

腕に薬剤を微量に塗り、その上から絆創膏を貼りました。

ヘアカットをしている間、薬剤が塗られた腕が痒くならないか、赤くなったりしないか不安でしたが、悪い結果を考えないようにしました。

痒くも赤くもならず、ヘアカラーをすることが決定しましたが、念には念を入れて、カラーリストの川口さまが、根元より若干上の髪の毛をヘアカラーしてくださいました。

わたしの「黒髪は嫌で、自毛の茶髪色に白髪を染めてほしい。経営者に注意されるので、明るい色にはし過ぎないでください」のリクエスト通りに、いやそれ以上に仕上がりました。

白髪が1回のヘアカラーで綺麗サッパリなくなりました。

しかも、頭には《天使の輪っか》まであるじゃないですか!

わたしの中の古い先入観も払拭されました。ヘアカラーすると髪の毛って綺麗に光るんですね!(ヘアカットやシャンプーやドライヤーの影響もあるかもしれませんが)

今まで、約30年間、ヘアカラーをしないことに頑なに固執していましたが、その呪縛からようやく解き放たれました。

少しは鏡も見るようになって、少しは自分の容姿に自信が持てるようになるかもしれません。

半年以上、川口さまのnoteの記事を読んで、ヘアカラーをする決断ができたことを有り難く思います。改めてありがとうございます。

思いきって、美容室の予約をとって、良かった~。

また、40代にして初めてのヘアカラーも美容師の皆さまが驚かれているようでしたが、今回、5回目のヘアドネーション(31㎝以上の髪の毛の寄付)にも、美容師の皆さまが驚かれていました。

SNSでも、ヘアドネーションをしている他の方に回数を告げると、必ず驚かれます。「そんな回数、他で聞いたことがない」と。自分で言うのもなんですが、恐らく日本記録保持者です。約12年かけて、約31㎝、約35㎝、約45㎝、約50㎝、約31㎝、合計約2mの髪の毛を寄付しました。

でも、病気や事故によりウイッグ(かつら)を待ってる子どもたちは、国内でまだまだたくさんいます。その子どもたちのために、ヘアドネーション(31㎝以上の髪の毛の寄付)はまだまだ足りません。

しかし、ヘアドネーションは回数や長さを競うものではありません。そもそも、ジャーダックはヘアドネーションが必要でなくなる世の中を目指しているそうです。

それは、病気や事故で髪の毛がなくなった子どもたちへの偏見がなくなる世の中を目指しているからです。

6回目のヘアドネーション(31㎝以上の髪の毛の寄付)は、現在検討中です。

髪の毛を染めていたり、パーマをかけていても、定期的にメンテナンスをしていればヘアドネーションはできます。

でも、いちばんは、次に31㎝以上伸びる前に、世の中から無毛への偏見がなくなることです。

(注)本日は時間切れのため、ヘアカット、ヘアシャンプー、ドライヤーなどはまた別の日に書いて投稿します。

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