見出し画像

大型連休をどう過ごすか。


5月11日東京ドームで開催される予定だった「ファイターズ対バッファローズ」の無観客試合決定が正式発表された。「あぁやっぱりな」と分かりきっていたことなのにどうしても残念な気持ちは否めない。12日以降の判断はまだ出ていなくて実際どうなるか分からないけれど、私に唯一出来ることは感染対策をすることだけ。それを歯痒く感じても続ける他選択肢はない。みんなが同じ状況、愚痴らずに責任を持ってこのGWを過ごそうと密かに誓ってから幾日が過ぎた。

大型連休をどう過ごすか暫くの間考えているのだけれども素直に喜べないし、かといって批判するのも違うし。なんとも言い切れない気持ちを抱き続けることしか出来ずにいる。「本を読もう」「映画を観よう」「料理しよう」とか様々な提案があらゆる所で提示れているけれども、その言葉を横目に見ながら冷めたことを考えている私。


「つまんないな」その言葉をこの1、2年で何度頭に浮かべただろうか。ならば、つまらない今をどうやったら打破できるのか。そのことに重きを置く必要があるのだ。


〜〜〜


今私は何に熱中しているのか、という答えは何年も前から変わらず「野球」。でもそれは趣味の範囲であって自分の実績で得られるものではない。働いて得た資金でのご褒美であり、あくまでも精神的な支柱として生活の一部であるもの。じゃあ、私が自分の力で熱中しているものは何なのか。それを考えても何も答えが出せないのが情けない。興味のあることは抵抗なく始めることが出来るけれど、ある程度で満足してしまい突出したポイントがないからだ。満足する理由はアウトプットするタイミングがないということも関係しているけれど、単純に飽きてしまうというのが一番大きい。継続ほど難しいことはない。


褒められたい・尊敬されたい。傲慢で口にすると恥ずかしい言葉だけれども私はそう思ってい続けてきた。思い返すと、両親の自慢になりたくて勉強をしてきた。凄いと言われたくて部活生活を送った。頑張っているねと言われたくて仕事をこなしてきた。私はそういう人間なのだ。見栄っ張りで格好悪い。


結局悩み続けた今、大型連休をどう過ごすかは決まっていない。ただ一つ実行することは、後悔ないように1日1日を過ごすということ。だらだらと眠って食べて過ごすのではなく、時間割を自分の中で刻んで休みを過ごし、熱中したいと思えることを探す時間にもしたいと思う。それは一時的なものではなく、自分の核に変わっていくようなことを、真剣に探すための時間にしようと思う。 よし決めた。


〜〜〜


そんな中での昨日のファイターズの試合は心が晴れる思いがした。打率不調だった直球破壊王子こと渡邉諒選手が5打数4安打。大田選手の存在感。強豪ソフトバンク相手に7対2で白星をあげた加藤投手。前半では打点が取れるのに後半になると眠ってしまうファイターズ打線が終盤までこんなに元気なのを今シーズンで初めてみたくらいの勢い。

そして今日はルーキー伊藤投手先発登板日。絶対に残業にならないようにしようと決めて仕事を切り上げた。「早く勝利投手になってほしい」という近所のおばちゃん目線で伊藤君を応援しています。こんちゃんの2HRで伊藤くんの笑顔が弾けた瞬間を見て、こんな風に何かを熱心にしたいと強く思った。

画像1


ここまで熱量を感じられる投手なんてそうそうお目にかかれない。なかなか勝てなくてベンチで涙する姿や、4月21日のロッテ戦を登板した時、ファーストリカバリーをしていた清水捕手のマスクを拾い、走って渡しに行く姿を見てから爽やかで好印象だったけど、今日のヒーローインタビューも話をしっかり頷きながら聴いていて、真っ直ぐでしっかりした人間性が溢れ出ていた。すごく素敵だと思った。こうしてエネルギーや刺激を与えてくれるヒーローの初白星に感謝して、明日から大切に過ごそうと思う。


この記事が参加している募集

#習慣にしていること

130,856件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?