しーた

生涯喜楽を胸に刻みながら/1日1日を溜め込んでいけるように/♡にいつも書く力をもらって…

しーた

生涯喜楽を胸に刻みながら/1日1日を溜め込んでいけるように/♡にいつも書く力をもらって/いつも感謝

記事一覧

休まる2019→熱い2020

出発の日の京都は朝からどよっとした空気が漂い、空は重い灰色に覆われており、道にはポツポツと黒い点が生まれていた。 * 東京で生まれ育ち、京都に転居し生活し、いつ…

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4年前
5

イス取りゲーム

あるショッピングモールのフードコートで突如始まるイス取りゲーム。座れなかった者の足元には穴が現れ、吸い込まれてしまう。穴の先は天国か地獄か。座れた者の先には何が…

しーた
4年前
3

となりの「世話氏杉流(せわしすぎる)」。

あるアパートの一室にアフェリエイトで稼いでいる25歳の男が住んでいた。この男の大きな特徴は誰のことでも世話をしすぎること。隣に引っ越してくる様々な人たちとのやりと…

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4年前

珍しいルームシェア

ある街に6人で住むシェアハウスがあった。シェアハウスの入居条件は「名前がたいし」であること。たいしたちのたいしたことのない日常が今始まる。 #100文字ドラマ

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4年前
1

ゲスト ハウス

街の細い路地の先にゲストハウスがある。このゲストハウスは、ゲストとしてハウス側から呼ばれる施設である。今夜もまた一人ゲストハウスに招かれる。中では、人生相談、社…

しーた
4年前
1

僕らは透明人間。

引っ込み思案だった4人組がいた。その4人組は、ある時姿が透明ではなく、存在が透明になってしまった。目立つ行為をすると存在が認識されていく。最初は悪事を働いていた4…

しーた
4年前
4

本物人生ゲーム

ある家にゲームで止まったマスのことが実際に起きると言われる人生ゲームがあった。集まったのは幼馴染たち。ルーレットを回せるのは1日1回で、普通の人生ゲームではあり得…

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4年前
2

現れて消えて

毎年不可解なことが僕の周りには起きる。年をあけた1月から桜が咲く4月までの間でしか出会えない女性がいる。毎年同じ時期に現れ、同じ時期に消える。名前も知らない彼女の…

しーた
4年前
1

外面だけじゃダメになりました

超絶イケメンの主人公は人の内面の良さが数字で見える特殊能力を持っていた。女にモテる主人公。しかし、どの人も数字で見た内面はひどいものだった。外面と内面はマッチし…

しーた
4年前

ある条件を満たすと出現する

世界は秘密であふれている。ある時、主人公は最近ある条件を満たすと現れる12月32日の存在を知る。クリスマスから1週間ひとつひとつ条件を満たしていく。その先に待つ「12…

しーた
4年前
4

世界の寿命は20歳になった

人口増加による環境悪化により、世界の最高年齢は20歳となった。20歳までの人しかいない世界での教育、勤労、家庭。様々な物語が動き出す。 #100文字ドラマ

しーた
4年前
4

誰もがみたがるこの関係

主人公には高校からの付き合いの大親友がいる。主人公も親友も彼女がおり、もう4年の付き合いだ。4人で宅飲みしている時から事件は始まった。親友と主人公の彼女が寝ている…

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4年前
1

舞台は地方の電車の中

電車の中の光景はその地域の特色を表す。日本では電話禁止、優先座席など。しかし海外では即興ダンスをしたりバラエティー豊かである。主人公は旅好きの青年。各地のローカ…

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4年前

なにものでもない、わたしだもの。

最近の社会は「シームレス化」しているらしい。英語を使わないと「繋ぎ目のない社会。」誰にでもわかる言葉になった。さまざまな境界線が溶け合って1つになってきている。…

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4年前
4

ひかれよ

目に見えるもの以外で世界はできている。 視界の中で世界を完結させることは傲慢だ。個人で世界を完結させることなどできるはずないのだから。最初の人類、アダムとイブだ…

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4年前
3

コロって笑うからさ

いつも笑顔でいる人。ロックグラスに入った氷がほどよく溶けて"コロッ"と音を立てたような笑顔が好きだ。人懐っこく、人との壁をすぐに取っ払ってしまう笑顔にやられる。 …

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4年前
3
休まる2019→熱い2020

休まる2019→熱い2020

出発の日の京都は朝からどよっとした空気が漂い、空は重い灰色に覆われており、道にはポツポツと黒い点が生まれていた。



東京で生まれ育ち、京都に転居し生活し、いつの間にか京都で過ごした月日の長さが、人生最長期間になった。第2の故郷はこうして生まれるものだと身をもって体験した。

2019年は一言で言うなら周りのありとあらゆるものが変化していく年であった。大好きな祖父が亡くなることがあったり、自分

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イス取りゲーム

イス取りゲーム

あるショッピングモールのフードコートで突如始まるイス取りゲーム。座れなかった者の足元には穴が現れ、吸い込まれてしまう。穴の先は天国か地獄か。座れた者の先には何が待つのか?
#100文字ドラマ

となりの「世話氏杉流(せわしすぎる)」。

となりの「世話氏杉流(せわしすぎる)」。

あるアパートの一室にアフェリエイトで稼いでいる25歳の男が住んでいた。この男の大きな特徴は誰のことでも世話をしすぎること。隣に引っ越してくる様々な人たちとのやりとりが始まる。
#100文字ドラマ

珍しいルームシェア

珍しいルームシェア

ある街に6人で住むシェアハウスがあった。シェアハウスの入居条件は「名前がたいし」であること。たいしたちのたいしたことのない日常が今始まる。
#100文字ドラマ

ゲスト ハウス

ゲスト ハウス

街の細い路地の先にゲストハウスがある。このゲストハウスは、ゲストとしてハウス側から呼ばれる施設である。今夜もまた一人ゲストハウスに招かれる。中では、人生相談、社交界、お食事会、殺し合い、日によって様々な顔が見える。
#100文字ドラマ

僕らは透明人間。

僕らは透明人間。

引っ込み思案だった4人組がいた。その4人組は、ある時姿が透明ではなく、存在が透明になってしまった。目立つ行為をすると存在が認識されていく。最初は悪事を働いていた4人だったが、あることをきっかけに良いことをしていくようになる。

本物人生ゲーム

本物人生ゲーム

ある家にゲームで止まったマスのことが実際に起きると言われる人生ゲームがあった。集まったのは幼馴染たち。ルーレットを回せるのは1日1回で、普通の人生ゲームではあり得ない指令も書いてあって・・・・
#100文字ドラマ

現れて消えて

現れて消えて

毎年不可解なことが僕の周りには起きる。年をあけた1月から桜が咲く4月までの間でしか出会えない女性がいる。毎年同じ時期に現れ、同じ時期に消える。名前も知らない彼女のことを僕は気になっていた。ついに、彼女の秘密を明かす3ヶ月が始まる。
#100文字ドラマ

外面だけじゃダメになりました

超絶イケメンの主人公は人の内面の良さが数字で見える特殊能力を持っていた。女にモテる主人公。しかし、どの人も数字で見た内面はひどいものだった。外面と内面はマッチしない?内面が最高な人はこの世界にはいないのだろうか。
#100文字ドラマ

ある条件を満たすと出現する

ある条件を満たすと出現する

世界は秘密であふれている。ある時、主人公は最近ある条件を満たすと現れる12月32日の存在を知る。クリスマスから1週間ひとつひとつ条件を満たしていく。その先に待つ「12月32日」とは・・・?
#100文字ドラマ

世界の寿命は20歳になった

世界の寿命は20歳になった

人口増加による環境悪化により、世界の最高年齢は20歳となった。20歳までの人しかいない世界での教育、勤労、家庭。様々な物語が動き出す。
#100文字ドラマ

誰もがみたがるこの関係

誰もがみたがるこの関係

主人公には高校からの付き合いの大親友がいる。主人公も親友も彼女がおり、もう4年の付き合いだ。4人で宅飲みしている時から事件は始まった。親友と主人公の彼女が寝ている横で、酔った勢いで親友の彼女と危ない関係が始まる。その裏では実は主人公の彼女と親友も・・・。ダブル浮気ドラマ。
#100文字ドラマ

舞台は地方の電車の中

舞台は地方の電車の中

電車の中の光景はその地域の特色を表す。日本では電話禁止、優先座席など。しかし海外では即興ダンスをしたりバラエティー豊かである。主人公は旅好きの青年。各地のローカルな電車の中で行われる地元の人の温かさを表した電車内劇。
#100文字ドラマ

なにものでもない、わたしだもの。

なにものでもない、わたしだもの。

最近の社会は「シームレス化」しているらしい。英語を使わないと「繋ぎ目のない社会。」誰にでもわかる言葉になった。さまざまな境界線が溶け合って1つになってきている。中学生は社長に。成人はYouTuberに。仕事と遊びもどんどん混ざり合っている。誰でも発信できる時代だからこそ、個性で他の人よりも目立ち、認識してもらうことが必要だ。数多くの要素を混ぜれば混ぜた分だけ個性はオリジナルに変わる。逆に、1つのこ

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ひかれよ

ひかれよ

目に見えるもの以外で世界はできている。

視界の中で世界を完結させることは傲慢だ。個人で世界を完結させることなどできるはずないのだから。最初の人類、アダムとイブだって2人だ。

眼前に壁が立ちはだかると、自分だけが世界から拒まれている気持ちになる。目に入る人々はみな楽しそうに、壁なんて見たことがないような顔で街を歩いている。

そんな人々も見えないところでは、他人が経験したことのないような地獄に落

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コロって笑うからさ

コロって笑うからさ

いつも笑顔でいる人。ロックグラスに入った氷がほどよく溶けて"コロッ"と音を立てたような笑顔が好きだ。人懐っこく、人との壁をすぐに取っ払ってしまう笑顔にやられる。

でもたまに考えてしまう。本当にに体の内側も笑っているのかって。笑顔を仮面に人との距離を取ることもきっとある。いわゆる愛想笑い。

そんなことを考えてしまうくらいだから、ボクの笑顔は全力ではないのかもしれない。

こんなことを言ってたって

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