岡村泰成

Shape-lab代表岡村泰成です。 フリーのスポーツトレーナーとして2005年から…

岡村泰成

Shape-lab代表岡村泰成です。 フリーのスポーツトレーナーとして2005年から活動。 現在の活動:パーソナルトレーニング指導、会員制オンラインサービス、コンテンツ販売、セミナー講師。 ■Shape-lab HP  https://www.shape-lab.net

最近の記事

【機能評価と分析オンライン講座 評価⑦ 肩関節→問題があった場合③】

━━━━━━━━━━━━ 機能評価と分析オンライン講座のテキストを無料公開中 ━━━━━━━━━━━━ 評価(肩関節)で問題があった場合、①両腕で評価(腹臥位)②片腕で評価(立位)③片腕で評価(腹臥位)④肩関節の評価(屈曲・伸展、外転・内転、外旋、内旋)⑤アライメント、安定性の5つの評価を行っていきます。 ━━━ ④肩関節の評価 ━━━ 片腕の評価を行うことで、問題は右腕?左腕?上の場合?下の場合?まで、特定できたと思います。 現段階では、それぞれの屈曲・外転・外旋もしく

    • 【機能評価と分析オンライン講座 評価② 矢状面の評価】

      ━━━━━━━━━━━━ 機能評価と分析オンライン講座のテキストを無料公開中 ━━━━━━━━━━━━  矢状面は左右から評価を行います。その際、トレーナーが移動して評価を行いましょう。クライアントが動いてしまうと、姿勢が変わってしまう可能性があるからです。左右で違う評価結果がでる場合がありますが、その場合は水平面に問題があることが考えられます。 ▷例: 右側から見たときは、肩の中心と外耳孔は同じ位置であったが、左側から見たら、外耳孔の方が前方にあった。 →頭部前方変位と

      • 【機能評価と分析オンライン講座 理論編⑪ 原因 → 過活動もしくは不活動】

        ━━━━━━━━━━━━ 機能評価と分析オンライン講座のテキストを無料公開中 ━━━━━━━━━━━━  原因は何か?を考察していくと、何かしらの活動をやりすぎた「過活動」もしくは何もしなかった「不活動」に行きつきます。 例えば、ある筋肉が硬い状態だとします。なぜ硬くなったのかを考えていくと、 ・トレーニングでその筋肉に負荷をかけすぎる ・日常生活でその筋肉を使いすぎる(立位などで体重をかけやすいなど) ・その筋肉を日頃から全く使わない などがあげられます。 これは栄養

        • 【機能評価と分析オンライン講座 理論編⑧ 代償動作はなぜおきるのか?】

          ━━━━━━━━━━━━ 機能評価と分析オンライン講座のテキストを無料公開中 ━━━━━━━━━━━━ 代償動作はなぜ起きるのか? なぜ代償動作が起きるのでしょうか?姿勢、関節可動域、動作、3つの視点からみていくと身体の状態は以下4つに分類することができます。 ①姿勢・関節の可動域問題なし、動作問題なし ②姿勢・関節の可動域問題あり、動作問題なし ③姿勢・関節の可動域問題なし、動作問題あり ④姿勢・関節の可動域問題あり、動作問題あり ①の状態は問題がないことがわかります

        【機能評価と分析オンライン講座 評価⑦ 肩関節→問題があった場合③】

        • 【機能評価と分析オンライン講座 評価② 矢状面の評価】

        • 【機能評価と分析オンライン講座 理論編⑪ 原因 → 過活動もしくは不活動】

        • 【機能評価と分析オンライン講座 理論編⑧ 代償動作はなぜおきるのか?】

          【機能評価と分析オンライン講座 理論編④ 可動性と安定性どちらが大切?】

          ━━━━━━━━━━━━ 機能評価と分析オンライン講座のテキストを無料公開中 ━━━━━━━━━━━━  ある関節では可動性が大切、また他の関節では安定性が大切と言われることがありますが、本当にそうなのか?考察をしていきます。まず関節の構造をみていきましょう。
  関節は最終可動域に近づくと靭帯や骨による構造的安定性によって制動されます。このように組織に負荷がかかり制動される領域をelastic zone(エラスティックゾーン)と呼びます。(部位によっては椎間板などの組織

          【機能評価と分析オンライン講座 理論編④ 可動性と安定性どちらが大切?】

          【姿勢評価と分析〜なぜ姿勢は乱れるのか?〜スライド121・122 介入】

          Shape-labで開催している「姿勢評価と分析〜なぜ姿勢は乱れるのか?」セミナーのスライドに解説文を加え、ご紹介しています。 姿勢を整えるトレーニング方法はいろいろとあると思いますが、ここでは「視覚」「前庭感覚」「体性感覚」に焦点をあて、介入方法を紹介していきます。 □スライド121・122 ①視覚 ・閉眼(両眼、片眼)  →片足立ち ②前庭感覚 ・頭部の向き  →片足立ち、スクワット ③体性感覚 ・足部の形状を変えスクワット ・接地面を変えスクワット ・バランス

          【姿勢評価と分析〜なぜ姿勢は乱れるのか?〜スライド121・122 介入】

          【姿勢評価と分析〜なぜ姿勢は乱れるのか?〜スライド116・117 分析】

          Shape-labで開催している「姿勢評価と分析〜なぜ姿勢は乱れるのか?」セミナーのスライドに解説文を加え、ご紹介しています。 □スライド116・117 全身の姿勢を評価しました。姿勢評価だけでは、クライアントのすべてを知ることはできませんが、姿勢評価の結果をもとにクライアントの状態を、以下4つの質問を参考にして予測してみましょう。 ①どんな戦略?  ②認識と実際の違いは? ③運動連鎖通りでない箇所は? ④予想される身体の状態は? ①どんな戦略? 評価したクライア

          【姿勢評価と分析〜なぜ姿勢は乱れるのか?〜スライド116・117 分析】

          【姿勢評価と分析〜なぜ姿勢は乱れるのか?〜スライド106 脚の評価①】

          Shape-labで開催している「姿勢評価と分析〜なぜ姿勢は乱れるのか?」セミナーのスライドに解説文を加え、ご紹介しています。 □スライド106 ○脚の評価 脚は、垂直軸、機能軸、解剖軸3つの軸があります。 ①垂直軸とは、地面に対して垂線を引いた軸となります。(図では水色のライン) ②機能軸とは、股関節・膝関節・足関節の中心を通る軸です。垂直軸から約3°傾いた軸となります。 ③解剖軸とは、大腿骨・脛骨の長軸で構成されます。大腿骨は傾きがあるため、約10°傾いた軸と

          【姿勢評価と分析〜なぜ姿勢は乱れるのか?〜スライド106 脚の評価①】

          【姿勢評価と分析〜なぜ姿勢は乱れるのか?〜スライド98〜101 膝関節の構造・膝蓋骨の評価】

          Shape-labで開催している「姿勢評価と分析〜なぜ姿勢は乱れるのか?」セミナーのスライドに解説文を加え、ご紹介しています。 □スライド98 【膝関節の構造】 ①大腿骨(赤い□) ②膝蓋骨(水色□) ③腓骨(紫□ 腓骨は膝の関節に関与はありません) ④脛骨(黒□) ⑤脛骨粗面(緑色の○大腿四頭筋の停止部) ⑥内側果(赤い○) ⑦外側果(青い○) 膝関節には関節が2つあります。 膝関節は正式な名称ではなく、脛骨と大腿骨で構成される「脛骨大腿関節」、膝蓋骨と大腿骨で

          【姿勢評価と分析〜なぜ姿勢は乱れるのか?〜スライド98〜101 膝関節の構造・膝蓋骨の評価】

          【姿勢評価と分析〜なぜ姿勢は乱れるのか?〜スライド94 大腿骨の評価】

          Shape-labで開催している「姿勢評価と分析〜なぜ姿勢は乱れるのか?」セミナーのスライドに解説文を加え、ご紹介しています。 □スライド94 【大腿骨の評価】 大腿骨の基準は、内側果と外側果を結んだラインが正面を向く(後方から観察をして正面を向くということ) ①つ目のやり方 膝裏のシワのあたりに指の腹をあてます。 *肘は窪んでいるので指全体をあてることができましたが、膝裏は出っ張っているので、指全体をあてることはできません。 指の傾きを後方から観察し評価をします。

          【姿勢評価と分析〜なぜ姿勢は乱れるのか?〜スライド94 大腿骨の評価】

          【姿勢評価と分析〜なぜ姿勢は乱れるのか?〜スライド88〜91 骨盤の評価④】

          Shape-labで開催している「姿勢評価と分析〜なぜ姿勢は乱れるのか?」セミナーのスライドに解説文を加え、ご紹介しています。 □スライド88 評価結果から、骨盤全体の歪みの場合を考察してみましょう。 例: 左右のASISを評価をした結果、右側が高かったとします。 左右のPSISを評価をした結果、右側が高かったとします。 この場合骨盤全体が左側屈、股関節の状態は、右股関節内転、左股関節外転となります。 骨盤以外の部位の影響により、骨盤の歪みが生じています。 (なにが原因

          【姿勢評価と分析〜なぜ姿勢は乱れるのか?〜スライド88〜91 骨盤の評価④】

          姿勢評価と分析〜なぜ姿勢は乱れるのか?〜スライド82〜84 骨盤の評価②

          Shape-labで開催している「姿勢評価と分析〜なぜ姿勢は乱れるのか?」セミナーのスライドに解説文を加え、ご紹介しています。 □スライド82 ②腸骨稜の高さが同じ 第12肋骨と腸骨稜の間を(圧迫を加えても骨に当たらない場所)、両手で強く圧迫をします。 圧迫を加えたまま、下にスライドをしていき、最初にあたる骨が腸骨稜となります。 左右の腸骨稜の高さを評価します。 一般的に、腸骨稜が高い側の寛骨が後傾となります。 □スライド83 肋骨・骨盤にあたらない位置で

          姿勢評価と分析〜なぜ姿勢は乱れるのか?〜スライド82〜84 骨盤の評価②

          【姿勢評価と分析〜なぜ姿勢は乱れるのか?〜スライド77〜79 骨盤の構造】

          Shape-labで開催している「姿勢評価と分析〜なぜ姿勢は乱れるのか?」セミナーのスライドに解説文を加え、ご紹介しています。 骨盤の評価をする前に、骨盤の構造をみていきます。 □スライド77 骨盤の形状は男女によって差があります。 左側の図は男性の骨盤で、縦長・骨盤腔は狭い構造となっています。 右側の図は女性の骨盤で、横長・骨盤腔は広い構造となっています。 *緑の円が、骨盤腔といいます。 □スライド78 骨盤は、①寛骨(赤マル)と②仙骨(緑マル)と③尾骨(藍マル)

          【姿勢評価と分析〜なぜ姿勢は乱れるのか?〜スライド77〜79 骨盤の構造】

          【姿勢評価と分析〜なぜ姿勢は乱れるのか?〜スライド71〜73 頭部の評価①】

          Shape-labで開催している「姿勢評価と分析〜なぜ姿勢は乱れるのか?」セミナーのスライドに解説文を加え、ご紹介しています。 □スライド71 頭部の基準は、5つ見ていきます。 【前額面】 ①目の高さが同じ ②眉間と上唇を結ぶラインが床と垂直 ③耳の高さが同じ 【矢状面】 ④顔の面が床と垂直 ⑤後頭隆起ー頬骨弓下縁が同じ高さ 頭部の評価は、目や耳など、形状が左右均等でない場合があります。 現場ではクライアントに最適な方法を選択して評価を行ってください。 □スライド

          【姿勢評価と分析〜なぜ姿勢は乱れるのか?〜スライド71〜73 頭部の評価①】

          【姿勢評価と分析〜なぜ姿勢は乱れるのか?〜スライド68・69 腕の評価②】

          Shape-labで開催している「姿勢評価と分析〜なぜ姿勢は乱れるのか?」セミナーのスライドに解説文を加え、ご紹介しています。 □スライド68 ②肩・肘・手首のシワ・指の高さ・手の向きが同じ 肩・肘・手首のシワ・指の高さが同じ・手の向きが同じ(親指が正面を向いてい・手のひらは内側をむく)かを評価をします。 まずは肩の高さ(肩峰)を比較します。 右側が1cm高かったとします。 肘の高さ・手首のシワの高さ・指の高さもすべて1cm右側が高ければ、肩の高さに問題があり、肩の高

          【姿勢評価と分析〜なぜ姿勢は乱れるのか?〜スライド68・69 腕の評価②】

          【姿勢評価と分析〜なぜ姿勢は乱れるのか?〜スライド64・65 肩甲骨の評価③】

          Shape-labで開催している「姿勢評価と分析〜なぜ姿勢は乱れるのか?」セミナーのスライドに解説文を加え、ご紹介しています。 ⑤胸椎3番と肩甲棘が同じ高さ 胸椎3番と肩甲棘を探し、高さを比較します。 胸椎2番は先程ご紹介した探し方で探し方しましょう。 (胸郭の評価で胸椎2番を探した探し方です) 肩甲棘の内側縁の部分を棘三角といいます。 棘三角と胸椎3番が探せたら、高さを評価します。 ⑥下角の位置は第7胸椎と第8胸椎の間 下角と胸椎7番をさがし、高さを比較します

          【姿勢評価と分析〜なぜ姿勢は乱れるのか?〜スライド64・65 肩甲骨の評価③】