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【姿勢評価と分析〜なぜ姿勢は乱れるのか?〜スライド64・65 肩甲骨の評価③】

Shape-labで開催している「姿勢評価と分析〜なぜ姿勢は乱れるのか?」セミナーのスライドに解説文を加え、ご紹介しています。

スライド64

⑤胸椎3番と肩甲棘が同じ高さ

胸椎3番と肩甲棘を探し、高さを比較します。

胸椎2番は先程ご紹介した探し方で探し方しましょう。
(胸郭の評価で胸椎2番を探した探し方です)

肩甲棘の内側縁の部分を棘三角といいます。

棘三角と胸椎3番が探せたら、高さを評価します。

スライド65


⑥下角の位置は第7胸椎と第8胸椎の間

下角と胸椎7番をさがし、高さを比較します。
→下角は容易に探すことができると思います。
 胸椎7番は胸椎1番から辿っていってもいいし、胸椎12番からたどっても、自分のやりやすい方でOKです。

下角と胸椎7番が探せたら、高さを評価します。


*肩甲骨の通常より小さい場合、上角の位置は正常であるが、下角の位置が胸椎7番より高い。もしくは、下角の位置は正常であるが、上角の位置が胸椎1番より低いなどのパターンが考えられます。
この場合は、左右差をを比較したり、胸郭のポジションや脊柱の弯曲など、他の部位の評価結果を踏まえ、クライアントに最適な基準値を設定しましょう。


【実践】

①肩甲骨は前額面に対して30度
・クライアントの背中側に立ち、肩甲骨を探し手をあてる
・肩甲骨が前額面に対して、どのくらい傾いているのか評価する
→左右差を比較する

②脊柱から肩甲骨内側縁は指3本の距離(5〜6cm)
・クライアントの背中側に立ち、棘突起と肩甲骨内側縁を探す
・棘突起と肩甲骨内側縁の間に指を置く(もしくは定規で何㎝かを測る)
・指が何本入るかを評価する
 →左右差を比較する

③肩甲棘と下角が床に対して垂直
・クライアントの背中側に立ち、肩甲棘と下角を探す
・肩甲棘と下角に触れられるように手を置く
・肩甲骨がどのくらい傾いているのかを評価する

④肩甲棘と胸椎3番が同じ高さ
・胸椎3番と(探し方は胸郭編を参照)肩甲棘(棘三角)を探す
・胸椎3番と肩甲棘の高さがどうなっているか評価をする

⑤上角の位置は第1胸椎と第2胸椎の間
・クライアントの背中側に立ち、上角と胸椎1番を探す
・上角が胸椎の何番目と同じ高さになるのかを評価をする

⑥下角の位置は第7胸椎と第8胸椎の間
・クライアントの背中側に立ち、下角と胸椎7番を探す
・下角が胸椎の何番目と同じ高さになるのかを評価をする

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