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まだ間に合う!急げ、終活!!

 こんにちは~~

 今日は「しゅうかつ」について書いていこうと思います。

 みなさんは、「しゅうかつ」してますか??

 もしくは、既に済んでますか??

 いろいろ前準備がめんどくさいんですよね~

 書類を書いたり、人と会って決めることもたくさんあるし。

 いろいろ不安かと思うんですが、人類皆した方がいいことなので、ぜひ早め早めにこれを読んでいる人たちにも始めてほしいんです。


 あ、もしかして「就活」だと思ってます??


 あ、違います違います。

 「終活」です。終活。


 別に就活なんかしたってしなくたっていいんですよ。

 それは本人が決めることです。何かあったって、別に困るのは自分だけですから。

 でも、終活はしなきゃダメです。それは本人が決めることとかじゃなくて、MUSTなんですよ。

 もししなかったら、最終的に困るのは本人じゃなくて(だって意識ないし)、その人に残された家族・友人ですから。

 僕みたいに、家族とか友達に迷惑かけまくってる人は、この世に死ぬほどいると思います。同時に、

「俺なんて、私なんて、いない方がいいんだ、、、」


 なんて思ったり呟いたりしたことがある人も多くいると思いますが、正直、急にいなくなった方が迷惑かけます。

 話題にも出しづらいし、葬式の日程だって確保しなきゃいけないし、仕事とか勉強にだって支障がでる可能性あるし。

 だから、誰も自分からいなくならないでください。
 ただただ迷惑です。(真顔)


 人はいつか死にます。

 これは別にネガティブな話とかじゃなくて、人として、生き物として、当たり前のことです。

 どんな金持ちでも、どんな貧乏人でも、どんなイケメンでも、どんなブスでも、同じ場所にゴールするんです。みな平等に。

 で、あれば、、、

 最後ぐらい、ぜひとも目立ちたいじゃないか。


 それプラス、どうせ死ぬなら、現世に残してきた家族とか友人たちに「こいつ、ちゃんと用意してんな~ えらいな~」と感心されたい。

 きちんと準備をして、自分の最後を華々しく飾りたいんです。

 今、僕のような若者の多くが、

 個性を出さねば、、、

 とか、

 あいつはちゃんとしてるのに、俺なんて、、、

 思ってると思います。僕もそうです。

 でも、死後のことまでちゃんと考えて、用意してる若者がどれだけいるでしょうか。おじさん、おばさんですら、多くはないと思います。

 「しっかり者」とか「個性的な人」とか「おもしれー奴」みたいなレッテルを貼られたいみなさん。

 終活界、まだ空きがありますよ。(小声)


 加えて、「就活」はどうやら辛いそうですが、「終活」はめちゃくちゃ楽しいです。

 だって、死んだら、普段別に注目されない自分が、急に大注目されて、友達・家族に泣かれて、みんなに自分のこと考えてもらえるわけですよ。

 自己顕示欲高めのみなさん、どうですか?


 「死への準備」って考えるから怖くなるんです。

 死後の自分の姿すらも、演出出来たら、、、

 死後も蜷川幸雄とか、堂本光一みたいになれたら、、、

死後に一つの大きな発表会ができるってことなんです。

どうせやるなら、パーっとやりたいでしょ!!



 つまり、終活は楽しい!ということをここでは伝えたいんです。

 今回は、まだはじめたての僕と、終活の入門を始めていきましょう。


<終活入門 ~ES編~>


 ES書くのすごく大変ですよね~~

 僕もぼちぼち書く練習はじめようかな~なんて思ってます。

 やっぱり書き方の定型文とかあるし、読む人が読みやすい文体とか形式をマスターするのがすごく大変そうです。

 こういうのはやっぱり数をこなすのが大事だと思います。


 あ、もしかして、、、

 ES = エントリーシート


 だと思ってます???


 違いますよ(^^) たしかに「就活」では、ES = エントリーシートのことを指しているけど、終活では、


 ES = E-Sho(イーショ) = 「遺書」です。


 「遺書」って呼ぶと、やっぱり重いので、ちょっと「eスポーツ」みたいな楽し気なニュアンス入れてみました。


 突然ですが、「遺書」と「遺言書」は全く違います。

 「遺言書」は、法的な文書で、財産相続とかについて書くものです。

遺言書は、民法で定められた法的な文書です。
書式から作成方法、効力、内容に至るまで細かく規定されています。
遺言書には、「遺族にどのように財産を分けてほしいか
という意思を書き残すことによって、
相続争いを未然に防ぐ役割があります。
指定の形式に則って書かれた遺言書の内容は守らなくてはなりません。
なお、遺言者以外が内容を書き換えると、罰則を受けることもあります。

遺言書には書式ごとに種類があり、定められた作成方法に従い、
正しい形式で書かれていないと一切の効力を失います。
また、遺言書を作成したとき、
遺言者が認知症などを発症していて意思能力がない場合や、
遺言者以外の第三者の意思が反映されている場合、
遺言適格年齢とされる15歳未満の場合も、無効となります。

引用:https://www.ishichou.co.jp/ohaka/ending_funeral/yuigonsyo


 なんかやばそうだね。


 法律関係は、やっぱり専門家に任せた方がよさそうです。

 僕もそうします。(震)


 一方で、「遺書」は、

遺書は、自分の意思を誰かに伝えるための私的文書であり、
書式や内容に法的な制約や効力は一切ありません。

レポート用紙への走り書きや、便箋に書いた手紙のほか、
ビデオメッセージや音声テープなども遺書の一種です。

一般的な内容としては、遺族に知っておいてほしい生前の想いや、
関わりのあった人などへの感謝の言葉、
死後のお願い事などを書き残すことが多いようです。
どちらかというと個人的なメッセージが中心で、
財産分与などについて言及することはほとんどありません。

引用:https://www.ishichou.co.jp/ohaka/ending_funeral/yuigonsyo


 え、なんか遺書めっちゃ楽しそうじゃね??


 読まれてるころにはもう死んでるから、めちゃくちゃ嫌いな奴の悪口言いまくってもいいんですよ。(違う)

 「家の地下に財宝を埋めてます」みたいな嘘ついて、自分の家族を一世一代の大混乱に追いやってもいいんですよ。(違う)

 別に何の関係もない人と「浮気してました~」とか言って、現世の人間関係をわちゃわちゃさせたっていいんですよ。(違う)


 今挙げたやつは全部ふざけてますけど、けっこう真面目に書いたっていいんですよ。

 普段、お母さんに感謝を伝えたくても、恥ずかしくても伝えられていないそこの君、遺書に書きなさい。

 子供のころに、近所の小さい駄菓子屋さんでアメを万引きして今でも、あの優しかったおじいちゃん店主に、やや申し訳ないと思っているそこの君、遺書に書きなさい。

 中学校のころから、ずっと同じ女の子のことを想っていて、気持ちは伝えられていないけど、今でも心を痛めていて、先週その子に金髪マッシュピアスのドクズヤンキー彼氏がいることを知って、マジで死にそうになっているそこの君、遺書に書きなさい。

 しかも、遺書って何に書いてもいいらしい。

 つまり、

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 これでもいいし、

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 これでもいいし、

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 なんならこれでもいい。

 遺書、めっちゃボケれるじゃん、、、


 遺書はもはや、人生最後のエッセイと言っても過言ではない。

 しかも何を書いたっていい。

 しかも遺書だから、たくさんの読者が確定で付くわけです。

 こんなのライター冥利に尽きるわけですよ。

 しかも書いた人、もう死んでるから、読む人もけっこう真剣に読んでくれる。なんてすばらしいんだ。


 遺書って楽しい!って書いたの、たぶん世界で僕が初めてなので、ここで改めて提唱します。

 遺書を書くのは怖くなんかない!
 どっちかというとすごく楽しい!


 明日から、ぼちぼちネタ考えていきましょう。


<終活入門 ~グループ・デスカッション編~>


 終活の第二の関門、それはグループ・デスカッション、略してグルデス。

 やっぱり議題がめんどくさいですよね。

 どういう戦略を立てると、みんなが幸せになれるか、とか?

 利益が固まっちゃいけない、とか?

 いろいろ考えることはあるわけです。


 あ、えっと、、もしかして、、、

 就活のグループ・ディスカッション

 だと思ってます???


 違いますよ(^^) たしかに就活でも、「グループ・ディスカッション」っていう試験ありますよね!でも、終活では、

 グループ・デスカッション = 遺産相続会議です。

 なんなら、正式名称は、グループ・DEATHカッションですから。

 議題も、就活の方は、

 「どうやったらこの会社の収益があがるか?」

 とか、

 「どうやったらこの施設の利用者が増えるか?」

 とかですよね。難しそ~~~


 でも、終活の場合は、すごく単純です。

 だって、

 「誰に何を残すか?」

 の一問のみ。かつ固定ですから。

 終活の方が楽ですよ~~!

 だって、傾向と対策もクソもないんですよ。


 でも、これに関しては、やっぱり困りますよね。

 特に僕みたいに現世で死ぬほど本とかDVDとかレコードとか買ってるコレクターなんて、向こうの世界には持っていけないわけですから。

 どうせ持っていけないなら、愛する家族のために、少しでも現金に換えてやりたいじゃないですか。

 でも、「長男はバカだし、、」とか「次女は強欲だし、、」とかになると、やっぱり面倒ですよ。だから、持ち主が先に決めておくのがいいんです。そのために、グルデスがあるわけですよね。


<終活入門 ~葬式編~>

 葬式。困りますね。

 僕みたいな人間が、センターステージに立てる唯一の場。

 これは絶対に盛り上げたい。


 どうせなら現世で仲良くなった人全員に来てほしい。

 でも、自分の晴れ舞台は、ある程度、自己満足もしたい。

 そのバランス感がすごく大事ですよね。


 「葬式」と聞くと、なんだか悲しい気持ちになってしまいます。

 みなさんも葬式に行ったことが、一度や二度はあるかもしれません。

 僕も中学生のころ、大好きだった祖母が亡くなって、葬式では大泣きしてしまいました。

 結局、愛する人が去るのはすごくすごく悲しいことなんです。

 その悲しいムードを少しでもどうにかするには、何をすればいいか?

 そう、呼称を変えてしまえばいいんです。

 僕が提案する名前、それは、

 オレフェス 20×× 
 or
 アタシフェス 20××


 です!どうでしょう?

 なんか踊りたくなりませんか??


 20の後は、未確定の間は、「××」にしておくことをお勧めしています。なぜなら、単純に不吉だからです。(´·ω·`)

 このフェスを盛り上げるのに必要なことは、人によってもちろん違うでしょう。

 ここからは僕の場合だけを紹介しますね。

1.好きだった音楽をかける

 当然、あっちの世界にはツタヤもiTunesもないわけですから、現世にある曲を聴くのはここで最後になってしまいます。

 悲しいかもしれないけど、ちょっと待って!

 おそらく、あっちの世界では今ごろ、

 ジョン・レノンが19枚目ぐらいのソロアルバムをリリースしているころだと思いますし、

 カート・コバーンもおそらくソロ・プロジェクトを始動させて、4~5枚はアルバムをリリースしているころだと思います。

 であれば、まぁいっか。と僕は思っちゃいます。

 僕の葬式で流すプレイリストは現在、鋭意制作中です。

 一曲目だけは、決まってます。

 The Who の "BaBa O' Riley" です。

 これを聴きながら、あっちに行かせてほしいです。

 この曲を流してほしい、っていうのは、特に仲がいい人にはすでに頼んであるので、僕に頼まれてる人、よろしくお願いします。(土下座)

2.本気でふざけた弔辞


 弔辞とは、心を込めて、故人を偲ぶものです。

 それは当然。

 でも、僕の場合は、偲びつつ、少しボケてほしい。

 あっちからちゃんとツッコむんで。

 タモリさんが赤塚不二夫さんの葬式で読んだ弔辞みたいに、一見まったくふざけていないけど、ウィットに富んでいる文章でもいいです。

 普通は嫌なんです。どうせなら、俺を笑わせてみてほしい。


3.ビュッフェの設置(仮決定)

 やっぱりお腹空くじゃないですか。

 ずっと同じ場所にいたら疲れるし。

 だったら美味しいもの食べてよ。

 僕が奢るし、ラーメン屋台とか、寿司職人とかちゃんと呼ぶんで、しっかりとくつろいでください。それぐらいユルくたっていいです。

 あ、それだけです。



 以上が僕の終活の現状です。

 どうでしょうか??

 終活おもしれ~ってなってくれたら嬉しいです。


 就活には締め切りがあります。

 だから、焦ってきたりします。

 でも、終活には締め切りがありません。

 突然、締め切られる可能性だってあります。

 だから、今のうちからやっておいた方がいいんです。

 そう思ったら、やる気になってきたでしょ?(焦)


 僕もこれからぼちぼちと終活を始めていきたいと思ってます。

 いつになるかわからない、「その日」まで。

 でもそれまでは、意外とけっこう楽しい現世をエンジョイしたいと思います。

 けっこういいもんですよ。現世。

 世の中はクソだけど、僕の周りはすごくいい人ばかりです。


 今日は以上です!また明日!

小金持ちの皆さん!恵んで恵んで!