記事一覧
やるかやられるかの世界を生きる~統合失調症である私のサバイバル術その⑰~こころの支え
前回まで
番外編を1回はさんで
やるかやられるかの世界を生きる~統合失調症である私のサバイバル術番外編①~ポテチが・・・|せっと|note
今回から再び本編にもどります。
今回お話しする内容は、私がとても大切にしているエピソードです。
さしてきたかすかな光
何をするでもなくぼんやりとテレビを眺めるような毎日を送っていた自分にとって、かすかな光が差し込むような出来事がありました。
ある日母親の
やるかやられるかの世界を生きる~統合失調症である私のサバイバル術その㊵~大団円
前回まで
[やるかやられるかの世界」を生きている私の、もしかしたら人とはちょっと違う世界の認識、そのことについて否定されたり、ひいてしまったりされることなく、あるいは病気の症状であると一刀両断されることなく、そのままを受け止め、聴いてもらえることで私は救われたといったお話をしました。
やるかやられるかの世界を生きる~統合失調症である私のサバイバル術その㊴~対話の先にあるもの|せっと|note
そ
やるかやられるかの世界を生きる~統合失調症である私のサバイバル術その㊴~対話の先にあるもの
前回まで
やるかやられるかの世界を生きている私、そしておそらく統合失調症である私、そんな私に対して、もっと言えば統合失調症であるかもしれない方々に対してもですが、私や彼らに対してどのように接してもらいたいかについて前回お話ししました。
やるかやられるかの世界を生きる~統合失調症である私のサバイバル術その㊳~統合失調症を生きる|せっと|note
統合失調症であったりして、世界の認識が周りの人たち
やるかやられるかの世界を生きる~統合失調症である私のサバイバル術その㊳~統合失調症を生きる
前回まで
私が統合失調症であることは間違いない事と思います。
統合失調症でありながら、そのことに自覚的にあるいは無自覚的に私は日々生活を送っています。
もしかしたら私の生きている世界はちょっとへんてこなものであるように思われるかもかもしれませんがそれでもそれが私の生きるリアルな世界です。
そしてそのことは果たして私が統合失調症であるということと結びついているからなのかな、なんてことを前回お話し
やるかやられるかの世界を生きる~統合失調症である私のサバイバル術その㊲~統合失調症との共存
前回まで
私の世界の見え方、「やるかやられるかの世界」に私は身を置いています。
やるかやられるかの世界を生きる~統合失調症である私のサバイバル術その㊱~統合失調症は治ったのか・・・?|せっと|note
そんな私は「統合失調症」であり、「治療が必要な状態」なのでしょうか?
私が生活する中で考えている、「統合失調症と共存するには」みたいなことについて今回はお話ししていきたいと思います。
私は統合失
やるかやられるかの世界を生きる~統合失調症である私のサバイバル術その㊱~統合失調症は治ったのか・・・?
前回まで
現在の職場で働いているところまでお話ししてきました。
やるかやられるかの世界を生きる~統合失調症である私のサバイバル術その㉟~ピアスタッフとして|せっと|note
現在私は病気をオープンにし、その経験も活かしてピアスタッフとして働くことができています。
そのような働き方ができているおかげなのか、日々自分がどんどん元気になっていき、リカバリーが進んでいるように思えています。
それでは私の
やるかやられるかの世界を生きる~統合失調症である私のサバイバル術その㉟~ピアスタッフとして
前回まで
ピアスタッフとしての道を模索しながら歩み始めた私です。
自分の経験も活かして働く、ピアサポートでつながるということについて働きながら学んでいきました。
また、そのように働く中でピアサポートでつながれる多くのなかまとも出会うことができました。
やるかやられるかの世界を生きる~統合失調症である私のサバイバル術その㉞~ピアサポート|せっと|note
自分なりのピアスタッフ像が徐々にできてきつ
やるかやられるかの世界を生きる~統合失調症である私のサバイバル術その㉞~ピアサポート
前回まで
自分の病気のこともオープンにしての再出発。いわば「ピアスタッフとして」、第一歩を踏み出しました。
やるかやられるかの世界を生きる~統合失調症である私のサバイバル術その㉝~何度目かの再出発|せっと|note
はじめのうちは自分の当事者経験の活かし方、どういった感じで自己開示していくかみたいなところで試行錯誤していました。
それでも徐々にちょうどいい感じに自分の経験の差し出し方がわかるよう
やるかやられるかの世界を生きる~統合失調症である私のサバイバル術その㉝~何度目かの再出発
前回まで
「病気の経験もオープンにして働きたい」、とそもそも精神保健福祉士を目指した時に抱いていた気持ちを思い出した私です。
その結果、勤めていた職場に対して、そこのスタッフのふるまいなどに対して強烈に違和感を感じるようになり、職場で浮いているように感じることとなります。
また他の要因も重なったことで体調を崩し休職に至り、そのまま8年務めた職場を去ります。
やるかやられるかの世界を生きる~統合失
やるかやられるかの世界を生きる~統合失調症である私のサバイバル術その㉜~行き止まり
前回まで
自分の中にパラダイムシフトが起きるきっかけとなった今の妻との出会い、交流を重ねる中でのエピソードについて、2回に分けてお話ししました。
それは私にとってピアサポートを実際に感じることができた体験でした。
やるかやられるかの世界を生きる~統合失調症である私のサバイバル術その㉚~邂逅①|せっと|note
やるかやられるかの世界を生きる~統合失調症である私のサバイバル術その㉛~邂逅②|せっと
やるかやられるかの世界を生きる~統合失調症である私のサバイバル術その㉛~邂逅②
前回まで
今の妻との出会い、交流が始まることによって自分の中にパラダイムシフトが起きたことは前回お話ししました。
やるかやられるかの世界を生きる~統合失調症である私のサバイバル術その㉚~邂逅①|せっと|note
今回は、妻との関係について今振り返ってみて思うことについてお話ししていきます。
ピアサポートに触れて
妻との交流は、まさにピアサポートがある関係でした。精神疾患当事者であり精神保健福
やるかやられるかの世界を生きる~統合失調症である私のサバイバル術その㉚~邂逅①
前回まで
自分の中にパラダイムシフトが起きました。
やるかやられるかの世界を生きる~統合失調症である私のサバイバル術その㉙~夜明け前|せっと|note
長い間眠っていた自分のエンジンが目覚め、アイドリングを開始しようとしています。
そしてその過程で、とても大切で大きな出会いがありました。
今回は、自分の転機に大きく影響した妻との出会いについて、思い切ってお話ししてみようと思います。
運命の出会
やるかやられるかの世界を生きる~統合失調症である私のサバイバル術その㉙~夜明け前
前回まで
精神疾患の当事者であるという経験も支援に活かしていきたいと当初考えていた私でしたが、精神保健福祉士として支援の仕事を続けていくにつれ、その思いは小さくなっていきました。
もっと言えば「自分の中の精神疾患はなかったものにしたい」、といったような精神疾患に対する内なる偏見を抱くようにもなっていきます。
やるかやられるかの世界を生きる~統合失調症である私のサバイバル術その㉘~「こちら側」、「
やるかやられるかの世界を生きる~統合失調症である私のサバイバル術その㉘~「こちら側」、「あちら側」
前回まで
精神保健福祉士として仕事をしていく中で、自分の中の精神疾患当事者であるといった当事者性はだんだん小さくなっていきました。
と言いますか、むしろなかったことにしたいと思うようになりつつありました。
やるかやられるかの世界を生きる~統合失調症である私のサバイバル術その㉗~こころの闇|せっと|note
このことの根底には、自分の中に精神疾患であるということに対する内なるスティグマがあったのだ
やるかやられるかの世界を生きる~統合失調症である私のサバイバル術その㉗~こころの闇
前回まで
自分の仕事が認められている、精神保健福祉士としても結構やれている、地域でそんな風に働けるようになり、誇らしい気分になっていました。
やるかやられるかの世界を生きる~統合失調症である私のサバイバル術その㉖~花開く|せっと|note
しかしながらその一方で、当初自分の中で大切にしていきたいと思っていた精神疾患当事者であるということも支援の中で生かしていく、といった思いは日に日に薄れていきま