英語は苦手だけどMeetupではじめて国際交流イベントを企画してみた
高校生の時にハマったUKロックの影響で
「いつか英語を話せるようになりたい!」
という夢を抱き続けて幾年。
40歳を目前にして 、
「 このままじゃ一生英語しゃべれないんじゃないか?」
そんな焦りを感じ始めたのが昨年2018年の夏頃でした。
私はMeetupという共通の趣味を通して人々が出会うことを目的としたWebサービスと知り、そこで初めて「ランゲージ・エクスチェンジ・イベント」に参加したことで、何故これまで英語が喋れなかったかについて1つの自分なりの「気づき」を得ました。
「私が英語を話せなかったのは、とくに話す必要がなかったからじゃないか?」
知識や経験は一方的に「受け取る」のではなく、誰かに「与える」ことで学習生産性の向上が期待できるとどこかで聞きました。
このイベント参加を機に、自分の生活により多くの「英語を話す必然性」を創り出すため。
私自らがこの「Meetupのオーガナイザー」になってみることを決意します。
そこで、まず私が思いついたのは
自分の趣味である「登山 」 を通じて国際交流グループをつくってみようというアイデアでした。
そのあたりのいきさつは前回までの記事にまとめてありますので、もしご興味ございましたら下記の記事もご参照下さい。
はじめてのイベントをやってみた
そんな私の「ハイキンググループ」ですが、実は初めてのイベントは来てくれたお客様はたった1名のみでした。
Google翻訳と格闘しながらなんとか立ち上げた初めてのイベント、6月の上旬にページを立ち上げてドキドキしながら参加者を待ちました。
幸い私は立ち上げ後、わりと早期にイベントを企画したおかげかグループの人数は順調に30~50名くらいに増加していきました。
初めてのイベントのために私がチョイスしたのは「奥多摩の高水三山」のハイキングコースでした。
山登りをする人なら誰でも自分の「ホーム」と感じるような山があると思います。
私にとって新宿から1時間半で行ける青梅丘陵エリアはそんな「ホーム感」を感じることが出来る山のひとつです。
私は登山を趣味にしてからというもの、仕事でストレスを感じるとよくこのトレイルに出かけて、心と体のバランスを整えてきました。
そんな私の愛するトレイルを誰かに紹介したくて立ち上げた私の「初めてのMeetupイベント」ですが、待てど暮らせど参加者は現れません。
「このまま参加者0名だったら中止だなー、まあ初めはこんなもんか…。」
と諦めかけていたイベントの3日前にようやく1名の方の参加申し込みがありました。
私はその後いくつかのグループを立ち上げてわかったのですが、グループの立ち上げ当初は大体こんな感じだと思います。
いや、この「ハイキング・グループ」に関していえば初めてのイベントで参加者1名はむしろましな方だったと言えます。
イベント立ち上げ当初は参加者0名(つまりイベント中止です)は別に珍しくありません。
現に、私がその後立ち上げた私の銭湯を「ランニングステーション」としてランニングする「銭湯ランニング・グループ 」は半年後くらい参加者0名で最近ようやく参加者が集まり出しました。
初めてのイベントで初めの参加者さん
初めての参加者さんはサムネイルとハンドルネームから判断するにアジア圏の女性のようでした。
私は早速、初めての参加者さんに感謝のメッセージを送ります。
気合を入れてGoogle翻訳をフル活用し、当日の集合場所や服装、ランチの情報などを英語に翻訳してメッセージを送ったのですが、
「英語ちょっと苦手なので日本語でやり取りさせて頂いていいですか?」と、日本語で返信がきました。
そもそも「英語の勉強ため」にグループを立ち上げたのですが、この時何故かすごくホッとしてしまったのを覚えています。
彼女と何度かメールでやり取りして、いよいよイベント当日となりました。
私にとって人生初の国際交流サークルです、
私は緊張MAXで早朝の奥多摩に向かいました。
ところが約束の駅で待ち合わせましたが時間になっても参加者さんは現れません。
これもその後わかったことですが、Meetupのオーガナイザーになるとイベント当日にすっぽかされることが結構あります。
私もMeetupのオーガナイザーになってまだほんの10ヶ月程度ですが、イベント当日に予定していた参加者が現れない事はその後たびたび起こっています。
「今日は来ないか…。」
奥多摩の無人駅の改札で20分程待って諦めかけたその時、一人の若い女性が私に話しかけてきました。
「あのー、Meetupの方ですか?」
その女性は流暢な日本語で中央線が遅れて遅刻してしまった旨を詫び、私たちは手短にお互いの自己紹介をすましました。
彼女はシーさん(仮名)という名前で日本で働く中国出身の方でした。
私は、この日は何とかイベントが中止にならなかったことに「ホッ」としました。
が、それと同時にあらためてシーさんのこの日の服装を見てし、一抹の不安が心によぎったのでした…。
この時私が感じた不安と初めてのイベントの詳細については、また次回以降にまたまとめさせていただきます。
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