6月のご案内
6月のいくつか。センジュ出版の対話を必要とされる方と、どこかでご一緒できますように。
センジュ出版の対話とは。
また、現在無料で使用できるコミニュティスペース「空中階」の家具購入にご寄付を募っています。
*直接お目にかかったことのある方に向けたお願いです。面識のない方からのご支援は受け付けておりません。
こちらをお読みいただき共感いただいた方、ご支援はこちらからお願いいたします。
■1日(木)19:00〜21:00
プライマリークラブ主催講演会「自分の本質を思い出す」
下記、スタッフの惟住さんから。
**
プライマリークラブ~19年続く「大人の仲間づくり」~
スタッフ 感動屋の惟住(これずみ)です。
新聞の朝刊の心温まるコラム、本の中の物悲しいエピソードに、鼻がツンと反応します。
心揺れ動く瞬間を日々味わっています♫
さて、本題に入ります!
6月1日に講演依頼をしている対話する出版社、センジュ出版の吉満 明子社長をご紹介させていただきますね♪
2015年9月、自宅そばに株式会社センジュ出版を設立。
書籍を発行する傍ら、読書、文章表現、哲学対話、ブランディング等を「対話」を交えて伝える講座、研修、講演活動も全国展開されています。
2017年12月には吉満社長自らが企画編集した「8年後しの花嫁~キミの目が覚めたなら」をもとにした映画『8年越しの花嫁 奇跡の実話』が公開。
この映画の脚本を本にしたノベライズの編集も担当されています。
映画は興行収入は28億を超え、動員は224万人を突破。
シリーズ書籍の発行部数は50万部を超えたそうです。
現在、各種講座やイベントも毎月開催されていて、今後の益々ご活躍、発展
が期待されているセンジュ出版、吉満明子社長です。
センジュ出版が大切にしていることそれは
『対話する出版社である事』
このブランドコンセプトを掲げてから業績が飛躍的に伸びたそうです。
“ブランドコンセプト“とは、“守れる約束”であり、それはセンジュ出版と読者との
約束だったり、著者との約束だったり、または千住という街への約束だったり、、、。
これは、すべての人や企業理念にも通ずるもの。
言い換えれば、個人や企業のブランディングを整えることで、見つけられるものだと
吉満社長はおっしゃいます。
ブランディングというと、自分を高く見せようとすることのように勘違いしてしまうかもしれませんが、そうではなくて、じぶんの本質を思い出すことなのだそうです。
今回の講演では、自分の本質を思い出すことがいかに大切で尊いものなのか、ご自身の体験、エピソードを交えて語っていただきます。
対話のワークもしながら、あなたの本質を思い出してみましょう。
センジュ出版は、この対話を大切にしながら、8冊の本を出版。
吉満明子社長のご著書『「しずけさ」と「ユーモア」を』(エイ出版社)の中で8冊の本を編み出すまでのことをこう表現されています。
驚くほど多くの家族の話に触れて
カフェのちゃぶ台で
居酒屋のカウンターで
何度泣かされ
それはそれは、
人生は呆れるほど残酷で、
だけどそれでも、その人は生きてきた
生き抜いて生き延びてきた
そのお一人お一人に、編集者として
友人として
「今日も生きてくれてありがとう」
そこには、祈りをささげ、心震わせている吉満社長の姿が浮かんできます。
相手の事情を知り、寄り添い、時に涙しながら、本を編んでこられたことが想像できます。
リアル吉満明子社長に愛にきてください!!
今回の講演は、こんな方にオススメです。
●自分が何を言いたいのか、ずっと心の奥底にある本質を知りたい方
●ブランディングとは、そもそも何なのか知りたい方
●パーソナルブランディングを見出したい方
●人生をより豊かに生きるヒントを知りたい方
1975年福岡県生まれ。 日本大学芸術学部文芸学科卒業後、編集プロダクションや出版社に勤務。広告・雑誌・書籍・WEB・専門紙など多岐に渡る編集を経験する中で編集長職や取締役も務める。
2015年9月、自宅そばに株式会社センジュ出版を設立。書籍を発行する傍ら、読書、文章表現、哲学対話、ブランディング等を「対話」を交えて伝える講座、研修、講演活動も全国展開。 共有地「空中階」管理人、NPO法人「読書の時間」代表講師。
著書に『しずけさとユーモアを〜下町のちいさな出版社 センジュ出版〜』(発行:エイ出版社)。
1. 講演テーマ 、講師
「自分の本質を思い出す」
~対話する出版社、センジュ出版の吉満明子社長が語る~
2.日時
2023年6月1日(木)
19:00~21:00(受付開始 18:45)
3.場所
ちよだプラットフォームスクエア402
住所 東京都千代田区神田錦町3ー21
TEL 03-3233-1511
URL http://yamori.jp/access/
※入口には「㈱ラストメッセージ」
若しくは「プライマリークラブ」と表示しております。
4.定員
30名様(会場参加)
※先着順とさせていただきます。
5.参加費
【講演会場】参加 3,500円
(当日支払い)
【Zoomオンライン】参加 2,000円
(事前支払い)
*U25特典
1,000 円(会場、資料代含む)にて
参加できます
(25歳未満の若手社会人の方、
学生の方を応援します!)
(U25特典をご希望の方は、
参加表明の際に、その旨を明記の上、
当日は年齢の確認できるものを
ご持参下さい)
6.申込URL
─────────────────
【会場】参加
【Zoomオンライン】参加
─────────────────
ぜひ吉満明子社長に愛に来てください^^
いつもありがとうございます。
お蔭さまで19年目のプライマリークラブです。
プライマリークラブ ~19年続く大人の仲間作り~
■アメブロ
次回開催予定はこちらをご覧ください
■ホームページ
■Facebook
こちらに、「いいね」を押すと、イベントのウラ情報や、大人を楽しむコツなどの情報をお届けします。
ぜひご登録下さい。
■10日(土)14:00〜17:00
センジュ出版対話型ビジネスセミナー#003「論理と感性をひらく。」
企業の「問い」をオープンに
【センジュ出版対話型ビジネスセミナー#003】
企業が抱える知りたい、聞きたい、ビジネスの「問い」。
センジュ出版ではこうした問いについて、聞くこと、話すこと、考えることを“ひらく“場を設け、それぞれの業界の専門家をお招きして対話を通じて重ねていくことにしました。
第3回は、KDDI ウェブコミュニケーションズの代表、山﨑雅人氏をお招きし、山﨑さんが中心になって手がけられたコラボレーションスペース「FLAT BASE」にまつわる論理と感性のバランスついてをお話しいただきます。
センジュ出版代表の吉満からは論理と感性を対話させる文章表現についてを。
後半は山﨑さんと吉満の対話の時間に。ご参加の皆さんとも対話できればと思います。
ハイブリッド開催ですので、リアルでもオンラインでもご都合に合わせてご参加ください。
アーカイブは1ヶ月程度ご覧いただけます。オンタイムでご都合の悪い方も、よろしければ。
日 時:2023年6月10日(土)14時〜17時
場 所:空中階(足立区千住四丁目:ご参加の方に詳細をお伝えします)/zoomでも同時開催
参加費:5,500円(税込)
内 容:①山﨑雅人氏による「論理と感性」 ②吉満明子による「論理と感性を対話させる文章表現」 ③山﨑氏×吉満対談「論理と感性をひらく」
お申し込みはこちらから
ゲスト講師プロフィール:
山﨑雅人(やまざきまさと)
略歴
株式会社KDDIウェブコミュニケーションズ 代表取締役
創業者、稲盛和夫氏のダジャレをまだ社内でたまに聞くことができた平成2年に第二電電株式会社(現KDDI)入社。プログラマー、データベースエンジニアが社会人キャリアのスタート。その後、営業企画、販売企画、サービス開発、業務改善、危機管理、経営戦略、投資、新規事業、スタートアップ企業の役員などを経験(会社の仕事でやっていないのは法務と経理くらい)し、7年前より現職。第二電電の社是は「心を高める」、現職の創業の理念は「美意識を持つ」と、常に心の持ちかたが問われるIT企業に従事している。
専門分野はリレーションシップ(関係)。興味分野は、ローカル、コミニティ、格差、持続、環境、空間デザインなど。規模の拡大より持続可能性、大きな未来より0.5歩先のちょっとだけ背伸びしたら見える現実と向き合う仕事のスタイル。
KDDI ウェブコミュニケーションズHP
FLAT BASE HP
#KDDIウェブコミュニケーションズ
#論理
#感性
#対話
#文章
#FLATBASE
■13日(火)19:00〜 方条遼雨さんの北千住教室アフタートーク
「対話する身体」
『上達論』著者 天根流代表・身体思想家 方条遼雨氏/センジュ出版 吉満明子
毎月第2火曜日に北千住のコミュニティスペース「空中階」にて、様々な著者と対話を重ねてきたセンジュ出版代表の吉満明子さんと、身体との対話を重ねた身体思想家の方条遼雨さんに対談いただきます。
その日の教室での学びや「上達論」をきっかけに
身体感覚について、対話について、また編集や武術について
各々が興味関心を深めていける時間をご一緒します。
対話とは? 身体感覚とは?という問いともに、空中階という設えられた空間の中で、何がどんな風に生まれていくのか。
また、時間の経過を伴って、洗練されていくであろうエッセンスはどんな肌触りで何を醸していくのか楽しみです。
対談のみ参加いただくことはもちろん、
教室から通しで参加いただくこともできますし、
ご都合に合わせていらしてください。
対談と同日13:30から方条遼雨さんの教室がございます。
詳しくはこちら
身体感覚でたっぷり遊んでからの対談を聴くのがお勧めです。
◆日時
毎月第2火曜日 19:00-20:00
(18:30開場、20:00-懇親会)
2023/5/9、6/13、7/11、9/12、11/14、12/12
※8月・10月は北千住教室のみです
※単発参加いただけます。
◆会場
「空中階」/ オンライン
場所/URLはお申込みいただいた方にご案内させていただきます
会場の「空中階」は、吉満明子さんが運営する表現者が集うコミュニティスペース。
対話的なつながりを大切にされている彼女の想いに共感する方たちが集う場です。
お申込みいただいた方に場所は別途ご案内いたします。
◆参加費
教室から参加/オンライン参加 2,000円
対談のみ参加 3000円
※いずれの日程も同一金額
※教室参加費は含みません
◆懇親会費
食事+ソフトドリンク 1500円
アルコール類追加 +1000円
◆申込
こちらのフォームにご入力ください
◆定員
会場15名 / オンライン定員なし
◇方条遼雨(ほうじょうりょうう)
天根流(あまねりゅう)代表
EMS(本質行動学学院)講師
身体思想家/場作りコンサルタント/武術家
著書:『上達論』(甲野善紀共著/PHP研究所)
甲野善紀、中島章夫に武術を学ぶ。「心・体の根本原理の更新」と脱力に主眼を置いた「玄運動(げんうんどう)」「玄武術」を提唱。師の甲野と合同講師も務める。
「心と体は完全に同一である」という独自理論から、「心体コーディネート」「ふかふか整体」を考案。分野を問わず「心・体の使い方」を伝える。
また、提唱する理論を元に、企業・組織の改善、幼児教育や政治など各分野の人材育成コンサルタントも手掛ける。
【超躍しりとり】Podcastラジオ
◎澤田智洋(世界ゆるスポーツ協会代表理事)
◎西條剛央(エッセンシャル・マネジメント・スクール創設者)
◎方条遼雨
サイト
■ HP
■Twitter
■Facebook
■メール
houjoushunkoku@gmail.com
※HPより無料メールマガジン配信中
◆主催
方条遼雨さんの北千住教室
◆問い合わせ先 (あおいまで)
playfullifelab@gmail.com
■17日(土)・18日(日)両日共13:00〜18:00(どちらか1日の参加も可能)
センジュ出版対話型文章講座
「自分と対話、していますか?」
〜自分自身と対話をすると、理性と感性のあわいにある言葉を思い出す〜
著者の中に眠るさまざまな物語の中から、「一人の読者」にと届けるべく、一つの物語を選び取る。
これまで25年以上続けてきた編集者人生の中で、そうしたお手伝いを、著者との対話の中で続けてきました。
同じ方法で受講生お一人おひとりと対話を重ねる文章講座は、数多くの方をお相手することはできず、少人数の中でじっくりと時間をご一緒しています。
自分の感性と理性を対話させ、自分にしか書けない言葉を思い出してみませんか。
▶︎こんな方におすすめします
自身や自社の価値、強みがわからない方
自身のあるいは自社のブランディングに興味がある方
他者に自分の考えを伝えるのが苦手な方
共感される文章を書きたい方
ブログやSNS、ホームページで何を書いたらいいか知りたい方
いつか本を出してみたいとお考えの方
▶︎こんな自分を取り戻せます
長く愛してくれるファンができる
必要な人にだけ届くようになる
顧客にわざわざ選ばれるようになる
感性に共感し合えるパートナーと信頼関係ができる
やるべきこと、やるべきでないことが明確になる
時間のゆとりができ、家族や自身のくらしがおだやかになる
①毎月土日 開催日への参加 【おすすめ】
他の参加者からの学びや気づきは、マンツーマンでは得られない貴重な体験です。複数人ではありますが、少人数ですので安心してご参加いただけます。
※2日間、連続する6コマの講座ですが、どちらか一日のみの参加も可能です。
お申し込みはこちら
7月は1日、2日を予定しています。
②お好きな日程を選んで参加
日程をご自身で決めていただけます。内容は①と同様になり、マンツーマンとなります。
お申し込みはこちら
時間
13:00~17:30 休憩挟みます
会場
リアル会場(足立区千住)
*ハイブリッド開催
※オンラインでのご参加はzoomで受講していただきます(対話が必要となりますので、お顔出しOKな方に限ります)。事前にメールでお送りするテキストをプリントアウトしていただき、当日ご参加ください。文房具(鉛筆、消しゴム、または消せるボールペンなど書き直しできるもの)をご準備いただきます。オンラインで同時間に受講される人数の上限は5名様までとなります。
料金(税抜)
1日コース 50,000円
2日コース 100,000円
ご注意事項
※先着順ですが、キャンセル待ちも受け付けます。
※当日キャンセルの方は全額ご負担いただきます。
文章講座を受講済みの方は対話型出版講座の受講が可能になります。
詳しくはこちらから
■6月25日(日)19時から21時半(開場18時半)
トーキョーコーヒーNo.253沖縄市@「対話ロック」主催 センジュ出版対話型講演会 in コザ 2023
テーマ:「認められる、とはどんなことを言うのだろう。」
下記主催の宮本さんより
**
【主催者の思い】
・他者からの承認ではなく、自己承認を
・能力の承認ではなく、存在の承認を
それを頭ではしっかり理解しているつもり。
しかし、芯から腹落ちしきれず、
自分の存在そのものを自分自身で認めきれずに、
生きづらさを感じている人は意外に多いのではないだろうか?
それは大人も、そして子どもでさえも。
「第1回 対話ロック」の開催を通じて、
私の頭の中には、そして胸の中にもモヤモヤと、
そのような問いが立ち昇ってきた。
そして、子どもの頃の承認欲求に溢れた記憶(※)がまた蘇ってくる。
「認められる」を「第2回 対話ロック」のテーマにしよう。
対話というものそのものが、認め合う構造の元に成り立つ。
つまり、丁寧に対話を紡ぎ出すことができるならば、
「認められる」の本質がすでにそこに垣間見れるのではないか。
さらに、6月は第2回目のくせに特別企画だ。
通常の対話のみの「対話ロック」ではなく、
特別講師にセンジュ出版の吉満明子さんをお招きして、
センジュ出版対話型講演会を行うことになった。
認められる、とはどんなことを言うのだろう。
その前提にある価値観はなんですか?
身体の中に眠っている大切な想いを、
丁寧に言葉で紡ぎだしてみませんか?
それは、他者の大切な想いを聴くことで
自分の価値観の発見にも繋がるでしょう。
そのために、一緒に対話をしましょう。
必要な方に届くように思いを込めて送ります。
【開催日時】2023年6月25日(日曜日)19時から21時半(開場18時半)
【開催場所】民謡クラブ「コザ姫」
住所:〒904-0032 沖縄県沖縄市諸見里1丁目2−1(駐車場は近隣コインパーキングをご利用ください。イベントなどで大変混雑しやすい地域ですので、余裕を持ってお越しください。)
【参加費】3,000円(リアル、ハイブリッドとも)、子連れ参加OK(小学生までは無料)、申し込みはpeatixにて事前登録をお願いします
【定員】リアルは25名、ハイブリッドは定員なし
【持ち物】飲み物などは各自でお持ちください。
【当日の内容】
主催からのお話し、講師講演、参加者同士で哲学対話、感想シェア
【主催者】宮本二郎(小児緩和ケア医、訪問診療医、クラウンヂロー)
2022年12月、沖縄こどもホスピスのようなものプロジェクトを設立
2023年5月、大人の学び場・大人の遊び場として「トーキョーコーヒーNo.253沖縄市@対話ロック」開始
【講師のご紹介】吉満明子さん
株式会社センジュ出版代表取締役
1975年福岡県生まれ。 日本大学芸術学部文芸学科卒業後、編集プロダクションや出版社に勤務。広告・雑誌・書籍・WEB・専門紙など多岐に渡る編集を経験する中で編集長職や取締役も務める。
2015年9月、自宅そばに株式会社センジュ出版を設立。書籍を発行する傍ら、読書、文章表現、哲学対話、ブランディング等を「対話」を交えて伝える講座、研修、講演活動も全国展開。 共有地「空中階」管理人、NPO法人「読書の時間」代表講師、哲学対話ファシリテーター。
著書に『しずけさとユーモアを〜下町のちいさな出版社 センジュ出版〜』(発行:エイ出版社)。
※「子どもの頃の記憶」
それは、幼稚園か小学校低学年の頃。寒かったイメージではなく、春か初夏のように過ごしやすい晴れた日。小さなメリーゴーランドがある場所で、そこは遊園地だったか、デパートの屋上だったかは忘れてしまった。私の頭の中に残っている映像さえもすでにセピアがかっている。しかし、何十年間も生々しい感情とともに動画として突然、そしてたびたび再現されてくる。
母は優しくて、たいていの私のしたいことは叶えてくれた。私が二人兄弟の次男ということもあるだろうし、同級生の母親と比べると少し年齢が高かったというのもあり、経済的にも精神的にも余裕を持って育児ができたからかもしれない。もちろん元々の性格もあるだろう。その日もメリーゴーランドを見つけた私はやや興奮気味に、乗りたいと母にせがんだ。母はもちろんOKした。「一緒に乗ろう!」と私は母を誘ったが、母は「一人で乗っておいで」と言うので、私はメリーゴーランドに一人で乗った。お客さんはほとんどいなかった。安っぽい音質だけど楽しい軽やかな音楽とともにクルクル回るメリーゴーランド。母はメリーゴーランドの柵の外に立ち、私が回ってきて母の視界に入ってくると、笑顔で手を振ってくれる。しかし、母の視界から私が通り過ぎてしまうと、母の笑顔は消えて、視線は別のところに行く。私は顔を前にしつつも、視線だけ母の姿を追っていた。1周して母の視界にまた私が入ってくると、母はすぐに笑顔になり、手を振ってくれ、私も笑顔で返す。これが数回リフレインする。
たったこれだけの記憶で、数秒で完結してしまうものだ。しかしその短時間の中で、母の優しさやメリーゴーランドに乗っている楽しい感情とともに私の胸の奥を掴んでくるのは、本当は一緒に乗りたかった寂しい気持ち、母と一緒にいるのにいないような不安にも近い感情。メリーゴーランドに乗る短時間でさえも母を独り占めできていない、という満たされない欲求などもあったように思う。その複雑な感情が時に、母は実は本当の母ではないのではないか?とまでさえ、子どもの時には思ったことがあったことを、書いていて思い出した。
母はもうこの世にはいないから、当時は複雑だったこの脳内再生も今では少し嬉しい気持ちや感謝の気持ちも追加されてきている。母は愛情を持って私を育ててくれた、と今では間違いなく思っている。しかし、他者からの承認と自己承認の間で私の価値観は今も行き来している。
■ご希望日程で開催 いつか自分の本を出したいあなたへ
対話型ブランディングからの出版講座 合計6日間
対話型ブランディングからの出版講座
「本を書くその前に、自分らしさを言葉にしよう」
著者の中に眠るさまざまな物語の中から、「一人の読者」にと届けるべく、一つの物語を選び取る。これまで25年以上続けてきた編集者人生の中で、そうしたお手伝いを、著者との対話の中で続けてきました。
長く読まれる本作り、その編集と同じ方法で主に経営者の皆様へお届けする、ご自身の本が出ることを想定しながらブランディングについても学べる文章/出版講座。
「らしさ」を言葉にしてから、本を出すことを考えてみませんか?
こんな方におすすめします
・自身や自社の価値、強みがわからない方
・自身のあるいは自社のブランディングに興味がある方
・時間を経ても変わらない拠り所となるような言葉を探している方
・長く続くビジネスを目指す方
・顧客に選ばれる企業でありたいと願う方
・本を出してみたいとお考えの方
講座の流れ
ブランディング講座:2日間 8時間
↓
文章講座:2日間 8〜9時間
↓
出版講座:2日間 8時間
金額
600,000円(税別)
*リアルとオンラインのハイブリッドで受講可能。
*文章講座のみ、出版講座のみでも受講可能です。お問い合わせください。
*請求書、領収書の発行も対応いたします。
詳しくはこちらへ
#ブランディング
#対話
#出版
このほかセンジュ出版では、事業という「表現」を行う、経営者との哲学対話を取り入れた対話サービスも。
▶︎センジュ出版の対話の特徴
・理性と感性の「対話」をサポートし、⼼地よさを⾒つける
本づくりとは、著者が⼀冊の本の中に何を書き、何を書かないかにまつわる⻑い「対話」を編集者と重ねながら進められます。この対話は著者に客観性をもたらすと同時に、⾃⾝の揺るぎない主観に気づくことにもつながります。センジュ出版のビジネス対話は、この著者との対話と同じことを経営層、リーダー層などに⾏います。
・人の数だけ答えがあるような「問い」を考える
答えが一つだけしかない「絶対解」ではなく、人の数だけ答えが存在するような問いを用いて対話をします。「仕事とは?」「働くとは?」「幸せとは?」「お客様とは?」「社会貢献とは?」といった、時間をかけて答えを出す哲学対話を重ねることは、その企業の「らしさ」を活かす思考の軸を養うことにつながります。
・「共通解」を目指す
経営者一人の中にも、理性と感性、右脳と左脳、交感神経と副交感神経など、一見対立するような感覚、器官の働きが見られます。そしてそれは当然、社員一人ひとりの中にも存在します。センジュ出版のビジネス対話はこうした矛盾、対立同士を対話させ、その「共通解」を見出すことで無理のないビジネスの実現を目指しています。
■ビジネス哲学対話ワークショップ
哲学対話を用いた社員研修なども承っております。お気軽にご相談ください。
■ブランディングにつながる ビジネス哲学対話
①哲学対話を重ねてブランディングのコンセプトとなるキーワードを見出し、
②ビジョンやミッション、バリューの言語化を進めて商品設計に落とし込み、
③顧客へのアウトプットを制作物として納品します。
まずは合計4時間程度の哲学対話ワークから、お試しください。
問いを立てる時間の積み重ねが、持続可能な企業へのブランディングにつながります。
経営に、対話を。
みなさんとの対話を楽しみにしています。