内面の一番外側
ファッションとは、の問いで言われる言葉「内面の一番外側」とは本当に良い表現だと思う。
人の内面は目に見えないけれど、誰しもその見えないはずの内面が外側である"見た目"に反映されている。
内面で変わる人の見え方
ファッションは楽しい。着こなしでその日の気分を表したっていいし、洋服は自己表現できるものだ。そうして意図的に内面を表すこともできるし、
特別な日の特別な服とか、自分を元気付けるための色使い、というように着こなし=外側から内面である気分を変えることだってできる。
だけどそういった「着こなし」とは別の次元で、外見には自然とその人自身の内面が反映される。
"真の美しい人"には上部だけじゃなく内面から輝くものがある。それは自信や知性、愛や誇りといった心の豊かさが影響していると思っているのだけど、その内面がはっきりと雰囲気やオーラ、スタイルに反映されて人目を惹くのだ。
溢れ出る内面の姿
素敵な服を着て完璧なコーディネートをして、外側だけ着飾ることもできる。けれど、内面が伴っていないとどうしても"真の美しさ"とは違ったものになってしまう。
全く同じ着こなしでも、着る人によって見え方が違うことはよくある。
心がざわざわと落ち着かない、イライラ、そわそわ…そんな風に内面が穏やかでないと、外にも気を配れない。もしかすると自分では気がつかないくらい無意識に動作が強く激しくなっているかもしれない。どすどすと歩いたり物をどんっと置いたり。
自身を大切にせず常に「私なんて…」と自己否定していたり、自分に対してガサツでいたりすると、自然と姿勢は悪くなり言葉使いも汚くなり下品な女、に成り下がっている可能性すらある。それだけは避けたい。
どれほどシンプルな装いでも、または個性的で派手な着こなしでも、人として内面に厚みがあり穏やかで心が広く、自信や愛に溢れ、幾つになっても学ぶことをやめない知性ある人であれば、それだけで究極に美しく輝いて見える。
単に「服」だけじゃなく、その人から溢れ出る内面によってトータル的な見え方やスタイル、ファッションが変わってくるのだ。
真の美しさ
心に余裕があることで、靴の細かいお手入れにまで気を配れたりバッグをきれいに保ったり、服の汚れやほつれといったちょっとした変化も見逃さないでいられるかもしれない。負の感情は表に出さず人に当たることはなく、いつでも優しい自分でいられるかもしれない。
それが上品でいて凛とした見た目の美しさに繋がっていく。
その価値は、着ている服の値段で計れるものでもなければ顔立ちで判断されるものでもない。
真の美しさを知る人は本当に魅力的だ。もちろん男女問わず、美しさを求め内面を整えることは気持ち次第で誰にだって出来る。
だから私はファッションが好きだ。
だから私はファッションに魅了されている。
ただの装いで終わらない、奥深いファッションに。
自身の外側であるスタイル、ファッションを輝かせるためにいつでも内面に磨きをかけていたい。
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