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2024/09/16(月)バーミンガム留学でイギリス人と話す会話のキッカケは英リーグ所属の日本人選手。

9ヶ月間に渡るイギリス留学の半分が過ぎ、本場の生徒たちに混ざる学部授業が始まろうとしている。

歓迎イベントが津々浦々で催されているのだが、細々とひとりで訪れた僕は何処に赴けば良いのか分からない。

迷った時はそう、いつも僕を助けてくれる、フットボールピッチへ駆け込んだ。

白人に黒人。人種を問わず、沢山の学生たちがプレーに白熱している。そんなのお構い無しに僕は声をかけた。

たったひとつのボールが生み出す絆は偉大で彼らは快諾し、僕もボールを追いかけた。

ミニゲームが終了し、そこにいた全員と握手を交わしていた際、
「よーブロ、お前はどこの国から来たんや?」
と質問され、

「日本の大阪ってところやで。マンチェスターシティが憧れでイギリス留学選んでん。チャーリーはどこのチームが好きなん?」
と答えた。

「大阪か。いいね、聞いたことあるよ。俺はバーミンガムシティのシーズンチケット会員やで。めっちゃ好きやねん。」
と言われ、

「バーミンガムか!俺もユニフォーム持ってるで。日本人選手が二人所属してるしね」
と返すと会話が弾んだ。

横山歩夢選手と岩田智輝選手が所属するバーミンガムシティ。日本人選手の活躍は、その地域に留学している学生にまでポジティブな影響をもたらしてくれる。

帰宅しようと服を着替えていたとき、コベントリーシティのユニフォームを着たおじさんがグラウンドに現れた。コベントリーには坂元達裕選手が所属している。

こんな状況、会話が始まる絶好の機会でしかない。飛んできたボールを拾うと同時に声をかけた。

お互いの自己紹介の後、坂元選手について訊いてみると、
「彼のドリブルは素晴らしいいよ。ピッチを去るときにお辞儀をしているのも印象的だな。謙虚で本当にいい選手だね。」
と答えてくれた。

会話のキッカケはフットボールと、日本人選手。

そんな日本人選手を応援するべく僕は週末スタジアムに行く。

日本人であること。それは誇らしいことだ。


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