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時代は確実に変わっていく。サッカー界が地殻変動。日本はアジア杯でベストイレブン選出ゼロ。五輪予選ではブラジルが予選敗退。日本はゼロからのつもりで再出発しよう

時代は確実に変わりつつあるのだ。それはサッカー界にもあてはまる。今年のサッカーアジアカップで日本は8強止まりに終わった。大会のベストイレブンに日本からの選出はなかった。そしてオリンピック予選では、大会3連覇を狙うブラジルが予選敗退に終わる事態に。日本代表は来月にワールドカップ予選が再開する。ゼロからのつもりで再出発してほしい。

カタールで行われたアジアカップ決勝。この舞台に日本がいないことは、正直寂しかった。日本は国際Aマッチで歴代最長となる9連勝を達成して、アジアカップに臨んだ。

「歴代最強」とも言われ、3大会ぶりの優勝を期待された日本。しかし1次リーグでは初戦のベトナム戦で辛勝。2戦目ではイラク戦に敗れて、なかなか波に乗れなかった。

ようやくリーグ最終戦でインドネシアを3-1で下し、決勝トーナメント1回戦でもバーレーンに3-1と快勝。ここから一気に波に乗ると思われた。

日本の準々決勝は強豪イラン戦。前半にリードを奪ったが、後半に2失点で逆転負けを喫して大会を去ることになった。週刊誌報道をめぐり、当該選手が代表を離脱することになり、チームへの動揺も大きかったはずだ。

大会は開催国のカタールが2連覇を達成した。そしてベストイレブンの発表があったが、そこに日本代表選手の名前はなかった。決して日本にキラリと光る選手がいなかったわけではない。それ以上に他国で輝いた選手がいたと考えるべきだろう。

アジアが確実にレベルアップしていることが証明されたのだ。日本は来月、ワールドカップ予選が再開される。本大会の出場権をつかむために、アジアには楽に勝てる相手がいなくなったことを再認識して臨む必要があるだろう。

これはアジアだけの話ではないかもしれない。今年行われるパリ五輪。南米の予選では五輪3連覇を狙うブラジルが予選で敗退する事態となった。王国にとって2004年のアテネ五輪以来となる予選敗退の屈辱だ。

世界のサッカー界が地殻変動を起こしている。日本もその実情を認識したうえで、ワールドカップ予選を戦う必要がある。次回からアジアの枠が増えるとはいえ、アジアのレベルアップをしっかり受け止めないと、足をすくわれる恐れもある。

アジアカップでは悲しい結果に終わったが、他国のレベルアップをしっかり受け止めて、ワールドカップ予選を戦うことができれば、今回の準々決勝敗退は決して無駄ではないはずだ。

「七転び八起き」。時代は確実に変わっている。世界のサッカー界は地殻変動を起こしている。日本はつまずいても、そこからしっかり立ち上がればいいのだ。

その実情を受け止めて再出発すれば、日本サッカーの未来は明るくなっていく。現状を認識して対策を立てれば、大きな一歩を踏み出せるはず。希望をもってキックオフだ!

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