東雲かふか🐟

読書好きな20歳の大学生 エッセイや日記、たまに自作小説などをゆるく投稿していきたいと…

東雲かふか🐟

読書好きな20歳の大学生 エッセイや日記、たまに自作小説などをゆるく投稿していきたいと思います。

最近の記事

ブランクって言うから辛くなる

「ブランク」て、嫌な言葉だなーって思う。 大学入試のために浪人したり、留年したり、あとは事情があって休学とか休職したりすると、世間は口々に「ブランク」って言葉で貶してくる。 そもそも、誰と比べて「遅れた」と思われるんだろうか。 大学へ行く人は、同世代でも約半数。何年間か浪人する人も、夢や目的があって休学する人もいて、でも大多数は最小年数で社会に出ていく。だからこの場合、「大学入試もストレート&4年で卒業&世間が認めるような定職に就く」同世代と比べられるんだろう。 海外

    • 小説家って・・・

      小説家になりたいからさ、色んな小説を読んでいる僕だけど、個性的な小説を書きたいのなら、本を読むばかりだけじゃなくて他の分野で知識を付けなきゃいけないわけだ。つまり、寄り道したほうがいいってこと。小説家になるために一番大切なことは、意外と毎日の普通の日々を真っ当に生きることなのかもしれないね。例えば大学の勉強だって、一番になるくらい頑張ることで見える景色も変わるかもしれない。もし、勉強を頑張った先に面白い研究分野を見つけてさ、それに関する知識を身に着けることができれば、僕は小説

      • 200ページ前後の小説がちょうどいいという話

        こんにちは、東雲かふか🐟といいます。 突然ですが、皆さんはどんな小説が好きですか? 川上未映子さんの「夏物語」くらいの分厚さのある小説を軽々と読んでしまう人もいれば、東野圭吾の「百夜」とか「幻夜」みたいな、1000ページ超えのモンスター長編作品をあえて読む人もいるかと思います。 私の場合はというと、ほとんど200ページ前後の小説・・・つまり短編集や中編小説を中心に読んでいます。 これには理由があって、私の場合とにかく飽き性だということ。600ページもあるような大作を読

        • チャーハンをぶちまけた話~ハンバーグを添えて~

           試験週間なのに、なんとなく読み始めてしまった小説を途中で離脱することができず、他の学生が黙々と試験勉強に勤しむ中黙々と読書に勤しむそんな私。  2時間後。読み切った達成感と共に、試験勉強へのモチベーションも何処かへ発散してしまった私は、そそくさと荷物をまとめ図書館を後にした。  帰りに最寄りのツタヤで本を物色すること30分。お目当ての新刊が見当たらなかったので帰ろうとしていると、ふと「益田ミリ」さんの文庫本を発見。先日の読書会で、作家さんが絶賛していたのを思い出した。

        ブランクって言うから辛くなる

          小説家には”黙っててほしい”件について

          こんにちは、東雲かふか🐟と申します。少し過激な見出しですが、ここは思い切って自分の書きたいことを書こうと思います。 最後まで読んでくださるとうれしいです。 小説を好んで読むようになってから、私のTwitterのフォロー欄には、好きな作家さんのアカウントがずらりと並ぶようになった。当初の目的は、小説家が普段どんなことを考えているのか知りたい!!という純粋無垢な気持ちからだった。 最初は新鮮で、また普通の人とは一風違う雰囲気を漂わせる気がするツイートに毎度感心しながらイイねを

          小説家には”黙っててほしい”件について

          読書日記#5 読書会に参加してきた

          こんにちは。東雲かふか🐟と申します。 先週の土曜日に、近所のカフェで開催された読書会に参加してきました。今回は、そこでの会話の記録や発見をまとめたいと思います。最後までお付き合いいただければ嬉しいです。 いくつかの読書会の集まりも合わせると、今回で6回目の読書会。毎回読書を楽しむ社会人たちと楽しくお話をするのですが、今回は一風変わっていました。 参加人数は7人。 盛岡を愛するカフェ店員兼主催者兼作家の20代男性 日本在住の外国人女性。二児の母 笑顔が素敵で古本好きの20代

          読書日記#5 読書会に参加してきた

          本に散財した3日間

          私は、事あるごとに本を買う。 何かと言い訳を付けて、書店に寄るといつも思いつく本を数冊買い漁ってしまうのだ。学生で一人暮らしの私に、もちろんそんな金銭的余裕はない。しかし、わずかなバイト代は本を買うためにあるんだと言い訳をして、魔法のカード(クレカ)で今日も支払いをすませた。 ここで私のここ3日間のハイライトをご覧頂こう。 〈一昨日〉 大学の講義中に、気分転換にブクログを眺めていると、見覚えのある名前が視界に飛び込んできた。 新刊「トルーマン・カポーティ 遠い声、遠い部

          本に散財した3日間

          若き日の思い出話

           大学一年生の秋、私は学校帰りの最寄り駅にある小さな書店で、一冊の文庫本を手に取った。普段全く本を読まない私が、わざわざ書店の文庫本コーナーまで行き、本を購入したことには理由がある。私の本との出会いを、書こうと思う。  高校生の頃に秘かに恋心を抱いていた女子が、とことん読書好きだった。教室には、担任の先生が用意してくれた文庫本コーナーがあり、クラスメイトは自由にそれらを借りることができた。思いを寄せていた女子は、毎日のように文庫本を、白いケースから一冊ずつ借りて持ち帰り、翌

          若き日の思い出話

          読書日記#4 代官山蔦屋書店に行ってきた。

          こんにちは。東雲かふか🐟といいます。 少し前の話になりますが、以前から行きたくて行きたくてしょうがなかった”代官山蔦屋書店”に行ってきましたので、その報告です。 代官山に足を踏み入れたことすらなかったので、高校の友人と会うついでに、代官山まで一緒に行ってもらいました。 代官山駅・・思ってたより田舎・・・?というより、とても渋谷から1駅とは思えないほど静かで上品な雰囲気でした。 軽く昼食を食べ、本命の蔦屋書店へ・・・ ガラス張りの外装と、その中は木の匂いがする落ち着い

          読書日記#4 代官山蔦屋書店に行ってきた。

          読書会での出会い。

           こんにちは。久しぶりの投稿です。 先週末、近所のカフェで開催されている読書会に参加してきました。今日は、そこでの会話や出会いを議事録的に書いてみようと思います。 読書会への参加は実は4度目。今まで参加していた集まりが、しばらくお休みとのことだったので、思い切って別の読書会にお邪魔させてもらいました。 参加人数は6名。20代のカフェのスタッフの方1人、20代社会人の女性2人、60歳前後の男性、そして私(大学生)と、私の友人(大学生)・・というメンバー。以前参加していた読

          読書会での出会い。

          ”生きがい”という名の現代病について

           皆さんには【生きがい】ありますか?朝井リョウさんの「死にがいを求めて生きてるの」を読んでいくうえで、自分自身感じることは、今の人間社会は”生きがい至上主義”に覆われているなあ、ということです。  当の本人には生きがいとまで言えるほどのことは、「毎日のゲームのグインボーナス」くらいだろうか・・。冗談 ここで言う生きがいとは、もっと社会的で一般的に”崇高”なものだろう。  昨今のニュースを騒がせているトピックのひとつに、『新興宗教』があると思う。新興宗教へのお布施や、家族

          ”生きがい”という名の現代病について

          大学生活に関する自論と主張①

          大学生活が始まり、もうすぐ一年が経とうとしている。   部活やサークルに邁進する学生や、勉学に励む学生、バイトに明け暮れる学生、遊びや何かしらの学外活動に精を出す学生、人生の夏休みと言わんばかりに分かりやすい青春的生活に没頭する学生、恋愛に溺れる学生。そして、それらすべてを一つの体で執り行おうとする欲張りな学生。   色々いる。色々見てきたように思う。そんな中で、あまり注目されないのが、「特に何も頑張らない、何もしない学生」である。  これは、割合的にはマイ

          大学生活に関する自論と主張①

          ”縁”に従って生きる、ということ

          『”縁”に従って生きる。』最近読んでいる本に書いてあった言葉です。  なんだか今の私にはとても刺さりましたので、今回は深夜テンションに任せてポエムらしいものを書いてみようと思います。(笑)是非、最後まで読んでみてくれたら嬉しいです。  人生19年間、大人たちから見たらまだまだガキだとは思います。しかし、短い人生でも思い通りにいかない出来事に苦悩することは、それなりにありました。  なんなら思い通りに行った試しなんて、あったのだろうか・・・?とすら、今の時点で思っています

          ”縁”に従って生きる、ということ

          読書記録#3 六本木蔦屋書店に行ってみた

          こんにちは。東雲かふか🐟と申します。  久しぶりの投稿で、忘れたころにやってくる状態ですが、最近あったことなどを書いてみようと思います。  直木賞、芥川賞の受賞者の発表ありましたね。以前は誰が受賞してどんな作品なのかなんて気にも留めなかったのですが、読書をするようになってからそのような情報に自然と興味が湧くようになりました。 (とは言ったものの、受賞作品や受賞者の名前を聞いてもピンとこないほどの半端者には変わりないのですが・・・)  先日東京に遊びに行ったとき、直木賞

          読書記録#3 六本木蔦屋書店に行ってみた

          読書日記#2 古本市に行ってきた。

          こんにちは。東雲かふかと申します。 今日は、地元で開催されていた古本市に行ってきました。 購入した本たちはこんな感じ。  純文学を買い漁ろうと活き込んで、怪しげな建物に一人で潜入・・・。古本屋の中はだだっ広い部屋に、戦前・・?とも思える古い本から最近の本まで、おびただしい数の本が並んでいました。  もちろん知っている本なんてほとんどなかったのですが、芥川龍之介や夏目漱石など、有名な作家の本がかなり充実していて見応えがありました。  夏目漱石は実は『こころ』しか読んだ

          読書日記#2 古本市に行ってきた。

          口に出さないカッコよさ

           こんにちは。東雲かふかと申します。『最近思ったこと』というテーマで、文章を書いてみる試みです。  趣味や、自分が頑張っていることをペラペラ話す人って、たまにいますよね。当の自分もその一人です。  勉強や読書など、頑張っていることがあるとすぐに口に出してしまう癖は昔からのものです・・・。  自分にとって、読書にふける人は昔から『メッチャかっこいい!!』という印象です。でも、自分とは何かが違う・・・。それは『口に出さない』ということだなと、最近思うようになりました。  

          口に出さないカッコよさ