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小説家って・・・

小説家になりたいからさ、色んな小説を読んでいる僕だけど、個性的な小説を書きたいのなら、本を読むばかりだけじゃなくて他の分野で知識を付けなきゃいけないわけだ。つまり、寄り道したほうがいいってこと。小説家になるために一番大切なことは、意外と毎日の普通の日々を真っ当に生きることなのかもしれないね。例えば大学の勉強だって、一番になるくらい頑張ることで見える景色も変わるかもしれない。もし、勉強を頑張った先に面白い研究分野を見つけてさ、それに関する知識を身に着けることができれば、僕は小説でその分野のネタを書けるわけだし、大学院生や教授、研究、学会とかさ、文系出身が多い小説家たちのなかで、なかなか書くことが難しいキャラクターやら設定とかを、僕は実体験をもとに書けるわけだ。それってなかなかすごいことじゃない?。小説の凄いところはさ、自分のどんな生活もネタにできるところ。風俗とかギャンブルとか、世間ではあまりいい顔をされないようなことだって、小説の世界では定番のネタだよね。むしろ、そこら辺をリアルに描ける作家は面白い。「そんなことなんで知ってるんだよ!」、みたいな体験ほど、小説家を目指すなら大切になってくるのは多分間違いないと思う。だから、世間で辛い思いをしている人たち(社畜)のエピソードをリアルに描きたいんだったら、時には自分がその当事者(社畜)になることも必要になってくるだろうね。だから、最初から本とか小説以外のことを無駄だって切り捨てて生活していると、たぶん逆に小説家から遠ざかってしまう気がする。だから、いま僕は手に持っている文庫本を鞄にしまって、目の前の期末試験に真剣に向き合ったほうがいいということだ。

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