見出し画像

小説家には”黙っててほしい”件について

こんにちは、東雲かふか🐟と申します。少し過激な見出しですが、ここは思い切って自分の書きたいことを書こうと思います。
最後まで読んでくださるとうれしいです。

小説を好んで読むようになってから、私のTwitterのフォロー欄には、好きな作家さんのアカウントがずらりと並ぶようになった。当初の目的は、小説家が普段どんなことを考えているのか知りたい!!という純粋無垢な気持ちからだった。

最初は新鮮で、また普通の人とは一風違う雰囲気を漂わせる気がするツイートに毎度感心しながらイイねを押していた。宣伝も何かと多かったが、それもよい情報源だと思えた。

しかし、だんだんと私の心の中で蟠りがたまっていっていた。その原因は、おそらく心のどこかで”黙っててほしい”と思っていたからであった。

じゃあフォローすんなよ!!!!

とすぐに野次が飛んできそうだが、そうではない。私が見ているか見ていないかに関わらず、SNSで尊敬する作家さんたちが色んな宣伝や、誰でもできそうなツイートを気軽にしてほしくないのである。

小説家の方たちは、”言葉”を仕事にしている、と私は思っている。つまり、”言葉”のプロであってほしいのだ。学歴やら受賞歴、何部売れたか、今までどんなことをしてきたかなんかで、自分の思慮深さをアピールしてほしくないのである。

背中で語ってほしい。と、言いたいことは同じなのかもしれない。Twitterで安い言葉を書く暇があったら、凄い作品で私たち読者をあっと言わせてくれるような文章を書いてほしい。そう思うのは私だけであろうか?

もちろん作家さんのファンたちが、我が物顔で凄さを語ることは大いに結構。むしろその気持ちは理解できるし、Wikipediaで作家さんの経歴や、過去の生い立ちを読むのは大好きだ。

しかし、それを自分の口から発しないでほしいのである。
もちろん、エッセイ集みたいな感じの場で話すことに違和感は覚えないし、エッセイやインタビューでならどんどん身の上話を展開してほしい。

小説家なら、活字で私たちに言葉を届けてほしい。

それが、最近の私の身勝手でささやかな願いです。

ここまで書いてきて、これは作家に限る話ではないようにも思えてきたが、議題が揺れてしまいそうなのでそこは考えないようにします・・・。



ここまで読んでいただいてありがとうございます!
皆さんは、尊敬する作家さんがSNSで身の上話を展開していたら、どのように感じるでしょうか?もし、私とは違う意見、また共感できる部分があればコメントしてくださると嬉しいです♪




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?