世界はみんなのもの、なわけない。
「世界はみんなのものだよ」と誰かが言って、きらきらと光る星空を見上げればその尊い星空の下、むずかしい名前の国でこどもたちは家を失くし、みんなが知ってる公園で薄着のホームレスは通行人に蹴られる。そんな世界だった。どうして忘れていたのだろう。期待とか。輝いて見えるものにはいつでも裏側があって、地球。わたしたちの踏みしめてる地面の下に、未知なんていう爆弾、隠してる。隠してもどうにもならないことってあるんだよ、きっと。わたしは、傷ついています。そんなのこの世界ではありきたりで、だから