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《23》教育業界の事例(COCOAS㈱)~女性活躍へ幼児教育~

業界別のSDGs事例紹介。

今回ご紹介するのは教育業界。

名古屋市に本社を置くCOCOAS㈱というスタッフ50人ほどの会社です。


1988年生まれの女性が「女性活躍に貢献できるビジネスをしたい」という思いで2015年に設立し、

最初は人材派遣や法人サポートなど、主に小規模事業者のあらゆる困り事を解決するサービスから始まったようです。


そして、20年には幼児教育事業として「ココアスキッズ」という認可外のインターナショナル保育園を設立。


これからの時代を生きる子どもたちに必要な教育を提供することを目的として、日本人と外国人の講師を半々で擁し、

授業の会話を全て英語にしてSDGsの概念を教えたり、プログラミング、プレゼンテーション、アートなどを学ぶ独自のカリキュラムを提供しています。

幼い子どもを預けて働く母親は子どもや夫に負い目を感じることが多いですが、インターナショナルスクールで子どもが高度な教育を受けている母親たちにはその負い目がないので、

母親たちが前向きな気持ちで働くためには子どもの教育環境と母親の働く環境づくりの両輪が必要。

このようなことを社長が自らの実体験を通して痛感し、身近な課題を解決することで人々を幸せにするべく事業をされています。


また、今後はあらゆる企業にココアスキッズを福利厚生施設として提供する取り組みに力を入れていく方向性を打ち出し、

既に介護業界の会社と話が進んでいるようです。

※2022年3月時点の情報です。


今では書籍やインターネットでSDGsの情報があふれるようになり、子どもたちが易しく学べるコンテンツも増えてきました。

しかし、情報が多くなればなるほど、どこから学べばよいのか分からな
くなり、本質を見失う
ということもあるのではないでしょうか。

やはりリアルに肌で感じて学びを得ることに勝るものはないと思います。

このような時代だからこそ、今後も日常の学校以外で幅広い教育を提供するリアルな場の需要がますます高まってくるものと考えます。



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