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    学生生活の経験・景色・感覚を、学生の間に記録しました。

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    代表的な日本文化の1つ「アイドル」について、哲学や組織論、メディア論等、様々な角度から考察します。推しは乃木坂46。

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    約1300本の映画を観た筆者が、日々鑑賞する映画の感想をメモしたり、個別作品や映画鑑賞について独自の考察をします。

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【告別②】祖母が人生をかけて僕に伝えたかったことは何か

最愛の祖母が亡くなりました。 祖父が亡くなってから、ほんの少しの出来事です。 その日は、祖母の誕生日でした。 祖母は同じ日に生まれ、天国に帰りました。 祖母が亡くなる1週間前、僕は祖母と握手を交わしました。 「また会おうね。」と言って別れました。 祖母は1週間後に退院して自宅に戻り、経過観察をする予定だったからです。 仕事から帰宅し、訃報の連絡を受け取った時、僕は文字通り膝から崩れ落ち、冷蔵庫の前で嗚咽しました。 祖母の存在が、僕にとってどれほど大きかったのか

    • 【証】vol.1

      この記事は、僕が通う教会で若手の集会を今年開催した際に、僕が行った「証」の原稿を、そのまま記した物です。 人の名前を含む固有名詞は隠しますが、文自体は原文です。 「証」とは簡単に言えば、神から貰った「恵み(感謝や葛藤)」を言葉や行動を通して人に伝えることです。 今回は文章ですので、「言葉」になります。 本記事を有料化した理由は、つまり僕が原文を翻訳していないからです。 僕は聖書の言葉は、教会に行ったことがない人や聖書に触れたことのない人にとって、はっきり言って外国語

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      • 【2023】世界はあなた中心に回っているのか

        恐らく年末は溜まりに溜まった仕事関連のインプットに勤しむ必要があるため、思考がまとまりつつある今、2023年のnoteを締め括りたいと思います。 2023年はどうやら侍ジャパンが世界一になった年らしいです。 2、3年前くらいに感じるし、前職のフレックス制をいいことに、しっかり試合を観てから仕事を始めたことも思い出しました。 そして、遂に僕の中でアイドルへの関心が薄くなりました。 勿論、概念としてのアイドルへの哲学自体は変わっていませんが、個人の関心はあまりなくなりまし

        • 【告別①】あなたは「ブラボー!」と言ってくれますか

          以下の記事の後日談です。 【1】 あなたは「ブラボー!」と言ってくれますか 1つの使命をくれた恩人との「別れ」は、思うほど簡単ではありませんでした。 ある日、携帯に1つの連絡が入りました。 それは、「祖父が亡くなった」という旨を伝える連絡でした。 当時の僕は不思議と落ち着いていて、その時の気持ちは上手く言い表すことが出来ません。 なんとも言えない複雑な気持ちを抱え、早速その週末、僕は告別式が行われる関西へ向かいました。 その告別式は、祖父が生前通った教会で執り行わ

        【告別②】祖母が人生をかけて僕に伝えたかったことは何か

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        記事

          わたしはモーセと共にいたように、あなたと共にいる。あなたを見放すことも、見捨てることもない。強く、雄々しくあれ。(ヨシュア記1:5-6)

          わたしはモーセと共にいたように、あなたと共にいる。あなたを見放すことも、見捨てることもない。強く、雄々しくあれ。(ヨシュア記1:5-6)

          【感性】僕の不思議な「こども時代の習慣」とは何か

          今思い返すと、思わず首を傾げたり笑ってしまう、自分の子供の頃の変わった癖や習慣に関して、皆さんも思い当たる節があるのではないでしょうか。 僕自身にも大小ありますが、特に印象的な子供の頃(小学生)の自分の習慣として「人形遊び」があります。 その方法がまたユニークな習慣だったのですが、思えば我ながら素敵な感性だったと思うし、今の自分に大きな影響を与えているのではないかと思うので、触れてみたいと思います。 【1】 人形遊びとは 僕の「人形遊び」は、指人形を使って会話をしたり、

          【感性】僕の不思議な「こども時代の習慣」とは何か

          【2023年5・6月号(番外編)】個人的ベストムービーメモ(はじまりのうた、きっと、うまくいく)

          今月は、これまで1200本近く映画を鑑賞した筆者が選ぶ「個人的ベストムービー」に関する記事を書きます。 ベストムービーの定義は、あまり論理的ではありませんが、「あと10本しか映画を観れないと言われたら、何を選ぶか?」という問いに答える、非常に直感的なランキングです。 勿論、脚本軸、役者軸、撮影軸、音響軸など幾つかの軸をつくって、総合点を出すことでランキングを付けることも可能です。 しかし、そのプロセスで選ばれた作品が必ずしも「あと10本しか映画を観れないと言われたら、何

          【2023年5・6月号(番外編)】個人的ベストムービーメモ(はじまりのうた、きっと、うまくいく)

          【備忘】「強さ」より「弱さ」を誇ることの意義は何か

          今年も6月に入り、半袖半パンで過ごす日が増えました。 日々仕事に没頭しつつ、僕はふいに感じること・固まりつつある価値観をメモにまとめています。 昨今Chatgptで文章を書いたり、アイデアを作ることは簡単になりましたが、少なくとも僕がnoteを書く目的に照らした時、それら生成AIはベストな手段にはなりません。 僕は何もアイデアやティップスを他者に伝えたいわけではなく、自分のリアルな価値観をnote内に積み上げていくことが主な目的だからです。 完全にロジカルでなくても、

          【備忘】「強さ」より「弱さ」を誇ることの意義は何か

          すると主は、「わたしの恵はあなたに十分である。力は弱さの中でこそ十分に発揮されるのだ」と言われました。だから、キリストの力がわたしのうちに宿るように、むしろ大いに喜んで自分の弱さを誇りましょう。(第二コリント12:9)

          すると主は、「わたしの恵はあなたに十分である。力は弱さの中でこそ十分に発揮されるのだ」と言われました。だから、キリストの力がわたしのうちに宿るように、むしろ大いに喜んで自分の弱さを誇りましょう。(第二コリント12:9)

          一方的な伝達とか強引な説得じゃなくて、僕の生き方や言動を通して、「彼の信条って素敵だな、よく分からないけど知りたいな」と身近な人に感じてもらえるような人間に、僕はなりたい。

          一方的な伝達とか強引な説得じゃなくて、僕の生き方や言動を通して、「彼の信条って素敵だな、よく分からないけど知りたいな」と身近な人に感じてもらえるような人間に、僕はなりたい。

          【2023年3・4月号】映画感想メモ(ベイビーわるきゅーれ、エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス)

          ※ 本記事の内容は、あらすじの解説やネタバレを目的としたものではありませんが、感想を述べるため、一部のシーンについて言及することがあります。映画をまだご覧になっていない方は、予めご了承ください。 【1】 アポカリプト(2006) マヤ文明を舞台にする作品。超人的な力を有するヒーロー作品以外で、部族の争いを舞台にする映画は実はあまり無く、本作のリアルさとナチュラルさが好きでした。なので、個人的にはその珍しさは勿論のこと、作品としてもクオリティが非常に高かったので、楽しむことが

          【2023年3・4月号】映画感想メモ(ベイビーわるきゅーれ、エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス)

          【2023年1・2月号】映画感想メモ(マイ・フェア・レディ、カランコエの花)

          ※ 本記事の内容は、あらすじの解説やネタバレを目的としたものではありませんが、感想を述べるため、一部のシーンについて言及することがあります。映画をまだご覧になっていない方は、予めご了承ください。 【1】 20世紀少年『終わりの始まり』、『最後の希望』、『ぼくらの旗』(2008~2009) 当時小学生の僕にとって「け~んじ君あそびましょ~」はあまりにトラウマ的で怖く、23歳にしてようやく視聴。また、三部作で続けて観たいこともあり、年末にまとめて観ました。『IT/イット “それ

          【2023年1・2月号】映画感想メモ(マイ・フェア・レディ、カランコエの花)

          【2022年12月号】映画感想メモ(アバター:ウェイ・オブ・ウォーター、善き人のためのソナタド)

          ※ 本記事の内容は、あらすじの解説やネタバレを目的としたものではありませんが、感想を述べるため、一部のシーンについて言及することがあります。映画をまだご覧になっていない方は、予めご了承ください。 【1】 ウエストワールド(1973) 1973年のSF映画としては非常に本格的で、『2001年宇宙の旅』に続きAIのリスクに言及する作品は、当時としては珍しいと思います。本作品は巨大遊園地が舞台になっているので、単なるSFホラーで終わらずに、しっかりエンターテインメント性があること

          【2022年12月号】映画感想メモ(アバター:ウェイ・オブ・ウォーター、善き人のためのソナタド)

          【2022/後編】大学卒業後約1年経った今何を思うか

          ※大学卒業前後の振り返りは他の記事で記載済みなので、本記事では4~12月の振り返りを記します。 【1】 仕事 (1) 全体総括 新卒1年目として今年4月に外資系企業に入社し、気付いたら1年が経ちました。 スキル、知識、経験、全てが足りないので、毎日吸収する日々が続くと同時に、一応新卒の中で最初にコーポレートサイトに掲載されたり、お客様に褒めていただく機会もあり、会社内外でそれなりに信頼を獲得できたとは思います。 あと、上司がアメリカ人なので、改めて英語を学生の内に習得

          【2022/後編】大学卒業後約1年経った今何を思うか

          【2022年11月号】映画感想メモ(すずめの戸締まり、ソウルフル・ワールド)

          ※ 本記事の内容は、あらすじの解説やネタバレを目的としたものではありませんが、感想を述べるため、一部のシーンについて言及することがあります。映画をまだご覧になっていない方は、予めご了承ください。 【1】 母なる証明(2009) クリップの画像やあらすじを通して、僕は純粋な母子の愛情物語だと思って鑑賞しました。しかし、鑑賞の2〜3時間後に、あれ?あれ?と疑問が浮かんで来て、気付いたら再度映画の中にダイブインしていました。韓国映画で大きく括るつもりはないですが、余白を敢えて残し

          【2022年11月号】映画感想メモ(すずめの戸締まり、ソウルフル・ワールド)

          mgram診断による、自他共に認める診断結果。あまりの当たり具合に、母もびっくり。https://mgram.me/ja/

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