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【2022/後編】大学卒業後約1年経った今何を思うか

※大学卒業前後の振り返りは他の記事で記載済みなので、本記事では4~12月の振り返りを記します。


【1】 仕事


(1) 全体総括


新卒1年目として今年4月に外資系企業に入社し、気付いたら1年が経ちました。

スキル、知識、経験、全てが足りないので、毎日吸収する日々が続くと同時に、一応新卒の中で最初にコーポレートサイトに掲載されたり、お客様に褒めていただく機会もあり、会社内外でそれなりに信頼を獲得できたとは思います。

あと、上司がアメリカ人なので、改めて英語を学生の内に習得して正解でした。

個人的には、専門的な知識より、基礎的なスキルに不足感を感じていて、パワポの作成やExcel、メール作成、プレゼン、いずれもまだ自分の型は確立していない気がします。

正直今後何をするにしろ、手先のスキルは付いて回るので、今のうちに身に付けたいなと思うこの頃です。

また、行き急ぎがちな僕は、早くもネクストステージに進みたい気持ちもあり、上司に何度か相談することもありましたが、まずは置かれた場所で咲きなさい精神で、暫くここで打ち込んでみたいと思います。

その際の1つの基準として、自分の取り組んでいる仕事の意味・意義を自分の言葉で語れるようになれば、次に目線を向けたいです。


(2) 個人


<2.1> ミッション


数年かけて、個人のミッションの輪郭は明確になりつつあります。

今日言語化できている限りでは、僕のミッションは「人間が各々持つタレント(才能)を活かす」です。

前提として、元々僕には「人間は各々、ある”タレント”を持つ」という価値観があります。

それは、料理が上手いことかもしれないし、サッカーが上手いこと、人に商品やサービスの魅力を巧みに伝えるタレントかもしれません。

そして、それらのタレントの価値に(分かり易さに違いはあれど)上下はない、と僕は思っています。

さて、サッカーと言えば、今年はワールドカップがあり、日本国内は勿論のこと、世界中が興奮の渦に包まれました。

僕は大活躍する日本代表の選手達を見ながら、この方達はサッカーの日本代表だけれど、この試合を応援する方達全員が何かの日本代表なんだよなあ、と思うのです。

その意味で、最近は映画のエンドクレジットもタレントの集合体だなと思ったり。

また、このミッションは僕が言うところの「鍵と鍵穴をマッチングさせる」ことに近いなと感じています。(↓「鍵と鍵穴の概念」に関しては以下の記事参照)


<2.2> 来年に向けて


さて、ミッションが言語化されたところで、来年は基礎スキルを固めつつ、ファイナンス領域やIT領域の学びに励みたいと思います。

僕は今、30歳前後に企業のCHROになることをイメージして、Careerを積んでいます。

その上で今年感じたことは、CHROとしてより経営に貢献するためには、企業資本のヒト・モノ・カネ・情報の各領域にバランスよく精通する必要があることです。

その各領域の中で、特にヒトの観点にスペシャリティを持つ、というスキルポートフォリオにしたいと思います。

一方で、やはり僕は介護の領域に向き合う人間なのではないか、という迷いが1年以上晴れません。

介護・福祉業界の課題を福祉領域の企業のCHROとして解決するのか、または自分が直接事業に貢献することで解決するのか、その道はまだ定まっていませんが、今年は介護・福祉業界の理解を深める年にもしたいと思います。


(3) 集団


<3.1> 後輩力


個人的にこの1年で印象的なのは、「後輩力」かなと思います。

僕はこれまでの人生で、所謂激しい上下関係のある環境に入ったことがありません。

正直、今も比較的フラットな環境におり、先輩方には未熟な僕の意見に耳を傾けていただいています。

しかし、チームとして動く時に、最年少としての立ち回りは必要になることも無くはないと思います。

それは、食事会のセッティングかもしれませんし、先輩の話を傾聴すること、保育園にお迎えに行く先輩の仕事を全力でサポートすることかもしれません。

僕の価値観の1つは「物事はわらしべ長者である」なので、小さな依頼も1つずつ丁寧にこなしつつ、信頼貯金を増やしたいと思います。


<3.2> 父への尊敬の念


社会人になり、自分の中で印象的な変化として挙げられることは、父親への尊敬の念が大きく増したことです。

幼少期の自分にとっては平日は外で仕事をし、休日は外で遊んでくれるお父さん。

大学に入学した後も、僕はリアリティをもって仕事を理解することができていませんでした。

しかし、現在規模の大きな会社に入社した僕は、大きな組織を動かすことの難しさ、更にその責任を毎日肌で感じており、日に日に父親の背中が大きく見えます。

今は海外で活躍する父親、父にはまだ到底手が届かない気がします(トホホ)。


【2】 プライベート


(1) 全体総括


プライベートの変化を3つ挙げると、ラジオを聴くようになったこと、清潔感の重要性に気付いたこと、友人と頻繁に食事をするようになったことがあります。

後に記載しますが、今年の大事なテーマとして「他者と心を通わせること」がありました。

あとは、部屋の物を断捨離し、質の高いアイテムに買い替えています。


(2) 個人


<2.1> 映画


今年は結果的に、残念ながら映画の優先度が低くなってしまいました(とは言いつつ、しっかり1年で約100本は観てます)。

けれど、華金に1人で行くレイトショーが最高なことに気付き、映画館という空間の魅力を言語化できたことは、1つの収穫だと思います。

2022年ベスト映画は『トップガン マーヴェリック』ですね。

来年は、小さな映画上映会を地域で開催できたらと思います。


<2.2> 自分磨き(外見編)


23歳にして、「清潔感」の重要性を知りました。

あるべき状態を知ると、冷静に従来の自分のズボラさは相当酷いなと。

良かったことは、自分に合う髪型を見つけ、セットの型を覚えたことです。

来年は筋トレ(Levi'sのデニムを履きたい)、脱毛(要検討)、髪質改善、ボトムスの買い替えあたりに注力しようと思います。

20代には20代の魅力がある、それを来年は磨いていこう。


<2.3> クリスチャン


今年最も印象に残った聖句がこちら(卒業時に、祖母が送ってくれたもの)。

これからも色々とあると思うけど、多分何とかなる、みたいなスタンスになります。

わたしは、あなたたちのために立てた計画をよく心に留めている、と主は言われる。それは平和の計画であって、災いの計画ではない。将来と希望を与えるものである。(エレミヤ書29:11)

聖書 新共同訳 1987年版


(3) 集団


<3.1> 既存


今年は「他者と心を通わせること」に集中しました。

つまり、予定を詰め詰めにして隙間時間に会うのではなく、しっかり時間を取って、元々関わりのある地元の友人や(母教会を中心とした)クリスチャン界隈の友人、高校・大学の友人と食事をしたり、遊びに行きました。

他者と心を通わせるというある種人間の本源的な行為をこれまでおざなりにしていたような気がしており、ようやく少し余白のある人間になれたなと思います。


<3.2> 新規


社会人として初めてのことが続くこともあり、あまり交友関係を広げすぎては疲れてしまう可能性があったので、今年は会社の同期をメインにして、あまり新規の交友関係を築いていません。

あとは、地域コミュニティの繋がりを増やすことができたのはよかったです。


最後に


今のところ、1年が無事に終わりそうで感謝。

最後に、今年印象に残った言葉を1つ。

幸福とは幸福を探すことである。

ジュール・ルナール

皆様、よいお年を。

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