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オンラインで学ぶ「職場の人権」〜LinkedInラーニング編〜

[学習ツール]#LinkedIn #SNS #自己啓発 #職場の人権 #eラーニング

米国発のプロフェッショナル系SNSとして知られるLinkedInは、近年、日本の転職市場が活性化し、副業する人材が増加する中、人材マッチングのプラットフォームとして人気が高まっています。

そのLinkedInが提供する人気コンテンツのひとつに、プロフェッショナルスキルを身につけるための「LinkedInラーニング」というサービス(一部有料)があります。修了すると、LinkedIn上のプロフィールの「スキル」や「研修受講歴」に記載することができます

多言語で様々なコースがあり、人権を尊重した思考力や意思決定方法を学ぶことも可能です。今回は、人気のコースをいくつか紹介します。

(筆者はLinkedIn社の営業では有りません。あくまでも、サービス利用者の目線で紹介します)

1: 「無意識の思い込みと向き合うには」(日本語字幕有)

無意識(アンコンシャスバイアス)が職場・業務・意思決定に与える影響とその防止策について、解説しています。人種、民族、性別、身長、体型、性的指向、出身地などの違いによって、世界の見え方も少しずつ異なります

誰もが無意識に持っている思い込みや偏見に着目し、判断の偏りを防ぐ戦略を解説します。代表的な思考の偏りとして「親和性バイアス」「ハロー効果」「認知バイアス」「確証バイアス」を取り上げ、これらがビジネスの現場や意思決定プロセスに与える影響と、対策によって得られるメリットを学ぶことができます。

2: 「Out and Proud: Approaching LGBT Issues in the Workplace」(英語)

このコースでは、LGBTの講師が、自身の経験談を交えながら、職場でのカミングアウトの意義、同僚がどのようにサポートできるか、そして、インクルーシブな職場づくりについて学ぶことができます。

3: 「Human Resources: Handling Workplace Bullying (2016)」(英語)

いじめも1つの重大な人権侵害です。いじめが起こると、感情的・心理的・経済的な負の影響が被害者と職場に発生します。このコースは、「対立」「ハラスメント」「いじめ」の定義の違いを学ぶことで、人事担当者、リーダー、マネージャー、上司組織内での「いじめ」を調査・評価することができるようになります。そして、いじめを解決するために介入する重要性と、加害者と認定された人をコーチングすることの重要性も解説します。

4.「Diversity, Inclusion, and Belonging」(英語)

 ダイバーシティとは「異なる背景、文化、性別、人種を持つ人々など、独自性を重んじる文化を持つこと」、インクルージョンとは「多様なグループを職場に参画させること」を意味します。

3つ目の重要な要素は、一人ひとりが自分を認められていると感じることができる「帰属意識」です。ダイバーシティ、インクルージョン、帰属意識の3つの要素を合わせた「DIBs」を、社員の日々の業務に組み込む方法を解説しています。

(なお、有料個人会員であれば、全てのコースにアクセス可能と思いますが、無料会員の場合はつながりのある有料会員がコースをシェアすることで、無料で受講可能になります。)

以上、おすすめコースの紹介でした。お楽しみください!

Social Connection for Human Rights/鈴木 真代


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