案山子

富山生まれ富山育ち西東京市在住。本業はビジネスパーソン。趣味はデジタル創作物全般。経済…

案山子

富山生まれ富山育ち西東京市在住。本業はビジネスパーソン。趣味はデジタル創作物全般。経済ウォッチと未来考察。 MMORPG:FINAL FANTASY XIVをプレイ中。過去執筆した小説作品はこちら→星空文庫:http://slib.net/a/14854/

マガジン

  • 食べ物や飲み物に関する記事

    お気に入りの食べ物や飲み物についてまとめています。

  • FAINAL FANTASY XIVの記事

    FF14に関する記事をまとめました。

  • オリジナル小説とあとがき

    noteで執筆したオリジナル小説(ショートストーリー)と、それぞれのあとがきをまとめました。

記事一覧

恋煩いの治し方ー草津温泉滞在記ー

「草津温泉に来たなら、わたの湯に入るべし」 ここで伝えたいのはこれである。詳しくは後述する。 全方位に豪勢を尽くした朝食(ブッフェ)をいただいた後、昼寝ならぬ二…

案山子
4日前
5

非日常を得るー草津温泉滞在記ー

硫黄漂う温泉街、草津。 非日常を求めてやってきたのだが、ワクワクやドキドキといった感情からは遠くかけ離れ、森林の静寂の中、たまに響く野鳥の囀りを聴きながら過ごし…

案山子
5日前
3

2年ぶりの帰郷に思うこと。

朝5時に起床し、夜10時に寝る。 制限のないGWを利用し、約2年ぶりに故郷である富山で過ごした。 新幹線かがやきを下車し、改札を出て駅の中を見れば、全く見慣れない景色…

案山子
2年前
5

期待と信頼にしっかりと応えていく強さ。

前回の記事からかれこれ3ヶ月。いったい私はなにをしていたのか、ということについて振り返ってみたいと思う。緊急事態宣言が明け、少しの規制緩和と共に私の体も外へ解放…

案山子
2年前
2

偶像を取り巻く光と闇を通して熱狂と憧れを知る。

またしても寝食を惜しむほどにハマったゲームに出会ってしまった。私がここ数日SNS含め表に出てこなかったのはそのせいだ。ロシアのデベロッパーGlitchが開発した「Idol Ma…

案山子
2年前
9

結び重ねる物語

突然だが、運命の赤い糸で結ばれた二人、という話を全く聞かなくなった。そんなことを口にすることさえ気恥ずかしいと思う程度には歳を重ねてきたわけだが、最近、その言葉…

案山子
2年前
3

私が無線イヤホンから有線イヤホンに変えた理由

外に出る機会が圧倒的に減った日常を迎えてから、もはや一年以上が経過している。GWという羽根の伸ばすには絶好の機会でさえも、外出を控えるべきという暗黙のプレッシャー…

案山子
3年前
4

私が突然ゲーム実況を始めた理由。

何のことか知らない人からすれば「おいおいいきなりなんの話だい?」と思うだろう。ここ最近、Twitchでゲーム配信を始めている。あれほどMMORPGでも頑なにボイスチャットを…

案山子
3年前
4

SNS時代をゆるりと生きていく方法。

最近ゲーム関連の感想ばかり書いていたな思ったので、ここでコラム的なものを一つ。これまでいろんな人が書いてきたであろう、ソーシャルネットワーキングサービスに関する…

案山子
3年前
6

いのち芽吹く季節に寄せて

前回のnoteはまだ2020年だったということで、今回が2021年初のnoteということになる。それにしてもこの3ヶ月で自分の身の回りにはいろんな事があった。いくつか抜粋して、…

案山子
3年前
3

近況とか遊んでいるゲームの話。

Oculus quest2でビートセイバーをプレイする生活が始まり、早速腕の筋肉痛に襲われて身体の衰えを感じている年末。皆様いかがお過ごしでしょうか。 ここ数ヶ月、私はnote…

案山子
3年前
2

noteを書くことを辞めたわけではないが思い当たることならある。

そこまで赤裸々な内容はないが、一言でいうならば書くための源泉が失われつつある、といったところだろうか。人間が生きている以上、クリエイティブが止まることはないので…

案山子
3年前
3

日本サブカルに対する尊敬を通して襲来する新時代ゲームプレイの到来

ネット界隈で様々な話題を良い意味でも悪い意味でも展開されたゲーム。そうmiHoYoがあらゆるプラットフォームに向けてサービスインした原神である。周りの評価はさておき、…

案山子
3年前
10

長きにわたる虫歯治療の完了と定期的なプラークコントロール。

かれこれ4ヶ月くらい掛けて通った虫歯治療が、ようやく完了を迎えた。 もはや自業自得としかいいようがない。今回で全ての虫歯を根絶するに至ったわけだが、その代償は決し…

案山子
3年前
1

変幻自在のコミュニケーションが最適解。

 私はカメレオンで行く。  というわけで、相対する人間は十人十色。置かれている状況も立場も人生ステージも異なる中、どのように人と接すればいいのか、なんていう答え…

案山子
3年前
2

エッセンシャルワーカーの恩恵と虚無感

 何もする気が起きない。買い物に行く気力もない。そんなときにスマホ一つで美味しい食べ物を注文し、届けてくれる人たちがいる。緊急事態宣言の中、休業を余儀なくされた…

案山子
3年前
1

恋煩いの治し方ー草津温泉滞在記ー

「草津温泉に来たなら、わたの湯に入るべし」 ここで伝えたいのはこれである。詳しくは後述する。 全方位に豪勢を尽くした朝食(ブッフェ)をいただいた後、昼寝ならぬ二度寝をキメた後に向かったのは、草津温泉の代名詞「湯畑」である。硫黄の湯気が立ち込める街並みに、洋館のような宿場に白根神社。この街がドイツ人であるベルツ博士の功績により、温泉街として発展した名残のように感じた。 ※宿泊所には『ベルツ博士と群馬の温泉』と題した冊子があり、さらりと目を通した。草津という街や温泉の成り立ちを

非日常を得るー草津温泉滞在記ー

硫黄漂う温泉街、草津。 非日常を求めてやってきたのだが、ワクワクやドキドキといった感情からは遠くかけ離れ、森林の静寂の中、たまに響く野鳥の囀りを聴きながら過ごしている。 どこか遠くへ行きたい。妻のそんな刹那的な発言から実現した草津温泉2泊3日の旅である。 私は生まれて初めて草津温泉にきたわけだが、まず最初に驚かされたのは「こんなに山奥に存在するのか!」である。車で向かったわけだが、関越自動車道の渋川伊香保ICを降りてからの道のりたるや。山道は頭文字Dよろしく際どい峠道である

2年ぶりの帰郷に思うこと。

朝5時に起床し、夜10時に寝る。 制限のないGWを利用し、約2年ぶりに故郷である富山で過ごした。 新幹線かがやきを下車し、改札を出て駅の中を見れば、全く見慣れない景色が広がっていた。路面電車と地鉄路線を活用し走行しているポートラムの乗り場を探すのに苦労した。昔は駅の外に乗り場があったのだが、見事に駅構内を貫通し、富山駅の北と南を繋いでいる。5月とは思えない寒さに歯をガタガタ言わせながら、まるで他所から来た旅行者の如く挙動不審な装いで乗車する。 今の実家は私が幼少期から小学

期待と信頼にしっかりと応えていく強さ。

前回の記事からかれこれ3ヶ月。いったい私はなにをしていたのか、ということについて振り返ってみたいと思う。緊急事態宣言が明け、少しの規制緩和と共に私の体も外へ解放されるかと思いきや、意外とそんなことはなかった。 これまで遊んできたゲームについて振り返ってみたいと思う。 1. テイルズオブアライズ 私は第1作目のファンタジアからプレイしてきたこともあって、テイルズシリーズはハードの進化と同時に作品の変遷も味わってきたような感覚がある。そういう意味ではアライズは新生とも言える進

偶像を取り巻く光と闇を通して熱狂と憧れを知る。

またしても寝食を惜しむほどにハマったゲームに出会ってしまった。私がここ数日SNS含め表に出てこなかったのはそのせいだ。ロシアのデベロッパーGlitchが開発した「Idol Manager(アイドルマネージャー)」である。 これまで国内におけるアイドルプロデュースのゲームといえば、アイドルマスターを始めとした、いわゆる「アイドルを主軸に置いた育成シミュレーションゲーム」がメインだったように思う。あとはリズムゲームだろうか。 アイドルマネージャは、もちろんその要素もあるが、どち

結び重ねる物語

突然だが、運命の赤い糸で結ばれた二人、という話を全く聞かなくなった。そんなことを口にすることさえ気恥ずかしいと思う程度には歳を重ねてきたわけだが、最近、その言葉を視聴覚的に意識したゲームに出会った。それがバンダイナムコエンターテインメントが発売したゲーム『SCARLET NEXUS』である。 どうにも恋愛描写や最終的に結ばれる男女二人、という意識になりがちだが、ここで言う運命の赤い糸で結ばれるという定義としては、「たとえ遠く離れていたとしても、必ず二人は巡り合い、通じ合う」

私が無線イヤホンから有線イヤホンに変えた理由

外に出る機会が圧倒的に減った日常を迎えてから、もはや一年以上が経過している。GWという羽根の伸ばすには絶好の機会でさえも、外出を控えるべきという暗黙のプレッシャーを感じながら日々を生きている。 そんな中、私は最近Airpods proから有線イヤホン(Hi-Unitピエール中野モデル"有線ピヤホン2"こと「HSE-A2000PN」)に変えた。Airpods proはワイヤレスイヤホンという利便性と機動性を兼ね備え、Apple Watchと組み合わせればまるで魔法のような音楽

私が突然ゲーム実況を始めた理由。

何のことか知らない人からすれば「おいおいいきなりなんの話だい?」と思うだろう。ここ最近、Twitchでゲーム配信を始めている。あれほどMMORPGでも頑なにボイスチャットを否定してきた(そこは今でも変わらないのだが。)私が、である。ゆえに戸惑っている人も少なからずいるかもしれないし、いつか私が「あれ、なんでゲーム実況なんてやってるんだっけ」と迷う日が来るかもしれないと思ったので書き留めておくことにした。 結論から言うと、自分自身のゲームプレイから生じる感性の記録である。カッ

SNS時代をゆるりと生きていく方法。

最近ゲーム関連の感想ばかり書いていたな思ったので、ここでコラム的なものを一つ。これまでいろんな人が書いてきたであろう、ソーシャルネットワーキングサービスに関する自分の考え方について綴ってみたいと思う。 結論から言うと、SNS上で見たもの聞いたものを、あまり気にしすぎない方がいいということである。ただ、これだけ書くとあまりに冷たくて、孤独になっていく感じがするのでもう少し詳しく書いてみる。 まずここで改めてフォロー・フォロワーとか何かはっきりさせておきたい。 フォロー:特定

いのち芽吹く季節に寄せて

前回のnoteはまだ2020年だったということで、今回が2021年初のnoteということになる。それにしてもこの3ヶ月で自分の身の回りにはいろんな事があった。いくつか抜粋して、つらつらと書き綴ってみたいと思う。 1.PS5が届いた ダメもとで抽選していたわけだが、ありがたいことに当選し、久々に届くまでにドキドキした期間を過ごしたと思う。本当に当選したのか、なりすまし詐欺じゃないのか、など何度か疑ったほどだ。それほどに、手に入らないものの代名詞となりそうなゲーム機なのだが、そ

近況とか遊んでいるゲームの話。

Oculus quest2でビートセイバーをプレイする生活が始まり、早速腕の筋肉痛に襲われて身体の衰えを感じている年末。皆様いかがお過ごしでしょうか。 ここ数ヶ月、私はnoteから離れていた期間、FF14コミュニティの活性化に努めておりました。主にFF14のコミュニティ活動に関する内容の日記を1ヶ月間書き続け、大変多くのユーザの皆様に読んでいただくことができました。中には私の日記を読んでFC(フリーカンパニー。MMOでいうギルドのこと)に入ってきてくれた方もいて、継続して公

noteを書くことを辞めたわけではないが思い当たることならある。

そこまで赤裸々な内容はないが、一言でいうならば書くための源泉が失われつつある、といったところだろうか。人間が生きている以上、クリエイティブが止まることはないので、連日投稿が止まった理由は全て言い訳である。 私が創作小説を書かなくなったところにも影響しているが、創作には源泉が必要だ。精神性によるところが多いのだが、欲望であったり、欲求であったり。そういうものが枯れてしまうと創作は止まってしまう。 あとあるとすれば、ベクトルの変化だろう。これはおそらく個人的なものなので汎用的

日本サブカルに対する尊敬を通して襲来する新時代ゲームプレイの到来

ネット界隈で様々な話題を良い意味でも悪い意味でも展開されたゲーム。そうmiHoYoがあらゆるプラットフォームに向けてサービスインした原神である。周りの評価はさておき、何はともあれ試してみようかと言うことで、試してみたつもりだったが、現在すでに冒険者レベル26になっている。それがこのゲームに対する私のアンサーだと思ってもらって良いと思う。 Googleでパクリと検索したらこのゲームが引っかかるくらいに、原神は本当に日本の有名なタイトルのありとあらゆる要素が散りばめられている。

長きにわたる虫歯治療の完了と定期的なプラークコントロール。

かれこれ4ヶ月くらい掛けて通った虫歯治療が、ようやく完了を迎えた。 もはや自業自得としかいいようがない。今回で全ての虫歯を根絶するに至ったわけだが、その代償は決して小さくない。だいたいPS5を2台は買えてしまうのではないだろうか。給付金は全て歯の治療に消えました← これも全て、痛みがまったくないにも関わらず、しっかりと侵攻してしまっていたということである。痛みもなく素人目線では気づかないわけだから、そりゃあ定期的にプロの目でチェックしてもらうしかないのだ。 つまり歯科医院は治

変幻自在のコミュニケーションが最適解。

 私はカメレオンで行く。  というわけで、相対する人間は十人十色。置かれている状況も立場も人生ステージも異なる中、どのように人と接すればいいのか、なんていう答えは一見ありそうで無い。  何か一つのことを始めたばかりの初心者がいるとして、その後に現実を知って挫折して、なんとか立ち直りながらも実力を付けてゆき、気づけば一人前になっている、といったような4つのフェーズがあるなかで、メンタリングする手法も語りかける内容も違ってくる。相手の状況に合わせて自分のスタイルを変える。いわば

エッセンシャルワーカーの恩恵と虚無感

 何もする気が起きない。買い物に行く気力もない。そんなときにスマホ一つで美味しい食べ物を注文し、届けてくれる人たちがいる。緊急事態宣言の中、休業を余儀なくされた中で、人が生きていく上で絶対に必要とされる仕事を行う人たちのことを、エッセンシャルワーカーと呼んだ。  緊急事態宣言が明けても、出前館やUber Eatsなどのお食事お届けサービスは好調だ。在宅勤務でリモートワークをして、出勤・帰宅の時間がなくなって余暇があっても、買い物や食事を作る行為を全て外部発注する。とても便利